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【採用に携わる方へ】求職者さまから選ばれる会社になるための「面談・面接の心構え」をまとめました!

今回は、「面談・面接の心構え」について面談前の事前準備から実際の面接時間の使い方までざっくり二部構成でまとめてみました。難しいノウハウはなく、少し意識するだけ、今日から取り入れられることばかりです!少しでも参考になれば嬉しいです。


改めまして、アトモニの野中千晴です。アトモニではカスタマーサクセスとして企業様の採用のご支援に携わっております。

自己紹介
・エージェントでのキャリアアドバイザー 6年
・企業側の採用ご支援 2年半
・2021年にキャリアコンサルタントの資格を取得
・その人のらしさ、その企業らしさを大切に!がモットーです

それでは、本編に入ります♪

この記事で一番伝えたいこと 

面談・面接は、会社が働く人を選ぶと同時に、働き手が会社を選ぶ機会でもあります。
企業は候補者さまを選考しますが、候補者さまも企業の対応や姿勢を見ています。
「面談」「面接」とはその時間だけではなく、応募があった際の対応、それ以前の応募に繋がるまでの求人票作成からすでに ” 面接 ” は始まっているのです!


|面談・面接前の準備について

1:会社も「身だしなみ」が大事!

自社の等身大の様子がわかる「採用サイト」「求人票」を準備しましょう。
とくに写真は重要!自社の雰囲気にあった写真、普段の様子がわかる写真を準備しましょう。

・社長の写真が載っているか
 中小企業の強みは、経営者との距離が近いこと。
 社長こそが採用の広告塔です。

・一緒に働く従業員の写真が載っているか


(参考)アトモニHP


2:限られた時間の中で生産性高く採用活動を進めていきましょう

あると便利!作って損ナシ!
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残念ながら、自分たちが思っている以上に求職者さまは自分たち(企業)のことを知りません。
自社のことを知らない求職者さま目線に立って " 読み手が知りたい情報 " を載せましょう。

メリット ⇒ ⇒ ⇒

  • 面談や面接前に事前情報として候補者さまに共有しておくことで、限られた面談・面接時間が企業、候補者さま双方にとってより有意義な場にすることが出来ます。
  • 求職者さまが調べたら確認できる状態をつくることで企業側も求職者さま側もお互いのタイパが良くなる可能性があります。
  • ミスマッチを減らせすことにもつながります。
    福利厚生や給与制度、働き方についてなど面接で直接聞きづらい内容をあえて記載することで安心感を与えたり、会社のビジョンや行動指針をテキストではっきりと表現することで「自分に合う会社か」求職者さまに自分でチェックしてもらうこともできます。

(番外編)エージェントにも積極的に情報展開しましょう
エージェントの皆さんは多数の求人を抱えています。他社と比較して何が魅力ポイントなのか、エージェントに自社の理解を深めてもらうことで、候補者さまへの訴求力を高めてもらう努力が必要です。



|面談・面接時の心構え

1:「見極め」だけではなく「相互理解」のスタンスで対応しましょう

面接には「見極め」と「魅力づけ」の2つの要素(目的)があります。

見極め:
人柄・価値観がマッチしているか、スキルや経験(業務姿勢)がマッチしているかを確認をすること。

魅力づけ:
候補者さまに「この会社がいい」と思ってもらえるように、候補者さまの選社軸に合わせて会社のビジョンや働き方、福利厚生などの情報を積極的に提供していくこと。


面接ではなくカジュアル面談から始めることも!

面談:
お互いの自己紹介や会社紹介を行いながらざっくばらんに話をすること。
候補者さまを見極めるより、自社のことを積極的に知ってもらう場になります。

面接:
見極め要素が強くなるが、カジュアル面談同様に相互理解のスタンスが大切です。

カジュアル面談・面接に共通して、話しやすい雰囲気づくりが重要です!
服装については、スーツではなく、ノーネクタイ、カジュアルな格好でもOKです。
候補者さまから自社がどう思われたいのか考えてみましょう!


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<面談の流れ>

(1)アイスブレーク(雰囲気づくり) 
   話しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
 ↓
(2)本日の面談の期待値調整
   ・面談の目的擦り合わせ
   ・所要時間の確認
   ・面談の流れ説明
 ↓
(3)自社の説明・魅力を伝える
 ↓
(4)候補者さまについて知る 
   ・転職を考えた背景や転職活動状況
   ・何に興味を持って応募してくださったのか
 ↓
(5)候補者さまから質問を受け付ける
 ↓
(6)次回アクションを伝える

◆◆ 要点 ◆◆
・話しやすい雰囲気をつくるためにも、自分たちのことをまずは語りましょう!

・候補者さまにご質問をする際には、「今回せっかくお時間をいただいているので、私もぜひ〇〇さまについて知りたいと思っています。差し支えない範囲で構いませんのでぜひ教えていただけると嬉しいです。」というような感じで、前置きするのがおすすめです。

・候補者さまに対していいなと思ったら、その場でネクストアクションを伝えられるように事前に想定をしておきましょう!

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2:面接官の態度で企業の印象が決まります

実際の言葉のやりとり以外にも、視線、姿勢、表情、あいづち、うなずきなどの態度で好印象か、悪印象かが決まります。候補者さまの気持ちに寄り添う姿勢をみせることも大切です。

3:面接は会話のキャッチボールです

一問一答の尋問のような面接になってしまうと候補者さまが委縮してしまいます。
相手の回答に触れて追加質問をする「会話型」を心がけましょう。

4:「一人」に向き合う採用を意識しましょう

例えば

  • 求人票 
    万人向けではなくターゲットとなる求職者さまが「あっ、自分のことかも!!?」と思えるような内容の方が、もしかすると応募の数は集まらなくとも、本当に採用したい人と出会えるのではないかと思います。
  • 応募者対応
    面接の日程調整などでやりとりをされる際、応募者に合わせてたった一言、ウェルカムメッセージを添えるだけで「自分のことを気にかけてくれている」と伝えることができます。
  • 面接後の対応
    合格の場合は面接の感想や具体的な評価点をお伝えしましょう。次回選考がある場合は、できるだけスピーディに結果と次回選考案内をしたいところです!
    お見送りの場合も、丁寧に対応が基本です。また何かのタイミングで一緒にお仕事をする機会があるかもしれません。

候補者さまにとっては「人生をかけた転職活動」。
候補者さま対応に追われ、社内の調整に追われ本当に大変な毎日かと想像しますが、候補者さまを応援する気持ちで丁寧に向き合いましょう。採用はファンづくりです^^

以上です。引き続き、企業様のためになる情報をアップしていければと思います。

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