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業界を変えられるから面白い!大手コンサルからスタートアップでの新しい挑戦

今回の「ストーリー」はXAION DATAの事業推進を担う清水へのインタビューです。CEO、CTOとは前職から知己の仲。大手総合電機メーカー、大手コンサルと名だたるフィールドで鍛えられた清水の目を通してXAION DATAを語ります。

入社理由にはXAION DATAならではのストロングポイントが、清水が抱えるミッションについて語る場面では、XAION DATAが考えている事の大きさややりがいがリアルに読むことができます。

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清水 遼/Ryo Shimizu

2013年日立製作所に新卒入社。産業向けITシステム、鉄道事業者向けOTシステム/鉄道車両の営業に6年間従事。また、海外派遣制度により、米シリコンバレーのローカルスタートアップにてBizDevも経験。

2019年アクセンチュアに入社。大手製造企業向けのDX関連/法規関連プロジェクトやベンチャー企業との新規事業創出プロジェクトを経験し、プロジェクトでの貢献が社内外から高く評価され、2021年にコンサルタント、2022年にマネージャーへ社内で唯一の二年連続昇進を達成。

2023年11月より現職
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ITと課題解決に向き合い、シリコンバレーで出会ったCEO・CTO

ーーー まずは、キャリアの概要を教えてください。

新卒で日立製作所に入社し、エンタープライズに向けたIT営業を中心に経験しました。

6年在籍する間に地方勤務なども経験する中で、シリコンバレーへ行く機会に恵まれまして。BizDevとしてローカルのスタートアップに数か月入り、間近で経験することができたのは刺激的でした。

実はそのシリコンバレーでXAION DATAのCEO佐藤、CTO石崎と出会ったんです。この時はあまり絡みはなく、互いに存在を認識した程度でしたが。

ーーー シリコンバレーでの出会いが、後のXAION DATAへのジョインにつながるのですね!

そうですね。私が日立製作所を退職した時がちょうどCEO佐藤がXAION DATAを立ち上げる時だったので、一緒にやらないかと声を掛けてもらいました。

ですが、その時は一度断っているんです。

当時の自分のスキルって営業のみの状態なんですよね。一緒に事業の立上げを推進するには経験不足だと感じていました。営業なら佐藤もできますし。もう少し自分が成長した時にタイミングが合えば、と答えました。シリコンバレーであまりにすごい人達を目の当たりにしていて、自分に力不足も感じていたのもありましたね。



加えて、これまで大手の営業という立場でお客様と関わる中で、課題解決をしようと手を尽くしても、限界があると感じるようになっていて。大手として幅広い解決策を提案できて楽しい一方で、若手の営業としては権限が少なく、どこかもどかしさを感じていました。課題の根っこに携われる、もっと上流の場所で戦わないと、価値提供はもちろん、自分も成長しないのではと思ったんです。

それで、コンサルタントとしてアクセンチュアに入社し、スマートファクトリー構想、ITの上流工程、新規事業創出等のプロジェクトに参画しました。そこで4年半在籍し、マネージャーまで経験することができました。


「業界の変革ができる」そう思える場所で価値発揮し、挑む

ーーー これまで常にITに関わり、課題解決に向き合っていたのですね。この後に再びXAION DATAに縁があるのでしょうか?

はい。アクセンチュアにいる間もXAION DATAには知人を紹介したりと交流がありましたし、CEO佐藤、CTO石崎が私にラブコールを送ってくれていました。

コンサル経験を通して、事業をスケールさせることのイメージも具体的につきましたし、自分の中で“マネージャーを一定期間経験する”というのが、ある程度成長した、と言える目安と考えていたので、そのタイミングに入社することになりました。

ーーー とは言え、コンサルで仕事をしてレベルアップした状態ですよね。他の会社は転職先候補に入らなかったのでしょうか。

もちろん他の企業も選択肢に入れようと色々見てはみたんです。でも、他はピンと来なかったんですよね。その結果XAION DATAに心を決めました。

1点目の理由として、業界の変革が出来ると思ったからです。

まずXAION DATAには、佐藤と石崎が見ている世界の解像度の高さがありました。

スタートアップやベンチャーって、業界の変革や新たな常識の浸透を目指していることがほとんどです。目指すものが抽象的すぎて何を言っているのか具体的なイメージがない企業もある中、2人の話は具体例が詰まっていました。実際今起きているITトレンドについても事前に予測していて備えていたり。

2人はエンジニアのバックグラウンドを持っているので、専門的な知識があるのと、ビジネススキルが高いので、この掛け合わせによるものなのだろうと思っています。


2点目は、自分もシナジー的に価値を発揮できるという感触があったことも要因です。

私がこれまでの経験で身に付けたのは、課題解決力、推進力、グローバル、この3点です。XAION DATAの事業やフェーズ、目指す世界観から、これらを存分に発揮できるフィールドだと感じました。

また同時に、私がチャレンジしたいと感じているフェーズでもあったんですよね。

私はこれまでゼロからの立上げ経験がなく、ゼロイチを経験したいと考えていました。これまでアクセンチュアでは大きなプロジェクトに携わりましたが、やはり支援の立場です。自分が主体となってやってみる機会が欲しいと思っていました。

