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事業づくりは、仲間づくり。Visionalが「新卒採用」に懸ける想い。

Visionalが大切にしているバリューの一つ「事業づくりは、仲間づくり」。その「仲間づくり」の取り組みの一つとして、私たちは、創業から4年後の2013年から「新卒採用」に注力し続けています。

現在は、ビジネス職の採用において「ROOTS」というプロジェクトを展開しており、人財採用部の採用担当者と各事業部の仲間が一丸となり、学生の皆さんと向き合い続けています。

今回は、人事本部 人財採用部の部長を務める今村慎太郎さんに、Visionalが新卒採用に懸ける想いについて話を聞きました。

※このストーリーは、2020年12月24日に、企業ブログ「ALL VISIONAL」で公開した記事を転載したものです。

※このストーリーの写真の撮影は、ソーシャルディスタンスを保ちながら行いました。


プロフィール

今村 慎太郎/Imamura Shintarou
2012年、大手人材サービス企業へ入社。人材紹介サービス業に従事し、企業の採用支援に携わる。2013年、株式会社ビズリーチへ入社。ダイレクトリクルーティングの啓発および導入・実践の支援に取り組み、全社表彰を複数回受賞。ビズリーチ事業にて営業部長を歴任した後、2019年8月に人財採用部へ異動。2020年8月より、人財採用部の部長を務める。



未来のために、社員が一丸となって「仲間づくり」に取り組む。

──はじめに、Visionalが新卒採用に注力している理由について教えてください。

新卒採用の話を始める前に、原理原則からお話しさせてください。企業活動の全ては「事業を継続的に成長させることで、世の中に価値を提供し続ける」ことを目的としています。新卒採用も例外ではなく、私たちが新卒採用に注力する理由は、新卒として新しく迎える仲間たちが事業の継続的な成長を牽引する存在であると確信しているからに他なりません。

このように確信できるのは、私たちが、変化・成長可能性が高い人財を仲間として迎え入れることができているという自負があるからです。新しく入社した仲間が、Visionalの環境を活用して自らの可能性を最大化することで、自らが提供する価値を大きくしていき、結果として数年後には会社や事業を牽引する存在になっているのです。

私たちは、新卒として新しく迎え入れる方々の「可能性」を信じているからこそ、会社の未来のさらなる変化のために、新卒採用に注力し続けています。

──ビジネス職の新卒採用においては、各事業部の仲間と一緒に「ROOTS」というプロジェクトを進めていますね。このプロジェクトについて説明をお願いします。

これまでは新卒採用は、人財採用部の採用担当者が、選考~入社まで学生の皆さんに伴走していましたが、「ROOTS」では、その役割を各事業部の仲間が担っています。採用担当者だけではなく、各事業部の仲間が学生一人一人に対する専任リクルーターとして新卒採用に協力してくれており、これは一つのVisionalらしさだと思っています。

Visionalには「事業づくりは、仲間づくり」というバリューがありますが、まさに「ROOTS」は、このバリューを体現する取り組みの一つです。全社をあげて、会社の未来をつくっていると言えます。

社員全員が仲間づくりに協力的である理由の一つとして、創業時に人財採用の領域から事業をスタートさせていることも大きいと思っています。現在、株式会社ビズリーチは、「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」というミッションを掲げていますが、新卒として入社してくださる方々は、まさにその「可能性」に満ち溢れています。

そして、その「可能性」を一人一人の仲間が信じているからこそ、「ROOTS」をはじめとする仲間づくりの取り組みに、各事業部の仲間が積極的に関わってくれているのだと思います。

ちなみに、「ROOTS」というプロジェクト名は、「根っこ」に由来しています。社会に出るうえで、一人一人の学生の皆さんにとっての「根源」である強い想いを大切にして欲しい。そして、自らが決めて選んだ会社に堂々と「根」を張り、多くの学びを吸収することで強くしなやかな幹をつくり、大きな花を咲かせて欲しい。この「ROOTS」という名前は、私たちが新卒採用に託す願いを表しているのです。

──各事業部の仲間は、どのような形でこのプロジェクトに取り組んでいるのでしょうか?

