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社員インタビュー │Purenista事業部 企画担当 星乃さん

今回の記事では、ピュアニスタ事業部の企画・星乃さんのインタビューをお届けします。

cocone vがココネグループに入り、最初につくったサービスであるにもかかわらず、最速で成長を遂げたピュアニスタ。
企画段階の舞台裏と、ピュアニスタ成功のポイントをお聞きしました。

星乃さんご経歴

2003年1月入社。IT系の専門学校を卒業し、保険会社のシステムコーディングとウェブデザインを担当。
ハンゲのアバターが好きでファンサイトを立ち上げ運用していたことがきっかけでcocone vに入社。
アバター企画としてアバターPure(現Puretomo)やピュアニスタ、新規プロジェクトを担当。
プライベートでもアバターやきせかえを楽しむ、真のアバターオタク。


誰よりもきせかえを愛し、知り尽くしている。お客様から「創り手」へ。

保育園の頃からきせかえが大好きでした。
共働きの母がたくさん買ってくれたきせかえで、祖母と遊ぶのが日課でした。
リカちゃんの服は高いのでなかなか買ってもらえませんでしたが、紙のきせかえなら一度にたくさんのアイテムが増えましたし、1つアイテムが増えるだけで、昨日はできなかった新しいコーデを何十パターンも楽しめるんです。百貨店の袋いっぱいに入ったきせかえが私の宝物でした。

小学校低学年の頃までは友達の家に行き、持っていないきせかえで遊ばせてもらって楽しんだりしていましたが、小学校高学年になると、父のPCのペイント機能のようなものを使って自分で女の子のきせかえ画像をつくって遊ぶようになりました。

( ↑ 現在でも「カワイイ」を表現することが大好きな星乃さん。)


高校になると、インターネットできせかえができるゲームにハマったのですが、当時のゲームはドットでキャラクターもかなり小さかったので、きせかえといってもドットの形や色がちょっと違うくらい…という、なかなかマニアックな遊び方だったと思います。

社会人になってからは、たまたま見かけたハンゲのアバターが可愛すぎて、徹夜でファンサイトを作り、モデルクラブのようなものを運用して40人くらいで遊んでいたところ、ハンゲの社員の方とオフィスで話す機会をいただきました。
最初はユーザーインタビューが目的だったと思うのですが、話している時に「そんなに好きなら、ハンゲに入ったらいいんじゃないですか?」と言っていただけて。

当時は20人程度しかいないベンチャー企業だったので、親の心配も多少はありましたが、アバターへの情熱や会社の可能性を丁寧に説明し、納得してもらえて転職することができました。

前職の経験から、はじめはコーディング担当者として採用される予定でした。しかし入社面接時、直々に面接をしてくださった社長にハンゲアバターのすばらしさや提案をしつこく語っていたら、「もうわかった、なんで企画をやらないんだ。あなたは企画をやりなさい。」と言ってもらえたことが、私のアバター人生の始まりでした。

当時アバターの企画はデザイナーやゲーム企画者が兼務で行っているような体制だったので、アバター専属の企画者は誰もいませんでした。アバターアイテムを世界で初めて有料で販売したのがハンゲだったので、私は社長から、世界初のアバター企画者としての役目を預かったことになります。

アバター企画の前例がなかったため、最初は誰にも教わることなくただ好きという気持ちだけで企画職を続けていましたが、その後、尊敬できる上司・同僚との出会いがあり、徐々に企画職とは何かを経験しながら学んでいくことができました。


きせかえの本質は「自分らしさ」を楽しむこと

魅力的なハンゲアバターをもっとたくさんの人に届けるべく、ハンゲアバターの血統を引いた新サービス『ピュアニスタ』を立ち上げることになりました。

ハンゲアバターを20年以上運営してわかったことは、おとなになっても、いくつになっても、きせかえは楽しい!という、とてもシンプルなことでした。

きせかえは子供だけのオモチャではなく、大人の趣味や癒やしにもなり得るということ。そして、きせかえとネットワークを通じて、日常生活では叶えられない「自分らしさ」や「居場所」までも、見つけることができる人がたくさんいるということです。

特にそれは、リアルが仕事や家事などで忙しい大人女性にこそ顕著でした。
そこで私達は、ゲームや出会いに付随するおまけではなく、きせかえそのものを楽しむことに没頭して、つくっている時間や自分に陶酔できるアプリをつくることに決めました。



