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【インタビュー】大好きな音楽よりも夢中になったのは仕事でした!トライアローと人生を共にする北海道支店長

エンジニアに特化した派遣会社として40年以上の実績を誇る、トライアロー株式会社の社員インタビュー。今回は、同社の柱ともいうべき北海道支店の支店長・森光顕さんにインタビュー。
音楽も気持ちもパンク、「とりあえず就職しよう」程度の気持ちだった森さんが20年経った今でも仕事に夢中の理由とは?そこには、ある人との運命の出会いがありました。

北海道支店 支店長 森 光顕

2003年入社。敏腕営業マン、営業課長を経て2017年より現ポジションとして法人営業、人材育成、ポジション、組織、チームワーク向上、事業推進などのマネージメントなど多岐に携わる。
プライベートでは大のカレー好き。スープカレー発祥の地・北海道出身らしく、スープカレーももちろん好きだが近年は南インドカレーにハマっている。

初めて本音で話せたトライアローの面接
心の底から「ここで働きたい」と思えたあの日


新卒で入社して以来、勤続20年を迎えた森さん。まずはトライアローへの入社理由から聞かせてください。

最初からぶっちゃけると、当時は働ければ何でも良かったんです。実は、中学生くらいからバンドを始めて大学生の頃も本気で音楽をやっていたので「このまま音楽を一生懸命やって、生活はしばらくフリーターでもいいかな」と思っていました。
でも、学生の頃の生活はやっぱり大変で。実際に大学生当時のバイトは時給750円で、一人暮らしをしてて、生活ぎりぎりのライン。お金がない暮らしで毎日疲弊していました。

稼いだお金は生活費の他、バンドやライブ、友人のライブを見に行くことでどんどん消えていく。未来を想像したらその生活がちょっと不安になったんです。好きな事を継続するどころか、生活できないんじゃ?と。
あと、子供の頃、家が裕福じゃなかったせいで「貧乏コンプレックス」みたいなのが自分の中にずっとあって、それがまだまだ続くのかというのも不安のひとつでした。だから「まずは、好きなことを継続するために就職しよう」と決めて就職活動を始めたんですよね。
それから、本格的に履歴書を書いて、色々な会社に応募したり、合同企業説明会や集団面接などを受けて感じたのは「みんな役者みたい」っていう一種の気持ち悪さのような違和感。「こう聞かれたらこう言え」というのが決まっていて、面接も企業説明会もまるでテンプレートがあるようでした。
もちろん、全てがそうではないんですが、演技が上手い人が内定をもらえるように見えてしまいましたね。
当時は聞いてる音楽も尖っていて、気持ちもパンクだったので、そういう場面を斜に構えて見ていました。

そんな中、応募したのがトライアローの営業職でした。人材派遣という業界自体よく分かっていなかったのですが、はっきりと分かっていて惹かれたのが「人事の仕事がある」ということ。面接や採用の仕事がある会社ならテンプレート的な面接はしないだろうと考えたんです。

今も少年のような純真さを感じる森さんですが、当時から自分に正直でまっすぐな性格だったのですね。期待したトライアローの面接はいかがでしたか?

思った通り、形式だけの面接ではありませんでした。
自分なりの言葉で思いを伝えさせてもらえたり、人間味のある会話をさせてもらいましたね。
面接担当をしてくれたのは、当時の北海道支店長だった高澤でした。とにかく話を聞いてくれるし、自信に満ち溢れている雰囲気に惹かれました。こんな人いるんだ!って思いながら、話を聞いていると、自分と年齢が3つしか変わらない事を知って、それで支店長職なの!?というのも衝撃的で。
とにかく、面接全体を通してテンプレ的ではなく、ひとりの人間として向き合ってくれているのがとても嬉しかったし、こんな魅力的な人の下で働きたいなって感じたのを今でも覚えています。

で、面接の最後に「本当に入りたい会社です」と一言だけ伝えました。
内定をもらった後、高澤に「あの一言が良かったんだよね」と言ってもらえたんですが、そんな一言を大切にしてる会社であることも、数ある会社の中からトライアローを選んで「間違いなかったな」と思う瞬間でした。

最強上司の壮絶な愛のムチのおかげ!
北海道支店の頼れる支店長にまで成長

新卒入社から営業職を経て、現在は北海道支店の支店長を務めていらっしゃいます。今はどんなお仕事をされていますか?

