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【社員インタビュー】より多くの人を幸せにするために。お客様と共に自分自身もアップデートを体現している実感。

恵まれた環境の中で感じた違和感。安定よりも挑戦を選ぶ自分でありたい。

ー前職ではどんな仕事をされていましたか。

前職は新卒で入社した老舗の美容系メーカーで営業の仕事をしていました。理系出身だったので周りは研究職で就職する人が多かったのですが、学生生活や当時の就職活動の自己分析から、自分は誰とでも仲良くなるのが得意で、研究をするよりも人と接する仕事が向いているのではないかと思いその道を選びました。

当時から「自分が関わることによって多くの人を幸せにしたい」という想いを持っており、商品の提案を通じてクライアントが喜んでくれる方法を考えたり、信頼関係を築いていく過程が楽しいと感じましたし、この仕事を通して顧客折衝力が身についたと思っています。

その後、営業部の生産性向上をサポートする営業企画部に異動し、データ分析やマーケティング業務を経験しました。異動は偶然だったのですが、数字を分析したりデータを扱ったりすることが好きだったため、この分野での専門性を高めていこうと思っていました。

ーなぜ転職を検討されたのですか。

転職しようと思ったきっかけは、働いていくうちに「このままでいいのだろうか」と漠然と不安に思うようになったことです。大手企業は事業基盤が安定しており、組織もしっかりと構築されていて、安定的な収入を得て定年まで勤務するという働き方が王道ルートかもしれません。

しかし、私はもともと自分でアイディアを生み出したり、改善点を主体的に考えて提案・実行することが好きで、大規模な組織では個性を発揮する機会が限られていることに違和感を感じていました。

環境を変えることには不安もありましたが、一番大事な20代の時間を無駄に過ごしたくないという気持ちが日々強まり、自分の力と強みを最大限に発揮できる環境で、後悔のない人生と働き方を追求したいと思い、転職を決意しました。

ーGROOVEへの入社の決め手はなんだったのでしょうか。

自分がやりたいことや深めていきたい領域と、自分が活かせる経験・スキルがマッチしていたことですね。実は、最初はコンサルタント職は考えていなかったんです。前職で直近まで携わってきたデータ分析やマーケティングのスキルを深めていきたいと思っていたので、データアナリストや事業会社のマーケティング職などを中心に転職活動をしていました。GROOVEも最初はマーケティング職に応募したんです。

でも、面接の際に、「コンサルタントのほうが強みを発揮できるし、やりたいこともできると思うからそちらで選考を進めませんか。」という提案をもらい、コンサルタントの選考に方向転換をしました。

選考を進める中で、GROOVEは個人の能力を最大限に引き出す文化や新たなチャレンジを歓迎してくれる環境があることが分かり、私が求めていた環境はこれだ!と思い入社しました。

クライアントが求めていることは何なのか?自分が提供できる価値は何なのか?を問い続ける日々。

ー入社して、成長実感は得られていますか。

はい。正直、成長の連続ですね。最初に感じた衝撃の一つは、周りの先輩たちの仕事の速さでした。GROOVEの特徴は、1つの案件に深く関わることですが、その結果、1つの案件でも多くの作業が発生します。自分よりも多くの案件を抱えている先輩たちの作業スピードに圧倒されました。

その精度の高い成果物がどれだけ迅速に生み出されているのか、その案件がどのように進行しているのか、驚くほど生産性の高い人たちが多かったのです。

これはGROOVEの強みでもあるのですが、効率化のために、一度行った仕事は他の誰かがまた使えるようにするための型化や仕組み化を行う文化があります。社員全員がこの意識で仕事をしているので、当然私もそのレベルに追いつかなければいけません。

簡単ではなかったのですが、必死についていきました。このような環境に身を置けたからこそ、生産性を向上させる方法を考え、仕事の型化を行う力を身につけることができたと思います。(注1)

ー入社して壁にぶつかった経験はありますか。

初めて自分が担当することになった大手メーカー様の『Amazon専売商品立ち上げ』案件ですね。Amazonの出品アカウントを作成することからサポートし、順調に商品の販売まで進めることが出来たのですが、販売開始後その商品が全く売れなかったのです。

正直先方が狙っている市場の難易度は高く、商品の企画自体も市場ニーズを掴み切った物とは言えなかったため、販売開始前から厳しい勝負になることは伝えていました。ただ実際に販売を開始すると、競争環境が予想以上に激しく、先方の理想プランどころか私が堅めに見積もっていたシミュレーションすら下回る成績となってしまいました。

それまで他の案件をサポートしていく中ではそこまで予想を外したことはなかったので、正直戸惑い混乱しそうになりましたが、現マネージャーの村上さんから「シミュレーションの考え方自体は間違っていなかったと思う。想定とのギャップは明確なので、リカバリーどうするかを一緒に考えよう。」と言われ乗り越えることが出来ました。

私はこの経験を通じて、スキル面だけでなくマインド面も成長できたと感じています。GROOVEは「D2Cメーカーとしての成功体験」×「Amazon出身によるAmazon攻略」を標榜している(注2)ため、クライアントは私たちを「メーカー視点を持つAmazon攻略のプロ」として信頼し、依頼をしてくれています。

当初私はこの意識が低く表面的な施策提案や一般的な分析に終始してしまっていましたが、村上さんと改めてリカバリーを考えたりクライアントと議論を重ねる中でそれだけでは駄目だと気付きました。メーカー出身の私だからこそ、よりクライアント様の立場に立つことが出来、その想いや悩みをくみ取ったうえでGROOVEの持つ知見やデータを活かし、より緻密な分析や課題の深堀りを進め、他社にはない専門的な視点を踏まえた提案をすることが、私が提供できる価値だとわかったんです。

