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「アイデンティティ」を探して未経験からサービスプランナーになった話

こんにちは。採用広報チームの留置です。
今回は理学療法士からキャリアチェンジし、現在新規アバタープロジェクトでプランナーとして活動している尾﨑さんにインタビューしました。
「ゲームプランナーになりたい!」という思いで入社して約1年。
キャリアチェンジの背景やプランナーとして経験したこと、今後の挑戦についてお聞きしています。

「自分らしさとは何か」の問いからプランナーへ

留置)プランナーを目指した背景を教えてください。

尾﨑)前職では3年近く理学療法士として働いていました。

今思うと中学生の頃からゲームに関わる仕事をしたいと思っていましたが、進路を考えるにつれ「現実的ではないのかも...。」と思うようになり、両親の勧めで理学療法士を目指す大学に進学し、就職しました。

しかし、働く中で「やりがい」を感じられたり、一番「自分らしさ」を出せる仕事ってなんだろう?と悩むようになりました。

自分の「アイデンティティ」を探求していくと、自分が最も情熱を捧げたものがゲームだと気づきました。

小さい頃からゲームと共に育ったので、頭の中はゲームのことでいっぱいでしたし、同じゲームオタクの兄とゲームやアニメについての討論をするのが心から楽しかったのが記憶に強く残っていました。

気づいたらPCを買って、Twitterで顔も見たことのない人たちと一緒にゲームを作っていました。ゲームの完成には至らなかったのですが、自分のいる場所はここだと確信に変わりました。

キャリアについて悩んで実に6年以上経ち、ようやく自分のアイデンティティが見い出せる仕事に就けたと思っています。

留置)入社当初はどんな業務を行っていたのですか?

尾﨑)入社当初はアバターを活用したマッチングアプリの企画を担当しました。

ゲームではありませんでしたが、サービスプランナーもゲームプランナーと仕事のプロセスは同じでしたし、経験を積み、プランナーとしての肩書きになりうる仕事ができるなら何でもやろうと思いました。

サービス内の運営業務から始まり、わずか入社2ヶ月で仕様書の作成や季節のイベントなどの企画も担当しました。

チームの皆さんに手取り足取り教えてもらいながら、無事にイベントを完遂する経験ができました。

留置)それから新規アバタープロジェクトのプランナーとなったのですね。

尾﨑)新規アバタープロジェクトは以前の100倍忙しさを感じています(笑)。

大変ですが、自分が最初から携わったサービスがこの世に生み出されるという未来を考えると大変さも楽しさに変わっていきます。

アバターサービスは完全にゲームというジャンルではありませんが、自分がサービスづくりに携われること自体がすごく嬉しいんです。

作ったサービスをみんなから「面白い!」と思って遊んでもらえることを目指しています。

どこで繋がるかわからない、自分の経験が役に立つ

留置)プランナーの業務の中で大変なことは何でしょうか。

尾﨑)まず、一番大変なのは仕様書の作成ですね。正直、面白いものを考えるという意味での企画は誰でもできます。しかし、それを整えて、現実化することが難しいんです。

画像やボタンのサイズ、色、反応や動きをすべて決めなければならないですし、それを文章や言葉でデザイナーや開発者に伝える必要があります。

面白いと思ったアイデアを企画に起こしてみると意外とあれよあれよと追記しないといけない項目が生まれてしまう、なんていうことも多々ありました。

仕様書に書き起こしてみても、実際にプロトタイプを触ってみると使いにくかったりすることもあるので、もう一度仕様の検討に立ち返ったりすることもあります。スケジュールに影響が出てしまうので極力そういったことがないように気をつけています。

留置)印象に残っている経験を教えてください。

尾﨑)未経験からのスタートだったのですべての工程が初めてで良い経験ですが、会長への新規アバターサービスの企画発表が一番緊張した経験として記憶に残っています。

新規サービス企画の検討の過程で、私はターゲット層であるZ世代の分析・調査を行いました。

仮説に基づき、行動や身体的な特徴や心理学まで、英語の記事や論文などからも調査しました。

こういったリサーチ能力は、大学や前職の経験が生かされているかもしれません。

日々の業務の中では企画会議やブレストを通して、企画力に関しての柔軟な考えや広い視野を持つことの重要さを学んでいるところです。

プランナーとして、開発の方々にお渡しする企画や仕様が現実離れしていると問題の原因となるため、どうしても「現実的に可能か」という考え方が最初にきてしまいます。

その考えも大切ですが、プランナーとして面白いものを追求するためにまず風呂敷を広げることが大切なので、「アイデア」と「現実性」2つのバランスを考えられるようになったことはいい経験でした。

留置)プランナーとして働いてみて嬉しかったことはありますか。

尾﨑)色んな趣味があることで知識の豊富さを実感できた時ですね。
趣味の幅が広ければ広いほど企画の仕事のうちどこかで役に立つと思うので、自分の知識が企画で役に立った時は特に嬉しいです。

趣味でゲームをプレイしている時でも、仕様について考えたりしています。
ゲームやサービスについての知識があるほど、企画について話す時に例えややり方をしっかり話せるようになると思います。

周りの先輩のように、色んな経験をしてインプットとアウトプットの量と質、速さを養っていきたいと思います。

プランナーとして結果を出すために挑戦したいこと

留置)今後挑戦していきたいことを教えてください

尾﨑)まずはプランナーとして経験を積み、成長して実績を作っていきたいです。

先輩のように、企画を実現する際につまずいてしまったとしても2つの問題を1つで解決できるような提案ができるようになりたいと思います。

先輩の姿を見て、アイデアを生むことの難しさに挫折しそうになったこともありましたが、一歩下がって俯瞰して考えてみたり、思考を転換して考えてみると答えが見つかることもあります。問題をアイデアで乗り越えていけるようなプランナーになりたいです。

また、プランナーとして「Boss」ではなく「Leader」でありたいと思っています。
「Boss」のように上の立場や後方から指示を出すのではなく、「Leader」として誰かを引っ張っていきたいです。

そのためにはプランナーとしての実績はもちろん、周囲との信頼が必要です。

同じ目標に進む仲間(チーム)と信頼しあえる関係という土台の上で、分け隔てなく全員が意見を言えるような環境づくりを大切にしたいと思っています。

先輩に意見するのは生意気と思われるかもしれませんが、自分の意見を伝えあえる雰囲気を作るために、敬意を持った上で発言しつづける存在であろうと思っています。

新規アバタープロジェクトやその先も結果を出せるように、色々な経験を通して経験と信頼を積み重ねていきたいです。


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