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“アルサーガ依存症”人も環境もいいから止まらなくなる。一度独立したコンサルタントがアルサーガで働く理由

最短でスキルアップできる。「人をつくるアルサーガ。」連載第67回は、コンサルティング本部でマネージャーを務める岡本さんに話を伺います。

学生起業、新卒コンサル、スタートアップ経営幹部、独立など、20代で濃密なキャリアと経験を経て、岡本さんはアルサーガへ入社しました。今やプロジェクトはもちろん、上場(IPO)に向けた準備においても、なくてはならない1人です。岡本さん自身の経験から「将来独立を考えていたり、フリーランスで働きながらも何となく不安を抱えていたりするコンサルタントはアルサーガにジョインするのがよい」というコメントをいただいています。

今回は、岡本さんのこれまでのキャリアを振り返りながら、コンサルタントだからこその強みやこれからアルサーガで挑戦したいことについて語ってもらいました。コンサルとして独立し、順風満帆な生活を送っていた彼が、なぜアルサーガで働く道を選んだのかーーその想いにも切り込みます。


「この人とはやりたいことが同じだ」飲み会で感化されたビジネスパーソンとしての想い

――これまでの経歴を教えてください。

大学在学中からビジネスに関心があり、当時流行の兆しがあった民泊事業に個人で取り組んでいました。自身の事業以外にも、運営代行や事業立ち上げに向けたコンサルティングなども手がけていました。ビジネスそのものは順調で、最初はそのまま独立しようと考えていたぐらいです。しかし、中長期的にキャリアを俯瞰するなかで大企業でのビジネス経験やキャリアがこれからの自分をより強くすると考え、新卒での就職を決意しました。

大学卒業後、2018年に外資系総合ファームのアクセンチュアへ新卒入社し、主に製薬や自動車業界のプロジェクトを担当しました。その後、チャットボットの開発を行うSaaS系のスタートアップに経営幹部として転職し、経営企画全般を担いました。シード期の企業だったこともあり、入社してみると想像よりも組織がまとまっておらず……そのため、組織および戦略の立て直しから着手しました。その状態から事業戦略をリードしつつ、シリーズAの資金調達までを完了させます。在籍期間としては1年間足らずでしたが、毎日が非常に濃かったです。

その後独立し、会社を設立しました。主な事業は、民泊事業とコンサルティング事業の2つです。民泊事業では、学生時代に得た業界知見を活かし、物件選定や立ち上げ支援、運営代行を行いました。コンサルティング事業では、コンサルや経営幹部としての経験を活かし、プロジェクト推進支援を行いました。

――学生起業家として自身のビジネスで実績を残していたにも関わらず、なぜ新卒で就職しようと思ったのですか?

当時お世話になっていた投資家から「一度は就職してみたら?」とアドバイスを受けたことが大きかったです。その投資家が会社員としての顔を持っていたことにも背中を押されました。アクセンチュアへの入社を決めたのは、アドバイスをくれたその投資家が同じくコンサルティング業界の出身だったからです。実際にコンサルタントとして働くことで、専門知識からビジネススキルまで、いろいろな能力が身に付きました。

――さまざまなキャリアを経て、なぜ今アルサーガを選ばれたのでしょうか?その理由を教えてください。

きっかけは、執行役員の新實(にいのみ)さんとの出会いです。前職から独立し、経営も安定してきたころにアクセンチュアの先輩に飲み会に誘われ、新實さんを紹介されました。品川で飲んでいたのですが、気がついたら7〜8時間が経過してて(笑)。これだけ飲んでいると記憶は怪しいですが、新實さんから上場準備を進めている話やIPOに向けた想いを聞くなかで、感覚的にではありますが、「この人とはやりたいことが同じだ」と思ったのは覚えています。飲み会の終盤には新實さんからオファーを受け、僕もアルサーガに興味があったのでその場で快諾しました。

――具体的に入社の決め手となったことは何でしょうか?

大きく3つあります。1つ目は、人が良いと感じたからです。僕は仕事を進める上で、誰と働くかを大事にしています。誤解を恐れずにいうと、コンサルタントとして働く上で、業務として行うことの大枠はどの会社も変わらないと僕は考えているからです。だからこそ、モチベーションに影響を与えるのは「人」です。新實さんとの会話から「アルサーガには優秀な人が多く、人の良い方が集まっている」と感じました。

2つ目は、コンサルタントとして改めてスキルアップしたいと考えていたからです。新卒コンサル・経営幹部・独立と経験を積んだ上で、改めてコンサルスキルを強化することにより、ビジネスパーソンとして強くなりたいと考えました。アルサーガには大手ファームにはない成長環境があることが魅力的でした。

