今回は日本一かっこいいを目指す八百屋である八百鮮で働くふたりにインタビュー!
個性あふれる八百鮮の中でも、第一線で活躍している藤中昇さんと藤中昇一さん。ふたりはなんと一卵性の双子だそう。
それでもふたりは自分たちは正反対と言います。そんな正反対の二人がいかにして八百鮮に惹かれて働くことになったのか。
ふたりの生い立ちも含めて詳しくお伺いしました!
食の業界に興味ある方はもちろん新しい環境で働いてみたい人も、是非最後までご覧ください!
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【藤中 昇】
1995 年生まれ 大阪府出身
藤中兄弟の兄
高校卒業後は、4社ほど他の八百屋で勤務経験後、八百鮮に入社。
現在は、九条店の青果を担当。仕入れ、売り場、値入れ、など多岐にわたり行う。
慎重な性格。
好きな野菜はトマト
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【藤中 昇一】
1995 年生まれ 大阪府出身
藤中兄弟の弟
高校卒業後は、父親の会社に入社し、大工として勤務。マンションやビルなどのコンクリート専門の型枠大工として活躍。その後八百鮮に入社。
現在は、野田店の鮮魚部を担当。真っ直ぐな性格。
好きな野菜はトマト
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左側が兄・昇さん 右側が弟・昇一さん
日本一かっこいいを目指す八百屋で働く双子ってどんな人たち?!
ーー本日はよろしくお願いいたします。まずは、自己紹介をお願いいたします。
昇:兄の藤中昇です。
高校卒業後から八百屋一本で働いています。
好きな野菜はトマトです。
昇一:弟の昇一です。
高校卒業後は大工として勤務していましたが、兄の誘いもあり八百鮮に転職しました。
好きな野菜はトマトです。
昇:狙ってる感じになってますね笑
ーー好きな野菜が揃いましたね笑 性格なども似ていますか?
二人:似てません!
ーーそうなんですね!お互いからみて、どういった性格だと思いますか?
昇一:僕からみて兄は細かい性格だと思います。
昇:それ褒めてる??
昇一:もちろんいい意味です笑
もう少し掘り下げると真面目や責任感が強いといった感じです。
兄は仕入れをしているのですが、次の日に仕入れるものを寝る前にメモをしているのを見るとしっかりしているなと思います。
ーーなるほど。昇さんからは昇一さんはどのようにみえていますか?
昇:根性もありますが、不器用なところもあるといった感じです。
それに好き嫌いもハッキリしている性格だと思います。
僕は比較的社交的ですが、弟はまっすぐで嘘をつかないタイプです。
昇一:このように性格などは正反対ですけど、できないことをやってもらったりして、お互いでバランスを取っています。
ーーとてもいい関係ですね!続いて少しキャリアのことについてお聞きしていきます。昇さんは高校卒業後、なぜ八百屋で働かれていたのですか?
昇:高校生の時にスーパーでバイトをしていたのですが、その時に野菜の魅力に気づいて、仕事にしたいなと思ったからです。
ーーどのような魅力ですか?
昇:簡単に言うと種類の多さです。
野菜を取り扱う前まではリンゴはリンゴとしか思っていませんでした。
ただ、働いてみるとリンゴでもたくさんの種類があって、それぞれ味も大きさも触感も違うという事を知りました。
その後バイトから社員になり、
仕入れなどをやりだすと、数字をよく見ることになりました。
そこで、それぞれの種類で売上や仕入れ値が違っていて、さらに面白いなと思うようになりました。
ーーありがとうございます。続いて昇一さんにお伺いしていきます。
大工ではどういったことをされていたのですか?
昇一:コンクリート専門の大工をしていました。
主に扱うのがマンションとかビルとかです。
その仕事で根性はとてもつきましたね笑
ーーその後八百鮮に転職されていますが、どういった経緯だったんですか?
昇:それは僕が誘いました!
きっかけは兄の一声!?ふたりで八百鮮に入社した理由とは?
ーー昇さんは何故昇一さんを誘ったのですか?
昇:まず、僕が八百鮮にたどり着いた理由から話すとわかりやすいのでそこから話します。
僕自身、八百鮮以外にもいくつか八百屋で働いていましたが、どこに行っても一番若かったので、八百屋って楽しいや、かっこいいなど、そういった想いを共有できる人が周りにいませんでした。
ただ、社長のTwitterでのつぶやきを見て、八百鮮に行けばそういった想いを共有できる人がいるんじゃないかと思い転職を決意しました。
昇一:その時にたまたま僕も大工辞めたいなとなんとなく思っていた時だったので、
兄に誘われて、断る理由もなかったので一緒に転職を決意しました。
ーーなるほど!実際働いてみていかがですか?
昇一:楽しいですね。
働く環境がとてもいいですし、人に恵まれているなと感じます。
昇:若い子が多いですし、八百屋が好きで働いている子が多いという感じがします。
長年八百屋で働いていましたが、そういった人たちはいなかったので新鮮です。
ーー若い子が多いと活気がありますか?
昇:そうですね。
活気はもちろんですが、挑戦する人が八百鮮にはたくさんいます。
尖っているメンバーも多いですし、良きライバルという感じでいい環境だと思います。
ーー働く上で意識していること等ありますか?
昇:準備です。
先ほど弟が言っていましたが、寝る前とかに売り場の作成をしています。
青果というチームで売り場を作る人、仕入れをする人、品出しをする人などいろんな役割がありますが、僕はその中でも売り場を作ることが一番大事だと思っています。
なので前日の売り上げなどを見て、次の日の準備という意味で売り場の案を練ります。
ふたりにとっての八百鮮とは?
ーーおふたりにとって八百屋ってどういう職業だと思いますか?
昇:正解のない面白い職業だと思います。
あとは誰かから教えてもらう仕事じゃなくて、人のまねやスキルを盗んでいく仕事だと思っています。
ある意味、博打のような感じで、売上を伸ばすためにいろいろ試してみることが非常に多いです。
ーー今後の目指したいことなどはありますか?
昇:社長が謳っている日本一かっこいい八百屋を成し遂げたいですし、会社を大きくしたいです。
あとは、教える立場にならないといけないと思うので、経験したことをどんどん下の子たちに伝えていければいいかなと思っています。
昇一:僕は八百鮮に来てから、良い人たちに囲まれていると感じていますし、期待もしていただいています。なのでその期待に応えたいですし、頼ってもらえる人になりたいです。
ーーそんなお二人が考える八百鮮で働く魅力ってどこにありますか?
昇:良い意味できっちりしていなくて、任せてくれることが多いです。
それにひとりあたりの仕事量が結構あるので、考えて仕事をすることが必然的に多くなります。
ただ、できることはどんどん増えていく環境です。
昇一:先輩たちの面倒見がいいと言いますか、大切にしてくれるのがとても伝わってきます。
それに僕たちも先輩方に教えてもらったことを、下の子たちに引き継いでいかないといけないと思えるような環境です。
ーー最後に見てくれる方にメッセージをお願いします。
昇:何度も言いますが、しっかり上の人が見てくれて、任せてもらえる環境であるので、自分をより高めたい人はおすすめです。
仕事はもちろん多いですが、その分考えたり、学んだりすることはたくさんあると思います。
あとは八百屋はほんとに楽しいし、かっこいい仕事です!!
昇一:僕は人のことしか言ってないですが、働く上での人間関係や働く環境はとても大切だと思っています。
いろんな個性が、日々切磋琢磨していますし、面倒見のいい先輩方もたくさんいるので、人で働く環境を選ぶ方には非常におススメです。
ーーなるほど!
お二人ありがとうございました!