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デットファイナンスのすすめ!スタートアップの日常#4

Photo by Tech Daily on Unsplash

デットファイナンスについて書きます。かっこよく書いたんですが、ようは銀行からの借入のことです。
僕はもう少しデッドの調達が若い人の間でも評価上がったほうがいいんじゃないのと思ってます。理由を書きます。

僕の会社は一人でブログを書いて広告収入を稼ぐとこからスタートしているので、売り上げもあります。ある程度の貯金もある状態でスタートしました。特に資金調達が必要なビジネスではありません。AI使うとかSaaSみたいな流行りでもないのでVCは見向きもしてくれません。

そんな中、世間ではやっぱしVCやエンジェルから調達して「1億円調達しましたー!」みたいにロケットスタートかますスタートアップが多いのも事実です。そっちの方が目立つしかっこいいなあと思います。採用的にも有利ですよね。

この調達はエクイティファイナンスといって会社の株を売る形で調達します。その反面、デットは借入なので銀行の返す必要があります。

去年、タイミーが130億円調達!とのニュースが飛び交ったんですが、驚いたのは「デット」だったということです。

日本のスタートアップ界隈ではエクイティファイナンスをよしとしてデットを軽んじてたりします。もちろんリスクがあるのはデットで間違い無いんですが、デッドは投資家からネチネチ言われたり急激な成長を求められません。

かくいう僕は借りれる時に借りておけという言葉の通りにデットファイナンスをしました。赤字の月はないんですが、デットすることで心と経営に余裕ができるので、採用に踏み切れるわけです。

デットはエクイティに比べて審査時間もかなり短いですし、ちゃんと毎月返していれば文句言わないので僕の性格には合っていると思います。

そもそも売上のでている会社で単月黒字なので、デットで十分です。というか、ほとんどの会社を除いてある程度売り上げをどんな形であれ持っておいたほうがよく、成長した後に回収しようなんてビジネスはほとんど成功しないので目指さないほうがいいです。

受託やコンサルで売上を作りつつそれを種銭にプロダクト作っていくほうが会社は死なないかなと思っています。

そういう攻め方をする人にとってデットはまさにぴったりで、売り上げはありつつも勝負してドカンと売上をあげたい、そのために採用や開発にお金つ買いたい時に便利です。

エクイティだけを盲信せずに銀行から借り入れる選択肢を持つのも悪くないよというお話でした。



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