支店のマネジメントを中心に、人材育成や組織間連携をメインに行っています。全国の拠点長と一緒に動くことも多いですね。
もうひとつ注力しているのが事業戦略の推進です。これは当面業績とはまた別で、簡単に言うと会社として派遣事業やエンジニアに付加価値を付けるための動きだったり、新たな事業を生み出すために動いています。ローコード開発プラットフォームの「OutSystems」に関するエンジニア育成や採用強化のプロジェクトなどを推進しています。


営業時代は好成績を誇る営業マンで、支店長になられた今では部下からの信頼も厚いとの噂を聞きました。経歴とお話を聞いていると、順風満帆な仕事人生を送っている印象を受けるのですが、振り返ってみていかがですか?

いやいや!全く順風満帆じゃないです!学生時代からどこか社会を舐めている部分があって、それがかっこいいんだ!みたいな今考えると若気の至りのような間違った価値観を持ってましたので、ビジネスにおける常識やマナー、営業スキルなどは上司の高澤に最初徹底的に教えこまれましたね(笑)。
先ほどから、ちょこちょこ名前が出てくる上司の高澤という男が、これがまた超魅力的な反面、超厳しい人でした。自分にとっても、ものすごく憧れの存在で、当時は手が届かない人というか、雲の上の人のようにみていたんですよね。
高澤は営業がすごくできる人で、会社でもずば抜けた成績を誇っていた。指導は厳しいけど「この人の下にいたら自分もス―パー営業マンになれるだろう」とか「きちんと営業スキルを磨いて会社に認められれば、自分の貧乏コンプレックスを解消できるんじゃないか」という期待感を抱かせてくれる上司でした。

営業ノウハウは1から10まで教えてくれるし、プライベートも一緒によく飲みに行きましたね。
あとは、仕事における美学というか、価値観もよく共有してくれました。自分は最初、フリーターでもいいやって感じで入社していたので、覚悟が中途半端だったし、仕事の面白さも素直に感じれていなかったので、とにかく仕事の楽しさを教え込まれました。
そんな価値観に影響されて、稼ぐための仕事ではなく、やりがいを感じるためとか自己成長のための仕事にシフトしていった感じです。思い起こせば、社会人の良い部分が学生時代見えていなかったんです。
コンビニで立ち読みして仕事をさぼっている人とか見て「あんな風になりたくないな」とか、電車でうつろな目の人を見て「社会人って大変で、みんな疲れ切ってるんだな」って思ってました。輝いている人を見かけないというか。
でも「輝いている格好いい人いるじゃん、ここに」みたいな。それが高澤でした。

仕事だけでなく、人としてのカッコよさも教えてくれた素敵な上司だったのですね。そんな高澤さんと現在どんな関係ですか?

高澤は現在、会社の役員としてソリューションなどに携わってますが、上司である事は変わりません。でも、今は部下というよりかは「戦友」とか言ってくれてます。私が北海道支店の支店長でマネジメントを行う立ち位置になってからは、視座が同じになってきたと感じてくれているみたいで、たまに「森のマネジメント参考にさせてもらっているんだよね」と言ってくれたり、自

分がやろうとしている事があれば「こうしようと思いますけどどうです?」みたいな話をしたり。今でも頼れる上司であり、対等な部分もあってすごく良い関係です。

「社員のため」ではなく「社員と一緒」に
目指すは本気のエンジニアファースト!

森さんから見たトライアローとはどんな派遣会社ですか?