本業があることは大前提ですが、多くの時間をかけて一人一人の学生の方と向き合っています。採用活動はつまるところ、人と人のコミュニケーションであり、そこに決まった型やフローはないと私たちは考えています。一人一人の学生の方にとって、選考のフェーズや、悩んでいる観点は全く異なるので、どれだけの時間をどのように使うか、それぞれのプロジェクトメンバーに委ねています。だからこそ、「ROOTS」に携わる仲間たちにはとても難しい役割を担ってもらっていると思っています。

たくさんの時間をかけて学生の方に向き合っているからこそ、「この人と一緒に働きたい」という強い想いが自然とこみ上げてきますし、内定が出た時には一緒に泣いて喜ぶ姿を目にすることもあります。昨年、ある学生の方が、「選考を受けた会社の中で、最も誠実に向き合ってくれたのがVisionalだった」と言ってくださりました。そうした言葉をいただけたことで、私たちは「ROOTS」の取り組みがもたらす価値について再認識することができました。

──学生の皆さんにとって、「ROOTS」のメリットとはどのようなものなのでしょうか?

学生の皆さんにとっての就職活動を、「自分を理解すること」「会社を理解すること」「自分が実現したいことを、その会社で実現できるか確かめること」と整理した時、自分のことは理解できていても、会社についての情報を正しく得ることは難しいと考える人は多いと思います。

情報が非対称的であるが故に構造上仕方がないことですが、私たちは、学生の皆さんが自らが納得した意思決定をすることにこだわりたいですし、入社した後に気持ちよくスタートを切ってもらうためにも、会社について予め最大限に伝えたいと思っています。

「ROOTS」を通して、学生の皆さんが各部門で働く仲間と時間を重ねながら何度も対話を重ねることにより、Visionalという会社の解像度が上がっていき、よりリアルな会社の実像を捉えてもらえると考えています。学生の皆さんにとって人生における大事な岐路だからこそ、私たちは、新卒採用を企業目線の一方的なものにはしたくありません。「学生」と「企業」がフラットに対話することを大切にしており、私たちも本音で向き合うので、学生の皆さんも、ぜひ飾らず、等身大の姿で向き合って欲しいですね。

また、入社前の時点で、既に関係性が深まった先輩社員が複数いることで、入社後、何かあった際に気軽に相談できますし、部署や事業部を越えたコミュニケーションも円滑になると思っています。この「ROOTS」によって育まれた関係性が、新卒で入社してくださる方々の早期活躍につながることを期待しています。



あなたのミッションを、Visionalという舞台で実現して欲しい。

──実際に、Visionalで活躍している新卒入社の仲間の共通点について教えてください。

共通しているのは、まさにVisionalのバリューにもあるように、「変わり続けるために、学び続ける」姿勢です。一言で「変化」「変わる」と言っても、実際にそれはとても難しくタフなことであると、私自身も感じています。

しかし逆にいえば、「変わり続けるために、学び続ける」姿勢があれば、たとえ挫折したり失敗したりしても、時代の変化を追い風にしながら、どのような環境でも活躍できる人へと成長できると私たちは信じています。

もちろん、「変わらない」「変わりたくない」という選択肢や思いもあるかもしれませんが、そうした考え方や姿勢は、私たちの会社には合いません。なぜならVisionalは、時代の変化に合わせて、いつまでも変わり続けたいという「願い」を持った会社だからです。だからこそ、そこで働く私たち自身も、「変わり続けたい」という意志を持ちながら行動し続けられる人でありたいと思っています。

──「変わり続けること」は、Visionalで働くうえで何よりも重要な要素であるということですよね。

はい。ただ、そこまで難しく考えていただく必要もないと思っています。例えば、小さなコンプレックスであったり、些細な失敗であったり、変わりたいと思う起点は何でもかまいません。大切なのは、誰かに言われたから変わるのではなく、自らの意思をもって「変化」する姿勢を持てるかどうか、です。

繰り返しになりますが、変わることは、とても大変でエネルギーを要します。しかし、実際にVisionalで活躍している仲間は、共通して、自らの変化やその過程を楽しんでいます。世の中や会社が刻一刻と変わっていくなかで、このような変化に対するポジティブなマインドは、とても大事だと思っています。

──新卒採用において、重視していることについて教えてください。

第一に、Visionalが掲げるグループミッション「新しい可能性を、次々と。」へ共感してくださる方と一緒に働きたいと思っています。

もしかしたら、このミッションに対して全く共感できないと思う方は少ないかもしれません。もっと言うと、この「新しい可能性を、次々と。」というミッションに、自らが実現したい想いが内包されているのではないかと錯覚してしまうことすらあるかもしれません。しかし私たちは、そこで思考を止めて欲しくないと考えています。

あくまでも自分のミッションを持っていて欲しい。そして、そのミッションを実現する舞台として、Visionalという環境を選んでくれたら嬉しいです。
もしかしたら、自分のミッションと言われても、現時点でそれほどまでに強い想いや覚悟を持っていない、という方もいるかもしれませんが、きっちりしたものでなくてもいいのです。