3つ目は、上場に向けてのプロセスを経験できるからです。直前に在籍した企業でシード期を経験したので、それ以降のフェーズを経験したいと考えました。上場直前期のアルサーガであればそのプロセス、及び、上場後の景色を見ることができると考えました。


スキルを保険に、コンサルはどんな環境でも生きられる

――新卒からコンサルというキャリアを選択したことで、今、ご自身が感じているメリットを教えてください。

コンサルスキルそのものが保険になることです。万が一事業が上手くいかなかったとしても、ファームへ再就職したり、フリーランスとして稼ぐことも可能です。実際、コロナ禍で民泊事業が縮小したときには、コンサルタントとして収入を得ることができました。

加えて、コンサルの業務を通して培われる、ロジカルシンキング、仮説思考は、今後のコンサル以外の事業をする上で非常に役立つポータブルスキルとして自身の財産になることを実感しています。

――ここからはプライベートについて聞かせてください。同僚の皆さんに岡本さんのことをお伺いすると「仕事面では何でもできて弱点はないように見えるが、実はビリヤードがめっちゃ弱い(笑)」とのお話を聞きました。本当ですか?

どちらかというと、ダーツの方が下手ですね(笑)。僕が苦手なことは、カラオケです。歌うこと自体は好きなのですが、いかんせん喉が弱いもので…。熱唱すると2〜3日は声が出なくなってしまうので、極力行かないようにしています。

あと、料理も苦手です。実は1〜2品目しか作れません。妻に卵焼きを作ったときには、卵よりも塩胡椒の味が強く、「あんまり言いたくないけど、これは美味しくないよ」と言われてしまって。普段から優しい妻がハッキリ言うぐらいなのでよほどの出来だったのは言うまでもありませんし、焼く方も言わずもがな失敗しました(苦笑)。

――奥さんのお話がでてきたのでお伺いしたいのですが、「仕事ではキリッとした振る舞いをしていますが、ご家庭では超愛妻家」という話も聞きました。ぜひ、夫婦円満の秘訣を教えてください。

基本的に家庭では議論をしないようにしています。正しいかどうかよりも、妻がどう思うかの方が大事だからです。

――家庭では普段のコンサル業務のような、理詰めでのやり取りはしないのですか?

しませんよ(笑)。それに妻と議論をしても負けてしまうと思っていますから。何より家庭においては妻の方が上です。妻が育児・家事含め、家族全体をサポートしてくれるから、僕は仕事に打ち込むことができます。献身的な妻には、感謝しかありません。


上場の一端を担いたい。今後はプロジェクトと並行し、IPOの準備も進めていく

――アルサーガが掲げるビジョン・ミッションをどのような場面で実践していますか?

アルサーガはミッションとして「相互成長する」を掲げていますが、僕は一緒に仕事をする相手を信頼し、任せることを意識しています。一定の裁量をメンバーに与えることで相互成長を促すのが狙いです。クリティカルな部分は指摘しますが、基本的に方向性が間違ってなければ、お客様とメンバーで進めてもらいます。こうした取り組みができるのは、アルサーガとクライアントとの信頼関係が築けているのも大きいです。

また、知らない知識などは周囲に聞くようにしています。もちろん自分でも調べますが、質問を投げかけることは、結果的に答える人の成長につながるからです。知識の取りまとめにもなるので、できる範囲で尋ねています。

――今後、アルサーガで挑戦したいことを教えてください。

上場活動の一員となり、その一端を担いたいです。入社理由でも触れましたが、僕は上場に立ち会いたい気持ちが強くあります。今後はプロジェクト業務に携わりつつも、シリーズCに向けた資金調達や経営企画にも少しずつリソースを割く予定です。その一環として、CVCの開拓や投資家側の意見収集などを行いつつ、アルサーガとシナジーが発揮できる出資元を探す予定でいます。今は、シリーズCに向けて自身がどのような貢献ができるかを考えつつ、勉強を進めている最中です。

――最後に、アルサーガへ入社を考える人にメッセージをお願いします。

コンサルタントとして独立したほうが短期的には稼げると思いますが、人生100年時代を生き抜くにおいて、若いうちに自力を蓄えるのは重要なことだとも考えています。

独立すると基本的に最初は1人です。成長のためのフィードバックを提供してくれる人はおらず、壁打ちもすることができないため、成長スピードは鈍化します。

フリーランスで働いていると、自分がやりたい仕事ができ、自分のタイミングを選んで働けるという良さがあると思いますが、それはアルサーガでも得られました。働き方と仕事を取りに行くという自由度に加え、アドバイザーもいる環境で働くことで今以上に自身の能力を高められるはずです。

――ありがとうございました!

(取材・編集=広報室 宮崎、文=スギモトアイ)


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