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「自分の知っている範囲で仕事する限り成長はない。」常識にとらわれないマーケターのストーリー

挑戦の連続が成長を紡ぐ––。「人をつくるアルサーガ。」連載第72回は、アルサーガの熊本拠点“フロンティアビジョンスタジオ(以下、FV)”のマーケティング部から、増井さんの登場です。

増井さんは名門大学を中退し、そのままファミリーレストランの店長を複数店舗で経験しました。その後、店長時代に得た経営の知識を活かして現在FVでマーケターとして大活躍しています。FVで一番生産性が高く、マルチプレイヤーとして評価されている増井さん。そんな増井さんの成長の秘訣は「知らないことでもとにかく挑戦すること」だそうです。

そんな増井さんに、これまでの経緯やどのようにしてFVに入社したか、FVとマーケティングの魅力について聞きました。


ファミレスの店長からマーケターに転身

ーーまず、これまでの経歴を教えてください。

高校まで熊本で育ち、大学から福岡に行きました。高校3年生の夏休みまで成績が悪くて、約400人いる学年で380番くらいの順位だったんです(笑)。そこから猛勉強して学年8位になるまで努力をして入った国立大学を中退し、そのままバイトをしていたファミリーレストランで働き始めました。

福岡で4店舗ほど店長を経験をし、業績を認められ東京の赤坂にある店舗で立ち上げ店長も経験しました。店長としての経験は面白いものでしたが、飲食業の人手不足に限界を感じるようになり退職し、FVに入社しました。

ーー大学中退からのファミリーレストランでの店長という経験は、なかなか珍しいものと思いますが、そこからどのようにしてマーケティングの世界に入ったのでしょうか。

アルサーガやFVという会社は正直知りませんでした。転職をしようと思いエージェント会社に登録した中で、めちゃくちゃふざけて書いた履歴書をみてスカウトをくれたのがアルサーガだったんです。ふざけたと言ってもこれこそが自分のありのままなので、「これでエントリーさせてくれる会社があったら絶対に行く」と思っていたら実際にスカウトがきて驚きました(笑)。

一次面接を対応してくれたのが現マーケティング部部長の中村さんで、中村さんも以前携帯キャリアショップの店長をしていたので、店長あるあるで盛り上がりました(笑)。その後に面接をしたFV代表の直登さんもすでに入社が決まっているかのような具体的な仕事の話をしてくれて、入社の決意が固まりました。

当時はマーケティング知識は持っていなかったのですが、店長を経験したことで経営の知識があり、それが活かせそうだと思いました。正直マーケティング知識に関してはまだないです。もっと勉強しなければいけないことがたくさんあります。

ーーFVのマーケティング部の皆さんは全員そう言いますよね。なんでそんなに謙虚なんですか?

謙虚ではないです(笑)。ただ、中村部長が主催するドラゴン塾というマーケティング勉強会に参加している人は、「もっと勉強するぞ」という気概を持っている人が多いですね。

会議をする増井さんとマーケティング部長の中村さん


新しい技術が湯水のように溢れ出る、マーケティングの魅力

ーー様々な経験をしてきた増井さんですが、マーケティングのどのようなところに魅力を感じていますか?

どんどん新しい技術や知識が出てくるので、それをいかにうまく使いこなせるかを考えるのが楽しいです。

もちろん先人が築いてきたマーケティングの定石のようなものもありますが、それは他の人がやってくれればいいんです。私は新しい知識を吸収して考えながら仕事をすることに楽しみを覚えています

ーー「増井さんはFVで一番生産性が高く、マーケティング領域はなんでもできる」と言われていますが、勉強法などで何か工夫している点はありますか?