その後この案件に関しては、少しずつ数字が伸びて、売上も上がってきたおかげで信頼を得ることが出来ました。この意識を持ってクライアントに向き合い、細かな要因分析を行い、課題を明確にし、効果的な改善策を緻密に考えることができるようになったことが、私の転機だったと思います。

ーコンサルタントとして、どんな時にやりがいを感じますか。

やりがいを感じるのは、クライアントと「信頼関係を築けた!」と実感できた時ですね。私は、入社初期の失敗から、クライアントが何を求めているのかを考えることを日々心掛けています。

今も担当しているインフルエンサーのクライアントは商品を出品すれば比較的早く売れますし、先方の代表や担当者様もとにかく新しいことに挑戦したい、早く次の新しい商品やサービスをお客様に届けたいというアグレッシブな方々でした。

このクライアントが私に求めるものは、商品の詳細な数値分析よりも、Amazonの運用をスムーズに行うための迅速な情報提供や粒度が荒くても新しい施策提案、そして何よりも熱意だと気が付き、その要求に応えるように意識して支援を行ったところ、仕事への向き合い方を含めてすごく評価をいただいたんです。

プロとしてスキルと知識はもちろん重要ですし、コンサルタントとしての評価も嬉しいですが、一番の喜びを感じるのは、人として信頼されていると感じた時ですね。


クリエイターエコノミーのトータルサポートを目指し、スキルだけでなく人格も磨き続けたい。

ーどのようなコンサルタントを目指していますか。

将来はエンターテイメントの領域に携わりたいという想いがあります。
今は「クリエイターエコノミー」という言葉があるように、大企業でなくても個人のクリエイターがさまざまなコンテンツを生み出し、発信することで収益を得られるような時代ですし、先ほどの案件のようにインスタグラマーやYouTuberなどが自身のブランドを立ち上げてフォロワーに販売したりするP2C(Person to Consumer)が今注目されています。

GROOVEでは2年ほど前からある案件のサポートに成功し、力を入れている領域です。P2Cは個人が商品企画から集客・販売までのすべてを行わなければいけません。先ほどのクライアントはすでに売れる商品を自ら作ることまで成功してきた方でしたが、認知度は非常に高くても「自ら商品を企画して作って売る」ことに成功できている方はほんの一握りしかいない、というのが現状です。

そういう自分たちの商品を売りたいクリエイターのサポートを推進するために商品企画や調達、クリエイティブ制作、SNS含めたマーケティング戦略などまでサポートするトータルマーケティングのプロになりたいですね。


ー理想とする生き方や働き方はありますか。

私は、仕事を通じて色々な場所で色々な人と出会い、刺激を受けることで自分自身をさらに成長させていくような生き方がしたいと考えています。

人それぞれにはそれぞれのバックグラウンドや独自の考え方がありますし、そのさまざまな価値観を吸収すると人として豊かになれる気がします。人として信頼をしていただくためには、ビジネススキルやマーケティング力だけではなく人間力も磨く必要がありますし、そういった力を身に付けることがクライアントへ高い価値を届けることにも繋がってくると思うんです。

働き方の面でいうと、最終的には働く場所や時間に縛られない自分らしい働き方を実現したいと思っています。GROOVEは働き方の多様性はあるのですが、自分がそれを実現するためにはまずはどんな場所でも価値を発揮できるスキルを身に付けないといけないと思っているので、今は目の前のクライアントに向き合いながら、日々努力をしています。


自由と個性、挑戦を推奨する文化はキャリアのアップデートにつながっていく。

ーGROOVEの魅力を教えてください。

一番は多様な価値観を受け入れてくれる環境ですね。GROOVEには、優秀で一人一人が熱量を持っていて、それでいて個性が豊かな人たちが集まっているんですよね。

また、夢を追求することに対して積極的な人が多くて、少し実現が難しいような自分の夢や生き方を語っても否定されることはなく、「めっちゃいいじゃん、面白いね!」と言ってくれたりもします。マーケティングのプロフェッショナルとして会社で成果を出すのは当たり前だとしても、会社での仕事は自己実現の1つの手段ですよね。そういう風に考えるメンバーが多いことがGROOVEの魅力の一つだと感じています。

ー最後に、転職を検討されている方にメッセージをお願いします。

仕事をしながら「自分はこのままでいいのだろうか」と悩んでいる方々にとって、GROOVEは自分の本当にやりたいことを見つけられる場所になると思っています。

逆に、やりたいことがある人はそれをみんなが応援してくれて、一緒に目標に向かって進む環境が整っています。コンサルタントとして様々なお客様と関わる機会もありますし、社内においても他の部署へのキャリアチェンジの機会もあるので、GROOVEで働くことで自分のキャリアの道筋が見えてくると思うんです。

私もまだまだですが、事業部長の鈴木に興味があることややってみたいことを伝えると積極的にサポートしてくれるので、窮屈さを感じずに自分らしく成長できています。


※注1
GROOVEでは「GROOVE Leadership Principles」という14項目からなる信条があります。小向さんが触れているのはその8つ目の信条『型化・仕組み化・ツール化』で、下記の説明文が記載されています。

「リーダーはより創造性の高い成果にフォーカスするため、煩雑なプロセスを簡略化し、反復する業務を効率化します。リーダーは社内外からアイデアを集め、活用することで実践的なフレームワークを展開します。私たちは相手を説得する際、より簡潔で行動しやすいコミュニケーション方法にこだわります。」

※注2
GROOVEの創業事業は財布やバッグなどの革小物のOEM販売で、その後D2Cメーカーとして約50億円の売上を達成したノウハウを活かしコンサルティング事業を始めた。D2C事業はその後株式会社AINEXTとして分離した。



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