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「一人で負える責任は少ない」入社3年目までの気づき|若手社員インタビュー

あっという間に年度末が近づいてきており、もうすぐ新しい年度が始まります。
茂呂製作所にも新しいメンバーが加わる一方で、若手の社員たちはどんどん「先輩社員」へと成長しています。

今回は、間もなく入社4年目になる社員に、これまでの3年間での成長や気づきについてインタビューしました。

ちなみにこちらの記事でOJTを受けていた社員です。新入社員として教育を受けていた時の様子と見比べると、茂呂製作所の一員として日々成長していることがうかがえます。

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https://www.wantedly.com/companies/company_3593588/post_articles/532563



今の業務内容を教えてください。

2023年の7月から本格的に経理の仕事を任せていただくようになりました。もちろん先輩社員に助けていただいてはいますが、基本的に私ひとりで業務を担当しています。

それと並行して、今育休中の社員に代わって外注さんとのやりとりもしています。


入社して3年、これまでに会社の一員として働いてきた中で何か気づきはありましたか?

入社する前は、「働くことは自分の責任が大きくなること」だと思っていたのですが、実際は仕事をするうえで「自分一人だけで責任を負えることは少ない」と気づきました。

だから、困ったときにお互いがサポートし合えるよう、社内の人とのつながりをしっかり持っておく必要があるということは大きな学びでしたね。


それに気づいたきっかけは何でしたか?

入社してすぐのころ、ものすごい凡ミスをしてしまって…。納品書の金額を消費税抜きで入力しなければならないところを、消費税込みで入力してしまったんです。なので、合計金額が消費税が二重でかかる形になってしまっていました。それに気づかずにお客さんにお渡ししてしまったんです。

結局それはサービス部の方に対応していただき、改めて正しく入力してある納品書を持って謝りに行ってもらいました。

自分が謝れば済むわけではない失敗にぶち当たったこの時、自分だけで責任を負えることはほとんど無いんだと気が付いたんです。仕事を始めるまでは、自分がやってるんだから、何かあれば自分が最後に責任を取れば済むイメージだったんですが、そうではありませんでした。

それをきっかけに、最終的に誰かの助けを借りなけれなばらないことがあるんだと分かり、普段からしっかり周りの人との関係性を築いておかないといけないなとすごく感じたんです。


本格的な業務を始めて以降の気づきはありますか?

当たり前のことではあるのですが、お客さまのところに行った時に、「茂呂さん」と呼ばれることの方が多くて。そういうちょっとしたところで、「私はもうこの製作所の一員なんだな」ということをひしひしと感じています。


その気づきで変わった意識などはありましたか?

電話に出た時の一発目の声をしっかり明るく出よう、ということを特に意識するようになりました。

電話だと私の声しか相手に届かないじゃないですか。電話をかけてきてくださった方に、茂呂製作所に対して良い印象を残すには、私がちゃんとした応対をしなくてはいけないですから。はきはき喋るとか丁寧に話をするとか、ちゃんと聞いてますよっていうサインを出しながら話を聞くとかはすごく大事にしています。

そうしているうちに、やり取りを何回かしたことのある方の電話を取った際、「あ、あの電話の方だ」みたいな感じの反応をしてくださる方もいて。意識するようになったことで、覚えてくださる方も増えてきたのかな、と思うことがありますね。


もうすぐ4年目になりますが、あっという間だったのではないでしょうか。成長を実感していますか。

「もう4年目に入るんだよな」と改めて考えた時に、もうちょっとしっかりした社会人になれているイメージだったのですが、意外と高卒で入社した時と根っこは変わっていない感じがしますね。

もちろん、ここ1年の間でもできるようになったことは本当に増えて、そういう意味では成長したと思います。

でも人間性みたいな部分はあんまり変わらないものだな、というのが率直な感想ですね(笑)。


4年目の目標を教えてください。

今の時点であまり強みになる資格を持っていないので、来年くらいを目途に日商簿記検定2球などの資格を取得したいです。

また、周りの方に私の課題を聞いたときに言われることが多いのが、「もっと積極的になっていいよ」「自分を出していいよ」ということなんです。

私の性質上、なかなかそれが難しい部分もあるのですが、できないままにしておくと機会を逃してしまうことがあったり、そもそも仕事自体がうまく進まなかったりすることも、これから出てくるんじゃないかと思います。なので、自分からいろいろな人に働きかけることができるようになりたいです。


「働きかける」というと、話しかけにいくようなイメージですか?

そうですね。私は幼いころから、自分から話しかけに行くのがすごく苦手で。というのも、人に話しかけるまでに、自分の頭の中でイメージトレーニングをして、そのうえで「このタイミングで話しかければ多分大丈夫」という時を見計らって行くんですよ。それで、話しかけるまでにすごく時間がかかってしまうんですね。なので、まずはこれを直したいと思っています。

私の業務上、あまり人と話さなくても進んでしまうところもあるので、意識的に話す機会を増やすようにしたいです。入社して3年経って、もともと苦手だった電話にもだいぶ慣れてきたので、きっと慣れなんじゃないかなとも思ってます。

日々、できることが増えていき、経験していく中でそれぞれがいろいろなことを学んでいきます。それはその人だけの貴重な学びです。

茂呂製作所は一人一人の成長や学び、その機会を大切にしています。

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