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様々なスキルを持ったフリーランス集団とクライアント企業のハブ役を担う株式会社パラワークスの中村社長にお話を訊いた

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。

フリーランスになった人、フリーランスを目指して副業してる人には、会社員時代の不遇な経験から、自分のやりたい内容・希望の条件・好きな仲間と仕事をしたいからフリーランスになりたいと思った人が多いのではないでしょうか?

ただ、フリーランスとして独立すれば、自ずとそのような働き方が獲得できると思っていると、まったくそんな事はないと実感させられます。
それでも、専門スキルを高めて、情報収集と情報発信を積極的に行っていれば、自分の思い描いていた幸福度の高い働き方を獲得することは可能です。

この複業メディア「ウィズパラ」は、様々な専門スキルを持ったフリーランスと知り合うきっかけとして情報発信をしています。

このメディアをとっかかりとしてゆるくつながるスペシャリスト集団を形成し、仕事を依頼したいクライアント企業と案件の適性にマッチした専門スキルを持ったフリーランスに仕事を仲介するという、フリーランスと企業とのハブ役を担いたいという熱い気持ちで運営されております。

そんなウィズパラを運営しているパラワークスの中村社長がよりフランクに、本音で語っていただいていいる内容が記事にまとまっておりますので、ご興味があればコチラ(ウィズパラを運営する僕の”建前”と“本音”)も読んでみてください。

今日は、このそんな様々なスキルを持ったフリーランスに希望の働き方を尊重してくれつつ、案件を仲介してくれる、フリーランス界隈の兄貴的な存在でもある、株式会社パラワークスの中村社長に、事前のアンケートでの質問にご回答いただくのを含め、様々なお話をお訊きしてきました。

Wizpara元記事(https://wizpara.com/1647/

山崎:中村さんのこれまでの経歴と現在のメインのお仕事の概要をお聞かせいただけますでしょうか?

中村:広島で大学卒業後、新卒で中小企業に対する経営コンサルティング会社に就職しました。
主に外食チェーンや多店舗展開を目指す企業への支援が多く、20代はたくさんの経営者の方に接する機会が多い恵まれた環境でした。
その後は先輩の起業されたベンチャー企業での営業部門責任者などを経て、30歳で現在のParaWorks創業に至ります。

現在メインの仕事は、中小企業クライアントに対するWEBマーケティング支援ですね。顧客の経営に即した戦略立案や上流での企画設計が主に僕の役割です。


山崎:株式会社パラワークスの今現在の主な事業内容を教えてください。

中村:ざっくりいえばWEBマーケティング支援なのですが、、、、
やっているプロジェクトを細かく見ると全て異なった提案やスキームを提供していますね。

例えばWEB広告運用とっても、内部にリソースがある顧客とそうではない顧客で支援施策が変わりますし、ホームページ制作なんかも制作だけではほぼその意味がないので、顧客の商品の戦略設計から関与する事もあります。
また、一緒にお客様の社内システムを構築してそのままそれを外部に拡販し成功した事例なんかもありましたね。

正直、、、次々に新しい事をやりたい性分でして、常に新規事業は創っちゃってます^^;


山崎:ウィズパラの運営でもわかる通り、積極的に専門スキルを持ったフリーランスとのつながるきっかけを持とうとされていますが、中村さんのビジネスにとって優秀なフリーランスと多くつながるということの意味を教えてください。

中村:優秀という言葉の定義はその時々の環境によって変わるかと思いますが、ここでは一旦「必要とされるスキルとマインドを持ち、期待水準に沿った成果を継続的に提供できる方」として回答します。

世の中に優秀なフリーランスの方は多くいらっしゃるかと思いますが、そういう方は基本的に多くの仕事が舞い込み、多忙のため新規案件の受注の優先度が低いケースが多くなりがちです。
特に個人だと受けられる案件にも限りがあります。

一方で弊社の場合、有難い事にご紹介をベースに常に新しい案件が生まれるために、少しでも多くの信頼できるフリーランスの方との繋がりを増やしていき、かつその優秀な方が”ParaWorksで一緒に仕事をしたい!”
と感じて頂けるような仕事内容、機会を創出したいと考えています。


山崎:フリーランスの方に仕事をお願いする際、金銭面や勤務条件面についてはどのような感じで決めていますか?

