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20代の「キャリア創出型エージェント」を目指して。ツナグバ代表・仲村が考える、いま人材業界に求められるビジネスとは

プロフィール

仲村 正俊
代表取締役
大学卒業後、創業間もないインターネット広告代理店にてあらゆる業務を経験後、2023年12月IPOを果たしたマーソ株式会社にて創業メンバーとしてBizDevを経験。2014年スマホ修理店シルバーガレージを創業し2020年に6店舗を事業売却。2018年にVC BasePartnersから出資を受け、リユーススマホマーケットプレイス「SEKASUMA」を運営するセカスマ株式会社を立ち上げ。個人としてはデジタルマーケティング、インターネット関連の新規事業コンサルティングをAdobe株式会社など複数の企業にて行う。2021年株式会社ツナグバを森勇樹と創業し今に至る。

マーケットインで社会に求められる事業を

ー まず、これまでの経歴について教えてください。

学生時代はずっとサッカーに打ち込んでおり、大学在学中は町田ゼルビアで練習生も経験させていただきました。実家は父が葬儀会社の会長、兄が社長を務めるなど、自営業の家系で育ったため、小さい頃から起業については特別なモノではないと思っていました。

大学卒業後、ギャプライズ株式会社に入社しました。当時まだ20名程度のスタートアップだったということに加え、働き方改革という言葉もない時代だったので、かなりのハードワークをしましたね。入社後すぐ、立ち上げられたばかりのリスティング広告運用部門へ配属され、Google Ad、Yahoo!広告運用とディレクション、さらに営業も担当しました。

その後、2002年にマーソへ転職しました。マーソはもともと、三和システムというギャプライズと関連が深い会社の新規事業が元になっている会社です。マーソでは人間ドック・健診予約システムのMRSという、全国の人間ドックの予約サイトを企画し、同じくマーケティングと営業をおもに担当しました。リソースも限られている中で、高い目標に対して人的リソースをフル活用して、仲間と日々の目標達成の積み上げにより新規事業立ち上げをできたことが良い思い出です。

その後独立して、2014年に携帯修理店シルバーガレージ事業を開始し、最大で全国13店舗・年商2億円に到達しましたが、他のやりたい事業がでてきたために、事業売却を決断しました。その後、2018年にはVCから出資を受け、携帯修理店予約プラットフォーム「REPAIRMAN」を立ち上げ、2020年に事業拡大として中古スマホマーケットプレイス「SEKASUMA」を展開しました。

20代こそ、手厚いキャリア支援が必要

ー ツナグバ創業のきっかけはなんでしょうか?

ツナグバは20代のキャリア支援を行う会社ですが、20代の転職は皆さん肌感覚で感じている通り、より当たり前になってきています。2019年から2021年でフリーランスの割合は16.7%から22.8%に増えています(※1)し、新卒社員が転職サイトへ登録する数は12年前に比べ30倍に増えています(※2)。若手の転職市場はこれからも拡大していくと思いますし、新たに挑戦するビジネスとして、非常に魅力的でやりがいがあると思ったのが創業のきっかけの一つです。2021年に過去の取引先で友人の森さんと、新しく会社を立ち上げようと意気投合した際、こうした市場の動きと彼が持つ「対人の強み」が活きて今のツナグバにたどり着きました。

(※1)https://speakerdeck.com/lancers_pr/xin-huriransushi-tai-diao-cha-2021-2022nian-ban?slide=9(※2)https://www.businessinsider.jp/post-271393

ー これまでに経験していない人材業界での挑戦です。

起業家になって11年が経ち、「感謝される仕事、手触り感のある仕事をしたい」という思いが強くなってきたのも大きな理由です。

ツナグバが目指しているのは「キャリア創出型エージェント」です。すでに人材業界は大小さまざまな会社がありますが、若手ノンデスク市場を中心に、エージェントによる転職支援はこれまで手厚いとはいえず、フリーペーパーなどエージェントが介入しないサービスが多い傾向がありました。今後の日本において若手の働き手が少なくなってきている現状を踏まえても、私たちは20代こそしっかりキャリアアドバイザーが面談し、キャリアを共につくっていく必要性が高いと感じています。20代求職者は企業側と比較して情報非対称性が高く、キャリア形成について迷走しがちだと思います。また、企業側にとっては未経験人材を中心に面接の数回で判断せざるを得ないため、ポテンシャルはあるが要領を得てないために、双方ミスマッチを起こしていました。

