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【後編】「開発ツール」「コミュニケーション」「キャリアパス」エンジニアの執務環境について、詳しく紹介します!

前編に続く後編の記事になります!

後編では、エンジニア同士のコミュニケーションの取り方や、働きやすい環境を生み出すための施策などについて、インタビューしてみました!

▽【前編】はこちら!

【前編】「開発ツール」「コミュニケーション」「キャリアパス」エンジニアの執務環境について、詳しく紹介します! | SOMPOホールディングス
こんにちは、SOMPO Digital Labです。私たちSOMPO Digital Labは、2016年に発足した組織で、日本国内のみならず海外グループ会社を含め、グループ全体のデジタルトラン...
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◆お話を伺ったメンバー◆

木村 一統

SOMPO Digital Lab Sprintチーム リードエンジニア
LIghtPASS / WiTH Health事業においては、リリース前の初期段階から携わるエンジニア。その後も両プロダクトの開発・運用に邁進する。
趣味はトレッキングと3Dモデリング。

ー チーム内で開発を円滑に行うために、どのようなツールや取り組みが実施されていますか?

具体的なツールに関して言うと、先ほどの話と少し重複しますが、タスク管理にはJiraを使用していて、書いたコードの管理にはGitHubを使用しています。エンジニアの方には馴染みのある、一般的なツールをSOMPOでも使用しています。

あとはカジュアル面談でよく驚かれる話なのですが、アプリケーション開発・運用で使用するサーバは、全てパブリッククラウドを使用しています。AWSとかGCPといったパブリッククラウドサービスで運用していて、いわゆるオンプレシステムは一切使用していません

SOMPOは歴史ある会社のため、「今もオンプレでやっていそう」とイメージされる方も多いようで、面談に来ていただいた方にはよく聞かれる質問なのですが、うちのチームの案件は実は全てパブリッククラウドサービス上で運用しています。


ー コミュニケーションを円滑に行うためのツールや取り組みについても教えてください。

リモートワークがメインなので、日常の細かいコミュニケーションについては、Slackを使用していて、何かミーティングが必要な時はGoogle Meetを使用しています。

その他でいうと、私たちはアジャイル開発の代表的なフレームワークである「スクラム」という手法を取り入れていて、1,2週間という短い期間でサイクルを回しています。なので、プロジェクト毎にデイリースクラムを毎日開催することで、今日やった成果や明日取り組むことを報告しています。

そして最後に、1スプリントが終わったタイミングでスプリントレビューを開催します。ここでもエンジニアとデザイナーが一緒に集まり、スプリントの振り返りを一緒に行います。



ーこれらの取り組みで良かったと思う部分はありますか?

デイリースクラムのように毎日開催することで、各人の進捗やToDoをこまめに確認し合えるので、万が一プロジェクトの方向性から外れそうな部分があれば、その日のうちに早く気づいて軌道修正できるというのが一番のメリットではないでしょうか。

そのほかの会議も含め、ミーティングという形で開催していますが、全員が気軽に発言しやすい場になるよう努めていますし、実際にそのような場になっているのではないかなと思います。仕事の話だけでなく、多少の雑談も交えながら楽しくやっています。


ーエンジニアにとってより働きやすい環境を作るために、どのような取り組みをされていますか?

これについては、2つのアプローチを考えているところです。

まず一つ目は、エンジニア同士のコミュニケーションですね。私は入社して1年半ぐらい経つのですが、同じプロジェクトにアサインされたことがないエンジニアとは、実はあまり話す機会がなかったりします。

そうした現状を打破するためにも、コミュニケーションのメインであるSlack内に、エンジニアの雑談チャネルを立ち上げて、仕事以外の話もざっくばらんに話せるような場を設けてみました。

また、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ボーリング大会などオフラインイベントも企画している段階で、よりコミュニケーションを活性化できるよう、さまざまな角度から検討中です。もちろん、このようなイベントは強制ではなく、参加は任意です。

そして二つ目は、エンジニアとビジネスサイドとの関係性についてです。SOMPOは数年前まで、自社でエンジニアを抱える組織ではありませんでした。そうした背景から、どうしてもビジネスサイドが事業の主導権を握ることが多いのが現状です。

その辺りの意識改革にも積極的に取り組んでいきたいと思っていて、エンジニアから発信する機会をどんどん増やすことで、社内の意識を変えていきたいですね。例えば、プロジェクトの企画についても、従来はビジネスサイドが企画するのが一般的だったのですが、これからはエンジニア発信で企画するプロジェクトがあっても良いなと考えています。

そうすることで、エンジニアとしての底力を見せつけるというか、「エンジニアってスゴイじゃん」と周囲から思ってもらい、社内での立場を更に向上させられるのではないかと思うんです。なので、これからはエンジニアから主体的に働きかける行動を増やしていきたいですね。


ーサービスの開発スピードを高めるために、どのような対策を行っていますか?

