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Cascade Corporationの経営方針について【CEOインタビュー】

カスケード(ジャパン)リミテッドの親会社であるCascade Corporation(以下、カスケード社)は、1943 年にアメリカのオレゴン州ポートランドに総資本 7,500 ドルを投じて、従業員わずか 4 人の小さな機械工場として設立されました。1948年に油圧シリンダーの設計・製造を開始し、1950年代からは現在のビジネスモデルの中心である油圧アタッチメントの設計・製造・販売を開始しました。現在では世界各地に3000人以上の従業員を抱える、グローバルカンパニーに成長しています。

今回は2019年からカスケード社のCEOを務めている、Davide Roncari氏のインタビューをお届けします!

ーー カスケード社の経営方針について教えてください。

私が大切にしているのは一番に社員、第二に顧客、第三に株主です。私は、社員に会社や自分の仕事に満足してもらうことが、顧客満足度の向上につながると信じています。そのため、社員に良い仕事をしてもらえる環境づくりを心掛けています。
カスケード社では各社員が自由にアイデアを提案し、自分の仕事内容について自分で意思決定することができます。また、仕事がうまくいっている時もそうでない時も、社員が団結して支えあっています。これは創業時からの弊社の文化です。そういった弊社の文化や就業環境に満足してくれている社員が多く、50年以上も長く働き続けている社員もいます。私の仕事は、この文化を守り続けていくことだと考えています。


ーー 2012年にカスケード社は豊田自動織機(TICO)に買収されています。どういった目的だったのでしょうか?またどんな影響を受けましたか?

財務体質の良い企業に買収されることで、顧客に財務上の不安を感じさせないようにすることが目的でした。我々はTICOのグループ企業となりましたが、TICOの組織内の、ToyotaMaterialHandling(フォークリフト及び関連製品の製造会社)の傘下に入ったのではなく、既存組織と並列の独立した会社ですので、社内組織への影響は一切なく、独自の事業展開を続けています。

ーー グローバル企業であるカスケードグループにおいて、弊社カスケード(ジャパン)リミテッドはどのような役割を担っていますか?

カスケード社の日本代表として、優れた製品やサービスを日本のお客様に届けることです。日本には設計エンジニアがいるので、ただカスケード社の製品を販売するだけでなく、自分たちで日本のお客様のご要望に応じた製品をつくることができます。またグローバルカンパニーの一員として、他の海外拠点と同じERPシステムや設計システムを使って情報を共有することで、設計・製造・サービスのあらゆる場面で連携し協力し合っています。これからも成長を続け、自動搬送や電動化といった新しい技術を日本のマーケットに投入していってほしいと思っています。

ーーー最後に、応募者の方へ、メッセージをお願いします。

カスケード社の自慢は就業環境です。挑戦する機会があり、フレンドリーに、カジュアルに働ける環境があります。カスケードグループの一員になって、一緒に会社を発展させていきましょう!


いかがでしたでしょうか?私自身、今回はインタビューの内容以外にもDavideとかなりざっくばらんに色々なことを話しましたが、想像以上に気さくなCEOでびっくりしました。それとともに、カスケード社の文化や我々のようなグローバルの仲間を大事に思ってくれていることを知れて、非常に有意義なインタビューとなりました。

少しでも弊社の仕事に興味を持っていただけましたら、これからどんなことをしてみたいか、弊社でどんな仕事ができるのか、まずはお話してみませんか? 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください。 お待ちしております!

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