ハンゲアバターをベースに、流行りの3Dアバターにすることも検討しましたが、2Dだからこそ実現できる表現の美しさと、日本のセル画アニメをベースとした圧倒的なキャラクターの可愛さに大きな可能性を感じました。
それらをよりアーティスティックで、エモーショナルで、自由なものに昇華させることで、大人も楽しめるきせかえの本質を満たすことができるのではないかと考えたんです。

ターゲットとなるお客様像を考え抜き、ハンゲアバターの魅力が200%活かせるアバターデザインをとことん追求しました。
頭身・肌色・首の角度・指先・輪郭・耳・初期配布アイテム…すべてをアバターデザイナーのメンバーと一緒に細かく検討していきました。
デフォルトの下着1つ決めるだけでも、お客様に届けるプロダクトとして一切の妥協をせず、はげしい議論のぶつかり合いがあったのを覚えています。

『ピュアニスタ』のタイトルは、自分らしさや、純粋にきせかえを楽しむ心の「Pure」と、ファッショニスタ、ファンタジスタ、バリスタなどの表現に使われる「情熱をもって~する人(専門家)」という意味をもつ「-ista」をかけあわせて作りました。

創り手である私達も、お客様も、とことんきせかえのことを考えよう。楽しもう!
そんな思いが込められています。


「お客様はプリンセス。」特別感と、もてなす心を忘れない

もう一つ、ピュアニスタのリリース当初から忘れてないようにしていることは
お客様一人一人を大切にしたい、という真心です。

尊敬しているココネグループの会長の言葉が心に残っています。

「最初から完成されたものを提供するのではなく、完璧でなくてもいいから、少しでも早くお客様にみてもらって、お客様の声をよく聞き、お客様が求める物を一緒につくっていく必要がある。
そうでなければ、末永く愛されるアプリになれるはずがない。」

本当にこの言葉の通りだと思っています。
ピュアニスタは「あなたの声で進化するアプリ」をスローガンとしてレビューやアンケート、お問い合わせ、SNSなどで頂戴したご意見を、些細なものであっても、どんどん検討するようにしています。
定期的にアンケートを実施したり、お客様の声を反映した「今後のコンテンツ追加予定」も随時更新しています。
そして、私たちピュアニスタの企画チームでは「お客様はプリンセスだ」という共通認識があります。
※もちろん王子様もいらっしゃいます。

メインターゲットである大人女性の皆様に、いつでもスペシャルな時間と商品、心のこもったおもてなしを提供したいのです。コンテンツやイベントの企画で悩んだとき、お客様のご意見をみたときいつも「私たちはプリンセスを不安にさせていないか、満足させれているか」と立ち返ります。
大切にしたいのは“一つ一つのご意見”ではなく、“一人一人の居心地の良さ”なんです。

リリースから2年半。ピュアニスタが目指す特別感・ホスピタリティにはまだ全然到達できていませんが、一人でも多くのプリンセス・プリンスにとって最高の居心地になるよう、人生のサードプレイスだと思ってもらえるアプリになれるよう、私達は工夫と努力を重ねていきます。

ピュアニスタをつくったのは、つくり手とお客様の情熱

ピュアニスタは、スマホアプリをつくったことなかった私たちにとって初めてのことだらけでした。
ココネ本社の力を借り、知識がないことで開発の方にたくさん迷惑をかけながらも、絶対に最高のきせかえアプリを作ってみせる、たくさんのお客様を楽しませるんだ!という情熱をもってここまでやってきました。

cocone vは、世界で一番長くアバターサービスを運営している会社です。
ノウハウで他社に負けるわけがありません

運営してきたコンテンツの数や、お客様と重ねてきた会話の数が違います。
お客様の情熱を知っています

そして、わたしたちの中の情熱もあったからこそ今のピュアニスタの成長にたどり着けたんです。
私はきせかえが大好きです。きせかえでもっと楽しいものを作りたい。
もっとお客様を幸せにしたい。
きせかえの楽しさをまだ知らないお客様にも、世界中に届けたい。

その一心で、これからもピュアニスタだけでなく、たくさんのアバターサービスの企画を考え続けていきたいと思っています。

                 ・ ・ ・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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