これは私が入社してから一番の変革だと思っているのですが、CI/CD環境を導入できたことで、一気に時間を短縮できましたね。今でこそ全てのプロジェクトに導入されているのですが、私が入社した当時はまだその環境が整っておらず、手動でデプロイを行ったりしていました。そのため、リリースの度に深夜残業していましたね。

そうした状況は、エンジニアの労働環境的にも良くないですし、何よりもユーザーに対してスピーディーに価値を届けられないのが一番の難点でした。この問題を解決するために、徐々に色々なプロジェクトでCI/CD環境を導入していくようになり、現在では全てのプロジェクトでCI/CD環境を取り入れるようになりました。

それまでは、お昼頃からリリース作業を始めて半日くらいかかっていた作業が、たった1分足らずで完了してしまうので、無理やり計算すると720分の1ぐらいまで短縮したことになりますね(笑)。これについては、やっと時代に追いついたような感じです。


ーその他に、これから導入予定の施策があったら教えてください。

セキュリティテストについても、今後体制を変える予定です。現在は手動もしくは外部会社へ依頼してセキュリティテストを行っているのですが、自分たちで手動で行うと、設計から始めなければならないので時間がかかってしまいますし、外部会社へ委託した場合は、更に時間を要してしまいます。

そのため、セキュリティテストも自動化していこうとしています。現在はどのサービスを使用して自動化していくのか選定している段階で、おおよそ1,2ヶ月後くらいで導入できる見込みです。


ーエンジニアのスキルアップやキャリアパスをサポートするための制度はありますか?

スキルアップに関しては、「資格取得の際に、会社からのサポートがあったら嬉しい」という声がエンジニア内でも上がっていたので、会社として資格取得をサポートするような制度が出来ました。

キャリアパスに関して言うと、エンジニアとしてのキャリアパスは、大きく分けると2つあると思っているんです。一つはプログラムを書いてサービスを作ることに専念していくキャリアで、もう一つはそういったエンジニアリングが分かるマネージャーになるキャリア。ざっくり分けるとこの2つになるのですが、Sprintチームとしては、両方の選択肢を用意してあげたいと考えています。

エンジニアとして入社したものの、仕事をしていく中で志向性が変わって、マネジメントをやってみたいと思った人には、そうしたキャリアを用意することができます。逆に技術のスペシャリストとして活躍したいということであれば、もちろんそうした人も歓迎ですので、エンジニアがSOMPOで築けるキャリアの幅は広いんじゃないかなと思いますね。


ー資格取得以外のスキルアップについて、今後整備していきたい部分はありますか?

スキルアップというよりかは「経験を積む」といった話になるかもしれませんが、エンジニアがもっと会社の外に出て何かを率先する機会を増やしたいですね。私自身の話になりますが、昨年に「コンテナSummit 2022」へ登壇し、SOMPOのDX戦略について講演を行いました。その他にもこれまで複数のメンバーが、様々なカンファレンスへ登壇して成果発表等をしています。

これまでのSOMPOは割と閉じた会社というか、社員が外に行って対外的に発表する機会があまり無かったのですが、これからはそういった取り組みを推奨していくことによって、社員自身のキャリア形成にも繋げたり、会社のプレゼンス向上にも繋げていきたいですね。

あとは現状では、勤務中に外部の研修に参加する場合に、参加費を一部会社負担にできるような制度ができています。

この辺りのサポート制度はまだまだこれから整備していくので、ぜひ入社した際は、さまざまなご意見をいただけると嬉しいです!

ー詳しく聞かせていただき、ありがとうございました!

今回は、Sprintチームの執務環境についてご紹介しました!実際にどのような環境・サポートの中で仕事をしているのか、理解していただけたでしょうか?とても細かい部分までお話いただいたので、入社後のイメージを膨らませてもらえたら嬉しいです。

そしてSprintチームでは現在、エンジニアを募集中です!

「エンジニアリングに専念できる環境で仕事がしたい」「執務環境やキャリアパスなど、最適なサポートを得ながら働きたい」と思った人は、下の「話を聞きに行きたい」ボタンより、ぜひカジュアル面談にご応募ください。

カジュアル面談では、Sprintチームのエンジニアについて、様々な角度からより深く知ることができます。少しでも興味を持っていただけましたら、実際にエンジニアのメンバーとお話ししてみませんか?

SOMPOホールディングスのSprintチームでは、エンジニア以外のメンバーも含め、今後も様々な社員仕事の様子がわかる記事を掲載していきますので、どうぞお楽しみに。

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