求職者にはツナグバの特徴でもある「どこよりも求職者に深く関わるエージェント」として求職者の将来の夢やライフスタイルや性格などWhyに深く入り込むことでキャリアアドバイザーは転職先の業界、企業、企業側から求められる能力、面接官への伝え方など、What,Howについて正確な提案と改善ができています。そしてその中で互いに新たな視点で長期的なキャリアを描くことができるようになる傾向があります。結果的に法人からも求職者からも感謝される。社会を良くしているという手触り感もある。これが20代向けの人材事業を選んだ理由であり、ツナグバ創業の背景です。社会的に価値があり、人から感謝される仕事だと日々感じています。

仕事を通じて日本社会を変えていく

ー ツナグバの強みを教えてください。

ツナグバの一番の強みは「面談力」です。面談を通じて求職者のキャリアを創出していくという点は、すでにミドル・ハイキャリアを行っている人材紹介企業に対して、オペレーションも広告費用対効果も筋肉質にする必要があるため、市場があるのは分かっているけど他社からすれば参入障壁が高い特徴であると考えています。また、ツナグバは転職先の業界や職種を絞っていないので、エージェント一人一人が求職者に寄り添えてキャリアを共に考えられて、幅広い提案ができる点も求職者にとっては魅力的な特徴ですね。創業して3年が経ち、自社で各種データもたまってきて強固なオペレーションが構築できてきていることと、ビジネスモデルが社会貢献性が高く、現場現場で手触り感のある感謝をされるため、Well-Beingな職場だと思います。そういった背景もあり、一人一人がラーニングアニマルでレジリエントな強いチームになってきています。今後はさらにこうした強みを伸ばしていきたいと考えています。

ー 最後に、求める人材像を教えてください。

組織作りにおいては文化形成、とくにミッション・ビジョン・バリューを非常に重視しています。こうした内容に心から共感してくれる人とぜひ一緒に働きたいですね。

人材業界、ひいてはツナグバを志望していただく方の中には「面談スキルをあげたい」「20代に対して貢献したい」など、さまざまなモチベーションがあると思います。ツナグバは小さな会社で終わるつもりはありません。「日本における20代の若手人材」という非常に大事なリソースをどこに配置するかによって、日本の経済力、ひいては人々の幸福度合いを上げることができると信じています。こうした会社として目指す方向に共感していただけることも大切ですね。人が好きというだけでなく、数字に対するコミットも高いメンバーが多いので、それに追随できる方にぜひ入社してほしいと考えています。

スタートアップだと「休みが少ないのではないか」と懸念する人も多いと思いますが、ツナグバは暦通りで年末年始休業もありますし、育休休暇、産休休暇、まだ活用する人も少ないですが積極的に有給休暇取得を促しています。社内では「自由と責任」というキーワードを重視しており、マイクロマネジメントもしていません。成果を出すための行動をとれる人が活躍していますね。上長もメンバーごとに関わり方を変えており、適性を活かすための配置転換も行っています。

また、誠実に人事評価をしていることは胸を張って言える点です。上長がかなり細かくメンバーの成果を見て、短期間で大きく給与が上がる人もいます。会社としても平均賃金を上げていきたいと考えており、年間平均20%の昇給率を目指しています。今入社していただくと、会社も事業も成長途上のため次々にポジションが生まれており、挑戦しやすいタイミングだと思いますね。こうした機会に対して能動的に挑戦できる方が合っていると思います。人事制度を見て元リクルート子会社社長の顧問が、「この規模と創業まもないにも関わらずここまで精緻な人事制度があるのは見たことない」とびっくりしてくれました笑

またツナグバはバリューのひとつに「成果は正義」と掲げています。与えられたポジションで前向きに行動し、実績を積み重ねて成果を出していただければ、入社3ヶ月でリーダーを任せることもあります。カジュアル面談はもちろん、SNSのDMでも積極的に連絡してほしいですね。20代のキャリア支援を通して自分と会社を大きくし、社会を良くしたいという方にお会いできることを楽しみにしています。

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