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【社員インタビュー】創業メンバー 中原亮 / 事業開発マネージャー

ニフジ株式会社は、日本国内では入手が困難な海外の有効性や安全性が認められた医薬品を、医療機関に代わって輸入しお届けするサービスを展開しています。

今回はメンバーの中原に、創業期のお話や業務内容、今後のビジョンなどを聞いてみました。


■ 簡単に自己紹介をお願いします。

はじめまして、中原亮です。今年30歳で出身は鹿児島県です。大学では福岡県にある北九州市立大学で国際関係学を学んでいました。

大学卒業後から7年ほど物流や貿易に関する仕事をしています。大学で国際政治・国際経済について学んだり、大学在学中に1年間アメリカへ留学してビジネスを学んだりしたことがきっかけで、物流や貿易に関心を持つようになり実務レベルで貿易に関わる仕事をしたいと思うようになりました。


■ これまでの経歴を教えてください。

20代の時はかなりアグレッシブに様々な経験を積むべくキャリアを自ら作ってきました。

初めは、日系電機メーカーの物流子会社で主に航空輸出を担当していました。3年ほど在籍しましたが、もっと色々な経験をして物流・サプライチェーンマネジメントの分野でのプロフェッショナルになりたいという思いがあったため、2020年に医療系のサービスを提供するスタートアップの会社へ転職。

ここで1年ほど輸入事業での貿易実務を主にしていました。転職の決め手は、この事業では航空輸入がメインであったため前職での知識が活かせると思ったことと、小さい会社だったので色々な経験ができると思ったことです。今一緒に働いている後藤(代表)と遠藤にもこの時に出会いました。

その後は、外資系の会社で物流の違う側面も見て学んでみたいと思い、スウェーデン系の電機メーカーで販売会社として物流コーディネーターをしたり、ドイツ系の食品サービス事業会社で倉庫管理の責任者を経験したりしました。



■ ニフジの創業メンバーとしてジョインされたきっかけを教えてください。

ドイツ系企業へ入社後、割と間もない頃に日本マーケットからの撤退が決まってしまい、これからどうしようかと思っていたところ後藤からニフジへの参画の話をいただきました。

大学進学の際に医学部に進むことを考えていた時期もあって、元々ヘルスケア業界や医療業界には関心がありました。なので、医師ではなくても医療の世界で貢献できる事業に取り組んでいきたい気持ちが強くありました。また、20代の頃はとにかく経験を積みたくて色々なことにチャレンジしてきましたが、30代からは20代で学んできたことと自分の情熱が湧くことを活かして働いていきたいという想いがあったので、二フジの事業内容と自分の希望している働き方がマッチしていると思い、参画することにしました。

私自身が、大きい会社で組織の一人として働くことよりも、小回りが効く組織で様々なことにチャレンジしながら進んでいきたいという気持ちが強いタイプなので、ニフジのような設立時から事業が成長して大きくなっていくところに関われることはすごく魅力的でしたし、その過程もきっと楽しめるはずと思ってジョインを決めました。加えて、元々知っているメンバーが立ち上げた会社なので、応援したい気持ちもありました。


■ 創業期に大変だったことや、印象に残っていることはありますか?

今もまだそうですが、世間がニフジという会社名を知らないところから事業を開始しているため、いかに自分たちを信頼してもらえるサービスを提供できるかが大変なところではあります。海外から医薬品を取り寄せる形となるため、品質は問題ないか、納期は満たされているか、価格は競争力ある形で提供できているかなど日々顧客とコミュニケーションを取り、そこでの課題をサービスに反映することで、お客様へ安心してサービスを利用してもらえるように心がけています。それでもトラブルが起こることもあるのですが、その際には速やかにそして明確に現状をお伝えして当社としてできるサポートを最大限に提供するようにしています。ただ、大変なところも含めてこのサービスをより多くのお客様へ届けていくプロセスを楽しみながら事業を進めています。


■ 現在のポジションと、業務内容を教えてください。

3人で事業を運営しているので幅広く何でもという感じではありますが、今は医薬品輸入の事業がメインなので、まずはその事業を大きくしていくために、より多くのお客様に当社サービスを知って利用してもらうことと、利用しやすいサービスにするために海外仕入れ先と日々密にコミュニケーションをとっていくことに注力しています。

また、既存の事業だけでなく新規の事業を作っていくということも担当しています。0から色々試している状況なので、具体的な形になるのはこれからですが、良いサービスを作る、あるいは、良いプロダクトを届けるために、新しいことにも積極的にチャレンジしています。

その他には、業務委託のエンジニアとウェブベースで注文を可能にするような機能の構築をしていますね。


■ ウェブで注文が可能になる機能とは?

