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スリリングな開発案件。どう攻略する?

こんにちは。株式会社ビーイング 開発部のK.Kohjiです。

私が主として携わっているのは、パッケージ商品である土木積算システムの開発です。

「土木積算」とは、道路や橋やトンネルなどの様々な土木構造物を作るのにいくら掛かるのか?を見積るための計算のことです。
算出方法は、国や県・社団法人・土木機器のメーカーなどが公開している資料(基準書)に拠っています。
基準書通りに計算すれば、全国どこでも同様の計算ができるわけです。

*土木積算システムについては、私の前回ストーリー「自分の思いを、カタチにできる楽しさ」でも紹介しています。

最終的には、工事全体の金額を一覧できる帳票にします。
帳票形式や算出方法は、国・県・市町村で多少の違いはありますが、ビーイングの土木積算システムも長い歴史がある(初代から数えて35年!)ので、大概の自治体の積算や帳票形式に対応できています。
全国規模のパッケージ商品ではありますが、必要に応じて各地域特有の細かいところもフォローしてきているわけです。

が・・・中にはかなり独自性の強い考え方・計算方法を使用する自治体もあります。
そのようなものは個別にカスタマイズをお受けすることがあります。
システムが出力したExcel帳票を元に、VBAで自治体独自の考え方で計算を行わせるものが多いです。
または初めから特定の自治体向けに作成したプログラムもあります。

カスタマイズに対応する場合は、当社の営業社員と直接やり取りすることになります。
お客様から話をうかがった営業の方は、営業部門と開発部門で共有する要望管理システムに記録していきます。
その内容を正確に把握し、間違いのないものを作るためには、何度かやり取りすることになります。
開発から「こういうイメージですか?」というものを図にして確認してもらったりもします。

私は2~3年前からカスタマイズ対応に関わるようになったのですが、内容は未知のものも多く、要望が来ても、「そもそもこれはどういうモノなんだろう?」という把握から入るのがほとんどです。
それもあって確認は詳細に行う必要があります。

失敗したことも何度かあります。
細かいところまで押さえきれていなくて、または確認したけど勘違いだったりして、やり直しになったこともありました。
カスタマイズ案件は規模が小さいため、開発期間も短いことが多く、ちょっと失敗すると想定していたゴールをオーバー・・・という危険と隣合わせです。
スリルを楽しめる肝っ玉がいるかも知れませんw

そんなカスタマイズ対応ですが、やってて良いところは、営業部門と接する機会がより多いところです。
内容は個々に異なるので対応には苦労するのですが、完成すると感謝していただけます。
役立ってる感は大きいです。
また、否応なくいろんな知識を得られます。

幅広くチャレンジしたい、達成感を得たい人には向いているかもしれないです。

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