中村:まずはその方のご希望を伺い、そのご希望に添った基準で1か月~3か月程度のトライアル期間を設けています。
内容によっては期間ではなく案件ベースで小さな内容を依頼するなど。
その後に、継続してお仕事をご依頼したいと思えるかどうかや、逆にもっと良い条件を提示させて頂き、より深く関与頂けるようにこちらから相談をすることもあります。

優秀だな~と感じる方ほど、自己評価と他者評価が見事にマッチしているというか、相場観なりご自身の市場価値などを正しく把握されていらっしゃる方が多い印象です。


山崎:自分もお仕事をいただいていてわかりますが、フリーランスの方が働きやすさを感じるよう、だいぶ配慮いただいている印象がありますが、何か心がけている事はありますでしょうか?

中村:それはレモンサワーさんが優秀な方なので、単純に気持ちよくお仕事をご一緒したいだけかもですね(笑)
一言でいえば、「金銭的報酬に加えて、他にどんな報酬を提供できるか」を心掛けています。

例えば、”時間や場所の制約無く働きたい”という方にはもちろんそれもOKですし、”〇〇という分野で成長したい”という方には可能な限りではありますが近しい案件にジョイン頂いたりを調整しています。
フリーランスになると自由に仕事ができるようになる一方、成長や安定という軸からは離れたりするケースも多く、不安も生まれがちですので、そういった穴を少しでも埋める環境になれたらいいなと考えています。


山崎:パラワークスさんの組織形態は、雇用契約を交わす日本的で静的な形態ではなく、主に業務委託で集まる動的でフレキシブルな横のつながりでまとまっていると思うのですが、その特徴とメリット、その他お考えがあればお聞かせください。

中村:大きく3つあるかなと思います。

1つ目は、お互いに雇用契約で縛られていないため、平等、対等な関係で”この関係を維持したいか、もしくは発展させたいか”を常に判断できる点です。
お互いに信頼や評価がないのに、雇用関係にあるという理由だけで一緒に過ごすのは双方にとって、とても残念なことですし、その状態で顧客に良いサービス提供は難しんじゃないでしょうか。
ちなみに、雇用関係を否定している訳ではなく、合理性がある職種や状況によっては雇用関係も全然ありです。

次に、流動性という観点です。
企業経営は常に環境変化と戦い、柔軟にその課題に対応できるかが重要です。わかりやすく言えばこのコロナ過で飲食業界や観光業界は大きくルールが変わり、それに伴う組織体制も変化が必須となりました。
これは、企業が変化しなくてはいけないのに、”個人が変化ができない組織は弱く市場から淘汰されやすい”とも言い換えることができます。
ParaWorksでは、市場に必要とされるスキルやコミュニケーションに向けて、常に自分を変革できる方に対して業務を依頼する事ができるため、環境に応じた強いWEBマーケティング支援チームを構築できていると考えています。

最後はちょっと雑な表現ですが、、、”お互いに気持ちいい人と一緒に仕事したい”という僕のわがままですかね(笑)
雇用契約だけの繋がりより、一緒にいて学びがある、お互いに必要不可欠な役割分担ができる、といった関係を継続していけるスタイルが現状の仕組みに繋がってると思います。


山崎:現在、パラワークスさんで主に活動されているコアメンバーは、どのような基準をかいくぐりメインメンバーに定着したのでしょうか?

中村:全員パターンが違いますね。。。

ただ共通しているのは、最初は小さな案件やお仕事を依頼させて頂き、そこから信頼と成果を積み重ねて発展をしていった事でしょうか。
こちら側の視点で言えば、その最初のトライアル案件的なもので”もっと仕事をこの方に依頼したい”、”この方に〇〇を担当頂ければお客様に喜んでもらえる”などのイメージが湧いた感じです。

もちろん、相手から見てもParaWorksが魅力的に感じて頂けなければ一緒に人生の時間を過ごしたいとは思っていただけないと思うので、先述した金銭面ではない報酬を提供できそうかを一緒に考えてきたメンバーでもあります。


山崎:様々な案件に対応するため、様々なスキルを広範囲で必要としていると思いますが、特に最近このスキルがこの水準まで達していると重宝するんだけどというレアなスキルはありますか?