一言で言うと、「エンジニアのためにみんなが動いている会社」だと思います。時代背景が変わって来たというのもあると思うのですが、5年くらい前に僕を含めて全国の拠点長が集まって会社について議論した事がありまして。その時の言葉を集約すると「エンジニアを大切にする」という一言に行き着いたんです。
目の前の案件やプロジェクトよりも、エンジニアの5年10年先のキャリアデザインをイメージした仕事や働き方の提供、エンジニアの想いや未来予想図を重視しています。
その一方で、会社としての取組みも重要視しています。例えば、エンジニア社員が現場でマネジメントをしていくチームを作ったり、人材育成を考えてもらったりすることですね。他には、トレンド技術やプロジェクトマネジメントを学べるようにクライアントにお願いして研修をしてもらったりも。最近で言うと、Oracle 社が提供するクラウド製品 OCI(Oracle Cloud Infrastructure)についての見識を深める為に日本Oracle社を招いての勉強会を実施しました。また、ローコード開発のエンジニア社員同士の繋がりや親交を深めるため、トライアローの各拠点にいるOutSystemsエンジニアとクライアントのマネージャーを札幌に呼んで、キックオフを実施しました。
やはり、派遣というビジネスモデルの枠組みを超えて、顧客への貢献と、個人や会社の成長を考え、チャレンジできる環境を提供する必要性も感じています。また、プロダクト開発やソリューション開発、受託開発などを拡大して、エンジニア社員が選択肢を持てる会社にしていきたいと思っております。

責任者として、仕事で心掛けているのはどんなことですか?

一人ではなく、チームで楽しみながら仕事をすることを心掛けています。営業でプレイヤーの時は自分のことばかり考えていて、チームワークなんて言葉は私の辞書になかったけど、上に立つようになってからは人の魅力こそ大切だと感じています。今支店にいるエンジニア社員も組織や仲間を大切にしながら働いてくれています。これだけ情報が溢れている世の中だからこそ、情報に左右されすぎずに一番大切な「働く人」を大切にしたいと思っています。
実は今の時代は「どこで働くか」というより「誰と働くか」がすごく重要視されていると思うんです。私たちは、エンジニア社員がどんな仕事をしたいか、どんな技術を身に着けたいのかという部分に加えて、魅力的な人と働きたい!というニーズもエンジニア社員と一丸となって叶えていきたいと思ってます。技術スキルや経験値だけではなく、人柄や仕事の価値観、その人らしさにまで踏み込んでいけるように色んなコミュニケーションをとっていきたいと思ってます。

情報が溢れる今だからこそ、改めて原点である「人」を大切にしたい、素敵な心掛けですね。エンジニア社員の方たちへの対応では、どんなことを大切にされていますか?

意識しているのはエンジニアファースト。現場に寄り添うという感覚です。これは会社全体の考え方でもあるのですが、一言でエンジニアファーストと言っても意外と難しい。正直、昔のトライアローは営業が働いてほしい会社にエンジニアを派遣する会社だったと思います。でも今は「〇〇さんが理想を実現する派遣先クライアントはどこだ?」「〇〇さんのキャリアデザインを実現するためにはどういったキャリアを積むのが適切なんだろ?」「〇〇さんは〇〇さんの下で働くともっと活き活きするんじゃない?」といったところを全国の営業みんなが必死に考えている。営業主導ではなく、エンジニア社員を真ん中に置いて物事を考える意識と行動をしてます。ただ、エンジニア社員もトライアローの社員なので「ために」だけではなくエンジニアと「一緒に」というところも大切にしています。

素敵なお話をありがとうございます。最後に、求職者の方にメッセージをお願いします!

トライアローは多様性や選択肢を増やすことに注力している会社で、一人一人にマッチした会社で活躍できるよう日々真剣に取り組んでいます。また、理想の働き方や環境を実現できる会社だとも自負しています。ですので「ここが合わないからこの会社は無理だな」「このスキルがないからここに応募するのは無理だな」という考えは捨てていただいて、まずは人生相談をするくらいの感覚でご応募いただけたら嬉しいです。それがトライアローの強みなので!「こんなこと大変だったんですよね」みたいな愚痴や悩みもいっぱい聞かせてほしいと思っています。

また、トライアローは今、様々なことにチャレンジしている真っ最中です。特に、エンジニアが事業の真ん中に立っていく場面が増えてきてます。これからはエンジニア社員が会社の事業を担うよう主体性が求められる、そんな組織を作っていく予定です。そういった事の舵取りをしたい人も是非ご応募ください。僕と一緒に働きましょう!

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