ただ、誰かが掲げた借りものの言葉を語るのではなく、粗くてもいいので、等身大の自分の言葉をぶつけて欲しいのです。そのエネルギーが大きければ大きいほどに、僕たちはその「可能性」に賭けてみたいと思うのです。

入社後、思ってもいなかった壁に何度もぶつかるかもしれません。そうした時ほど、隣の芝は青く見えるものですが、その時に、「会社のミッションのため」でなくて、「自分のミッションのため」に入社を決意した人は、きっとどんな壁も乗り越えていくことができるはずです。だからこそ、いつでも立ち返ることができるミッションを持つ人は、きっと逞しい人へと変化していくと信じています。



Visionalが大切にしている5つのバリュー

──その他に、新卒採用において重視していることについて教えてください。

グループミッションに加えて、もう一つの大切なポイントが、Visional Wayに示された5つのバリューへの共感です。

私は、本来的には、一人一人の学生の方を「優秀」か「優秀でない」かについて、相対的に評価することはできないと思っています。しかしあえて評価の物差しを置くならば、その会社独自の環境・カルチャーを活かして活躍できる人は、その会社における「優秀」な人である、ということは言えます。だからこそ私たちは、Visionalで活躍する可能性の有無やその大小を見定める要件として、バリューを用いています。

これまでの話のなかでは、「変わり続けるために、学び続ける」「事業づくりは、仲間づくり」という2つのバリューについて触れてきましたが、ここではそれらを含めた5つのバリューを紹介します。

●価値あることを、正しくやろう

一度きりの人生、せっかく何かに取り組むなら、
誰にでも胸を張って伝えられる仕事をしよう。
お客様、株主、社内外の仲間、家族、そして自分。
関わるすべての人が幸せになる事業を創る。
この思いを常に忘れず、
これからも道の真ん中を堂々と突き進もう。


●変わり続けるために、学び続ける

変化し続ける時代で、何かを変えたいと思うのなら、
自分自身が一番変わっていこう。
学びは変わることを後押ししてくれる。
変わり続けることは難しく、時に苦しいけれど、
あなたの視野と可能性を広げ、
結果として人生の幸せへとつながっていく。


●お客様の本質的課題解決

ユーザーという言葉も含め、
一人一人が有機的な心を持つ「お客様」であると定義し、
お客様の体験を常に想像しながら、
本質的な課題を引き出し、抜本的に解決しよう。
それこそが期待以上の成果や品質、
ひいては私たちが受け取る対価となるのだから。


●その行動で、ブレイクスルー

誰かの主体性に頼ることなく、
自らが事業やサービスのオーナーシップを持って考え、
発言し、行動していこう。そうすれば 、
短期的な成果のために長期的な価値を犠牲にすることもない。
いま自分にできることを考え、
最初の一歩を踏み出し、一人一人がブレイクスルーしていこう。


●事業づくりは、仲間づくり

事業づくりにおいて、
一人の力で成し遂げられることには限界がある。
だからこそ、志を遠慮なく発信し、仲間を見つけ、
どんどん巻き込んでいくことによって、
想像もできないほどの大きな推進力を生み出そう。
そして、最高の仲間と歴史を創ろう。


これらのバリューに共感し、これまでの生い立ちや日々の行動の中で体現してきたと思われる方、そして先ほどお話しした、自分のミッションをVisionalという舞台で実現したい方、そうした方たちとお話しできる機会を楽しみにしています。


新しい世代の仲間たちに、新しいVisionalをつくって欲しい。

──Visionalへ新卒入社する方に、3年後、5年後、もしくは、10年後にどのように活躍していて欲しいと考えていますか?

面談や面接でも伝えているのですが、みなさんの世代ならではのVisionalをつくっていって欲しいと思っています。

これまでのVisionalをつくってきた人たちが過ごしてきた時代背景や環境と、これから入社してくださる方たちが過ごしてきたそれらはきっと違うはずです。だからこそ、新しい世代の方たちが見つけられる課題や感じる違和感があるはず。そうした課題を見い出し、新しい可能性(ビジョン)に変えていくことこそが、みなさんの世代に託したい役割の一つだと思っています。

10年前、今のVisionalの姿を想像できた人はいませんでした。みなさんの世代がつくりあげるVisionalはどんな姿なのでしょう。いつの時代においても、きっと世の中には、新しい可能性で溢れています。だからこそ、そうした想像もできない未来を心から楽しんで欲しいと思っています。

──本日は、ありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました。私たちの想いが、学生の皆さんに届いたら嬉しいです。


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