中村:うーん、、、、これは難しい質問ですね。。。

僕の中で、価値という言葉を方程式に分解すると「貢献×希少=価値」なので、その方のスキルや経験がどれだけ会社や顧客に貢献できるかという視点と、またそれがどれだけ希少(レア)かという視点の掛け算で考えています。

例えば、スキルはまだ修行中なんだけど、常に場を明るく楽しくしてくれる宴会部長適な存在はめちゃくちゃ希少なので僕にとっては価値がありますが、そういうスキルは履歴書では判断できず一緒に過ごしてみないとわかりません。

なので、「自分はこういう価値を提供できます!」を自信をもって発信できる方には、たくさんお会いしたいと思ってます。回答になってなくてすみません。笑
もちろん業務領域がWEBマーケティングなので、職種としてマーケター、アナリスト、セールスなどのご経験で活躍されている方や、事業責任者、企業経営経験者などの仕事力をお持ちの方など大歓迎です。


山崎:中村さんは、いきなり仕事面のお話を交わすのではなく、まず最初に飲み会やゴルフなどで人となりを理解しようとする姿勢を拝見するのですが、どのあたりに意図があるのでしょうか?

中村:お会いさせて頂いた方が、今後どういったキャリアや人生を目指されているのかをお伺いして、過去はどういう活動や価値観をもって過ごされてきたのかを理解したいなと思ってます。
その上で、現在どんな理由でParaWorksという会社の門を叩いて頂いたのかとか、現状の職場でどんな困り事があるのかを少しでもお伺いしたののですが、堅苦しい面接みたいな空間ではなかなか本音で喋りずらいかな~と思い、よく飲み会の席や遊びをご一緒しながら質問したりしてますかね。

通常の車のハンドルでいうと、少し”遊び”があるんですね。要は少し左や右に切っても、タイヤに影響しないゆとりの部分。
この”遊び”のような雑談の範囲でその人の価値観や根底にある思想がでるなぁと思っているので、実はげらげら雑談しながらそういう部分をめっちゃ見ている嫌なやつかもしれません(笑)

今後面談する方にこの記事読まれるとネタバレになりやりにくいのですが、、、、(笑)


山崎:以前、上場を目指すなど拡大ありきの経営は目指していないと伺った記憶がありますが、経営者として、目指すべき目標のようなものはございますか?

中村:”100レンジャー構想”です。
なんじゃそりゃって感じだと思いますけど(笑)

日曜の朝、戦隊ヒーローで5レンジャーが毎週悪い敵を倒してるじゃないですか。
それを20年分のヒーローが一気に集まって100人で倒したら早くない?というプランですw

仕事でいう敵は、課題、ミッション、プロジェクトなどの言葉に言い換えられると思うのですが、弱い敵(簡単な課題)は1人でもすぐに倒せても、ラスボス級(自分史上最大の難関仕事)などは、LINEやチャットワークで相談して100人のプロフェッショナルが集まれば瞬殺できちゃうと思うんです。

その100レンジャーがParaWorksを通して、信頼をベースに繋がってたら、今後どんな敵(課題)が現れてもワンパンチで倒せちゃう。そんなチームを目指したいなと思っています。
ちなみに2021年現在は20レンジャイくらいまでこれましたので、創業時2レンジャーだった頃に比べると10倍強いです!笑


山崎:最後にこのウィズパラを観てくれた、フリーランスやフリーランス志望の方にメッセージをいただきたけますでしょうか?

中村:一言です!「この記事を読んでもらって少しでも興味を持っていただいた方、東京中野で飲みましょう(*‘ω‘*)♪」

※遠方の方はオンラインでも、お酒飲まれないかはお茶でも大歓迎です笑


山崎:というわけで、フリーランスと企業を結ぶ大きなハブの役割を担う、パラレルワーカーのオアシス、パラワークスの中村さんに質問をぶつけて、根ほり葉ほりお答えいただきました。
中村さん、本当にありがとうございました!

同じ価値観を持つ、様々なスキルを持つ仲間が集まりつつあります!

フリーランスの方や、これからフリーランスになろうと考えている方、自分のスキルを活用して副業にチャレンジしようとしている方、中村社長にコンタクトをとってみてはいかがでしょう!

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