リリースの日程は未定ですが、現在二フジではお客様である医療従事者の方が輸入したい医薬品をECサイトのように注文できるような自社システムを開発中です。医療業界はITサービスの活用があまり浸透しておらず、今でも電話やFAXの利用が決して少なくありません。ECサイトから注文をしたことがないという方も中にはいます。なので、どんなシステムやUIがそういった方々にも使いやすくなるかということを、エンジニアと一緒に考えて開発しています。

ITを駆使した利用者にとって使いやすいシステムやサービス作りにもこのように挑戦しています。



■ 仕事でのやりがいを教えてください。

海外医薬品を使用する治療は自由診療となりますが、やはり保険診療と比べるとどうしても料金が高くなりますし、手元に届くまでに時間がかかることもあります。なので、患者様にとって少しでも手が届きやすくなるように、良い薬剤を安価でスピーディーに手に入れられる状況をクリニックと連携して作っています。こういったサービスの提供は、患者さんの健康・ウェルビーイングに直結するものだと思いますし、ニフジの良いサービスの提供によって、患者さんの役に立てるということは非常にやりがいがあると思っています。


■ 逆に仕事で感じる大変なことを教えてください。

通常は海外にしかない医薬品を日本で使用したいから輸入するというパターンが多いですが、保険適用の日本の医薬品が出荷調整などの理由で手に入りづらくなってしまい、海外の医薬品で代用するために輸入するというパターンも時折あります。その時には患者様が処方を急いでいる場合も多くあるので、できるだけ早急に患者様の手に入る形でお届けするということが求められ、時にチャレンジングな場合があります。そうしたお問い合わせをいただいた時は、海外の仕入れ先のネットワークから、同じ成分の医薬品があれば患者さんのニーズに合わせてお届けしますが、そういった医薬品の仕入れ調査や価格調整の部分が困難な場合が多くあります。ただ、もちろんその分大きな達成感ややりがいもありますので、今後も患者様や医療従事者の方のニーズに合わせて良い薬剤のご提案ができるよう、常にネットワークを広げてあらゆる問い合わせに応えられるように日々励んでおります。


■ これからニフジで力を入れていきたいことや、今後のビジョンはありますか?

個人的には、医療に携わりながらグローバルに活躍していきたいという想いがあります。大学で国際関係のことを学んだり、留学の経験を通じて、国の制度によってはアクセスできる医療が限られていたり、逆にすごくリソースがある国があったりと、医療のアクセスの差がそこで暮らす方々の健康に大きく影響してくることを身をもって学んできたので、その点を新しいサービスを作っていくことで解消していきたいと思っています。

将来的には、ニフジで医療のアクセスの偏在をなくしていく取り組みを、グローバルに作っていけるような存在になりたいです。


■ 趣味や休みの日の過ごし方を教えてください。

友達とご飯を食べたりお酒を飲んだりしながら、交流するのが好きです。交流から多くの刺激を受け、次のチャレンジに向かうことを励まされるような気持ちになります。

あとは、新しい人に出会うことも好きです。大学時代からNPOやNGOでの活動に興味があり、インターンや非常勤職員として参画していたのですが、今も2つのNPOにボランタリーベースで関わっています。1つは、子どもの孤立を防ぐための地域づくりの取り組みをしている団体で、もう1つは、紛争や災害が起きたときにいち早く援助に駆けつけるような緊急人道支援の団体です。寄付を募ったり、寄付者の皆さんと交流の場を作ったりしています。こうした活動を通じて色んな人に出会って語らうのが楽しいです。人生を通じて、誰かの健康やウェルビーイングに寄与することに携わっていきたいので、これからもこうした活動は継続していきたいです。


■ 代表の後藤さんはどんな方でしょうか?

後藤は、世の中のことについて広い視野を持っているので、社会課題について様々なアイディアを持っていますし、それを有言実行でサービスや事業に起こしていくところは、とてもリスペクトしています。自分自身もそのような部分を担っていけるような人材になりたいですね。

人柄は寛大で柔軟、既存の価値観にとらわれずに新しい視点を持つことができる方だと思います。なので率直な意見やプライベートなことも話しやすいです。以前の会社で繋がっておりましたが、またご縁があって一緒に働ければいいなと思っていたので、今回こういった形で働けることになりありがたいと思っています。


■ 最後にニフジへ応募を考えている方へ一言お願いします!

これから挑戦したい事業やサービスがたくさんあるので、ヘルスケアや医療で良いサービスを作りたい、提供したいという仲間たちともっと出会ってそれらをどんどん形にしていきたいですし、そういう想いのある方たちと一緒に働けると嬉しいです!

海外の方々とネットワークを構築しながら広げていく事業も多くあるので、グローバルに活躍したい人にも向いている仕事だと思います。

また、メインの医薬品輸入事業では、医療機関に足を運ぶ機会も多くあるので顧客である医療機関の意見を直接聞けますし、今日聞いた課題に対してその日のうちから解決に向けて取り組むことができます。すぐに事業やサービスに顧客の声を反映させることができるのも、この規模感のチームだからこそ。自分自身でスピード感を持ってサービスを作っていきたいという熱意がある方にぜひ来てもらいたいですね。


■ 医療関係の業務なので、ハードルが高いように感じますが未経験でも大丈夫でしょうか?

はい!業界への知識や専門的な知識は全く必要ないです。むしろそういった知識のない方にこそ、この業界の隠れたニーズを見つけてもらい、こういうサービスがあったらいいのにというアイデアをもらって、より良いサービスを作っていきたいと思っています。

オープンマインドで多様な価値観を尊重しながら、ユニークでクリエイティブなカルチャーを作っていきたいので、ヘルスケア業界や医療業界が未経験の方でも少しでもご興味があればぜひお話を聞きに来てください!

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