勉強というより、実践が一番だと思ってどんどん挑戦しています。あまり詳しくない仕事を担当する時でも、よく知らないからと躊躇するのではなく、まずは自分でどこまでやれるかを追求しています。

そうして分からないことでもその都度調べながら挑戦していくうちに、知識やできることがだんだんと広がっていき、お客様に提供できる価値も増えたように思います。

もちろんお客様に迷惑はかけない程度に、知らないことでもまずやってみることが大切だと思っています。自分の知っている範囲で仕事をしていたら、一生そこから出られないので。特にマーケティングのような、新しい技術が生まれ続ける業種は、その気概をなくしては成長が難しいかもしれません。


平和主義だが理想に挑戦するマーケティング部

ーーFVのマーケティング部はどのような部署ですか?

お客様の要望に沿った形でマーケティングを実施することで、お客様の売り上げを改善する仕組みを作る仕事をしています。基本的にはクライアントワークがメインです。

FVだと、マーケティング部だけで行う仕事はあまり多くありません。エンジニアがHPを制作し、そのHPをうまく運用するためにマーケティング部が介入する、という流れが多いので、他の部署と連携して動くことが多いです。

HPを作る技術部や全体のディレクションを行う企画部はもちろん、最近はSNSを活用することが増えたので、デザイナーとの連携も重要になってきたように思います。どの部署とも連携して仕事をするのがFVのマーケティング部です。

ーーFVやマーケティング部の魅力を教えてください。

魅力はいろいろとありますが、ビジネス開発部長も言っていたように、結局「変態が多い」に落ち着きますね(笑)。仲はとてもよく、善良な心を持った変態がたくさんいます。それぞれの個性が強くて、みんながみんな得意領域を持ってそれを活かしながら仕事をしています。

他には、中途入社の方が多いという点があります。特にマーケティング部には現在新卒が一人しかいません。技量が高いのはもちろんですが、他社を知っているからこそ「こうすればもっと良くなる」という感覚を持っている人が多いのは魅力になります。今のFVには、そういった猛者が多くて、FV全体に改革を起こしてくれています!今後、マーケティング部としてより成長した段階で、新卒や未経験の中途の方にも活躍していける部署にしていきたいですね。

ーーFV採用サイトのQ&Aは全部増井さんが書いたと聞きました!とてもユニークですよね。

そうですね(笑)。体育会系のQ&Aとかは周囲からも評判がよかったです。ちなみに本当に体育会系ではありません(笑)。

本当に、駐車場が少し遠くて暗いことくらいしか懸念事項はないんです。

ーーどんな人がFVに合っていると思いますか?

平和主義で、成長したいという気持ちを強く持っている人だと思います。

FVはここ1〜2年で30〜40人ほど従業員が増えていて、急成長しているのですが、派閥がなく平和が好きな人たちが集まっています。切磋琢磨しながらも周りを大切にできる、みんな長所が違うので個人を尊重できる、そんな人が合っていると思います。

FVの採用サイトにも平和主義と書かれていました

二点目の「成長したい気持ちを強く持っている人」については、現在FVおよびアルサーガは上場を目指しているので、やはり上昇志向を持っている人や、常に挑戦し続けたいという気持ちを持っている人は大切にされます。

他の人と同じことだけをやっていたら、それなりの成長しか得られません。他人をも巻き込んで成長できるような人がベストだと思っています。

FVのビジョンとして「理想に挑戦するクリエイターのための日本一の楽園をつくる」というものがあります。また、クレドの中身の「常にバージョンアップしつづけよう」というものもあります。これらは評価にも関わってきますし、FVに新しく入社する人にも大切にしてほしいなと思っています。

ーーこれからFVに入る人に対してメッセージをお願いします!

FVには上下関係がありません。世の中は常に変わり続けているので、新しく入社した人も前からいる人も今を生きている点では皆同じです。どんな年齢の人でも、令和という時代はまだみんな5年しか生きていないんです。みんな5年しか生きていないんです。(大事なことだから2回言いました。)スタートラインは一緒です。

だから気兼ねなく挑戦してください!待ってます!

――ありがとうございました!

(取材・文・編集=広報室 渡邉)

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