ーーー XAION DATAには活躍と挑戦が両立する土壌があったのですね。

3点目は、佐藤、石崎の人柄ですね。

前述したように、自ら作り上げることにチャレンジしたいと考えている私に「一緒に作り上げていきましょう」と言ってくれました。私の要望を汲み取ったからこそ出てきた言葉ですよね。

また、日立製作所を退職してから入社に至るまで「遼さんを雇えるようにがんばります」と声掛けを続けてくれました。思いをぶらさずにずっとそう言ってくれたのは印象的ですし、心が動きました。

あと、単純に2人が“いい人”なんですよね。笑 相手本位で目線を合わせて相対してくれて。「この人達と一緒にやりたい、この人のために頑張ろう。」そう思える人達だった、これに尽きます。


キャリアは企業に委ねず「自分で」創り掴むもの


ーーー 現在はどのようなポジションを担っているのでしょうか。

エンタープライズクライアントの事業開発をする、コンサル・商社領域のアカウントマネージャーです。XAION DATAが行っている、人材紹介事業、プロダクト事業、データソリューション事業の3つの事業を扱います。

人材紹介事業では、自分のバックグラウンドを活かした支援が強みです。具体的にはIT×コンサルを強みにしており、特にコンサル業界をご希望される候補者様へは、面接対策はもちろんのこと、どの強みをどのように発揮していくとパフォームするのかアドバイスも含めた支援をしております。また、業界を経験したからこその実態を踏まえ、候補者様のキャリア形成に応じた中長期的なサポートをしております。

プロダクト事業は、弊社プロダクトの課題解決型のセールス/伴走型支援を行っております。プロダクトとはダイレクトリクルーティングプラットフォームの「AUTOHUNT」と営業支援ツールの「AUTOBOOST」の両方を担当しております。

データソリューション事業では、端的に言うとコンサルですね。お客様の課題ヒアリング及び抽出・整理、弊社のテクノロジーを活用した課題解決案を提案し、PMまで一貫してお客様と課題に向き合います。こちらの事業はアクセンチュア時代の仕事とあまり変わらないですね。

ーーー まさにゼロイチ真っ只中ですね。ミッションはどのような内容でしょうか。

オープンデータの利活用でデータ価値を最大化し、企業の課題解決をすることです。

XAION DATAは人材業界の常識を変えようとしています。

人材紹介事業で、ひとつひとつの事例を積み上げていくことはもちろんですが、オープンデータを活用したダイレクトリクルーティングでの転職活動が当たり前になり、ひいては日本の人材流動性が高まり、はじめて「業界が変わった」と言えます。

やはり日本はまだスキルベースの転職に抵抗があったり、大企業にいることが正、という固定観念が根強いです。

ですが、看板を背負うのではなく、自分のスキルで生きて、機会は自分で掴む。これを当たり前にして人材流動性を高めなければと危機感を持っています。実際、あらゆる面で諸外国に遅れを取っていますし、国力の低下に繋がりかねない話です。

また、データソリューション事業においても企業の課題に合わせた形でのオープンデータ利活用を推進していくこともミッションの一つと考えております。

ーーー 日本が長年築いてきた慣習や価値観をひっくり返すのは、なかなかハードルが高そうです。

今は企業側の採用活動の面から変革を促すべく、サービス拡大をはかっていますが、同時に人材側も転職活動にSNSを活用することがスタンダードにならないと成立しません。今はLinkedInのプロフィールを丁寧に埋めておくと企業からラブレターが届くという体験を増やして、啓発・周知をするのもミッションです。


難しいから面白い!日本の慣習と価値観をひっくり返すべく道を拓く

ーーー 壁を乗り越えるには何が必要でしょうか?

共感してくれる仲間が必要です。XAION DATAの取り組みを世の中に広げていきたいですし、一つでも多くのお客様に貢献できるようにしたいです。

ーーー やりがいを感じる点は?

とてつもなく高い壁に挑んでいるところ、ですかね。めちゃくちゃ面白いです。

特にデータソリューション事業は、企業の課題に合わせてオープンデータとクローズドデータを掛け合わせて課題解決をする。これ、おそらく他社はやったことが無いと思うんです。クライアントも初めての試みだ、と皆さんおっしゃいますし、画期的だとの反応をいただきます。

ーーー 個人としての、今後の展望はあるでしょうか。

まずは成果を出すことです。

色々お話ししましたが、まずは好事例を創出し、世の中にインパクトあるところまで広げたいです。

また、個人的に幼い頃から野球を続けてきたということもあり、個よりチームで目標を達成するのが好きなタイプです。

XAION DATAの目標は高いところにありますが、高ければ高いほど違う景色が待っていると思うので、その時は、最高の仲間と共に肩を組みながら最高の美酒を味わい、BBQしたいですね。笑

ーーー まさに個とチームワークの二刀流ですね!ありがとうございました。

(取材・文:橋尾 日登美/写真:田中 愛樹)


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