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【3年目社員インタビュー】安定よりも自分自身の「成長」を求めて。私がひかりてらすで働く理由


今回お話を聞くのは、入社3年目のさしまひなこさんです。2021年に株式会社ひかりてらす(以下ひかりてらす)企画営業部の新卒第1号として配属され、現在は自社ECサイトの運営及びSNS・WEBマーケを担当しています。

語学系の大学を卒業し、入社前はコンテンツ業界への知識も無かったという彼女が、ひかりてらすを選んだ理由と現在のお仕事内容、そしてこれからの目標について伺いました。

大手企業の内定を辞退してベンチャーへ。コロナ禍で改めて考えた「安定した仕事」とは?

ー当初は「安定」をキーワードに就職活動を進めていたそうですが、どうしてひかりてらすへの入社を決めたのでしょうか?

就職活動は比較的安定した業界の企業を受けていて、大学3年生の冬には数社から内定ももらっていました。けれど、コロナ禍で「安定とは何だろう?」と考え始めたことが、ベンチャー企業に興味を持ったきっかけでした。

大学卒業までの社会勉強になればと始めたインターン中に、ベンチャー経営者の話を聞く機会に恵まれ「将来について改めて考えたい」と思い始めたんです。リモートワークが主流になりAIの導入も進むなど、コロナ禍で目まぐるしく変わる中で、自分の市場価値がないと、この先通用しなくなると考えるようになりました。

ひかりてらすも数あるインターン先の1つでした。少年のような目をして会社の将来を語る社長の姿を見て「おもしろそうな会社だな」と直感的に感じたんです。その後、インターンを経て働くイメージも湧き、ここなら自身の成長に繋がる仕事ができると思い入社を決めました。

それに、自由度が高いことも決め手になったと思います。ひかりてらすは、服装や髪型に対して寛容です。自分自身が心地よく感じるファッションや環境で働けるのも魅力の1つでした。

ーベンチャー企業へ就職する不安はなかったのでしょうか?

もちろんありました。既に内定を受けていた大手企業に、辞退の連絡を入れた途端に不安が増して、夜眠れなくなりました。大学の先生にも「どうして安定した企業が内定しているのに、わざわざベンチャーに行くの?」と大反対されましたし。

けれど、同じ企業で長く働くイメージが持てなかった当時の私は、早く成長できる会社に就職したかったんです。特に3年以内で力をつけたいと考えていたので、研修などが多い大企業では、自分の描くキャリアに合わないんじゃないかと感じていました。

会社の実際の雰囲気や大変さは、入社してみないと分からない部分もあります。それならば、早い段階で厳しい道を選んだ方がいいと思い、ベンチャー企業であるひかりてらすを選びました。

コンテンツに詳しくなくても良い。業務の中で培われるマーケティング目線

ー現在のお仕事内容について教えてください。

基本的には、ひかりてらすが運営するculcolle(カルコレ)オンライン、tamapon Gift(たまぽんギフト)のECサイトやSNSの運用を担当しています。

入社当初は、アクリルを中心としたグッズOEM事業のアシスタントを任されていましたが、インターン中から興味があったこともあり自社ECサイトやSNS運営に関連する業務が増えてきました。

現在はアニメグッズの版元や工場とのやりとりなど、グッズ制作に関わる提案業務も任されています。業務範囲が広く大変なこともありますが、サービスや製品が世の中に出るまでの裏側も知ることができ、やりがいを感じています。

ー入社当初はコンテンツ業界の知識も乏しかったそうですが、入社前と後のギャップがあれば教えてください

入社前は「コンテンツ業界=大変、忙しい」というイメージが強かったですが、実際は残業もそこまで多くなく、メリハリをつけながら働いています。ひかりてらすではフレックス制を採用していて、自分自身の裁量で働く時間帯を調整できます。

また以前は、「コンテンツ業界で働くにはアニメや漫画が好きでなければいけない」という思いから、コンテンツを深く知らないまま業界に入ったことへの不安もありました。けれど、最近は「好き」と「仕事にする」は別物だと考えるようになりました。

例えばコロナ禍で『鬼滅の刃』が大ヒットしましたが、私の場合、アニメとコラボしたCMやグッズをみては「新たに〇〇層を狙った企画だな」とか「当初の予測とは外れたな」と、企画の意図を分析するのが好きなんです。特定のアニメに詳しくなくても、コンテンツを俯瞰して見れるからこそ、コンテンツマーケティングのおもしろさに気付けたのかもしれません。

立てた仮説が正解かどうかは分かりませんが、コンテンツを通して売れる仕組みを戦略的に考えるのは、とても楽しいですね。

入社半年で新サービスのECサイト構築のアシスタントディレクターに!

ーこれまで、さまざまな業務に関わってきた中で特に大変だったことを教えてください。

入社半年で任された、新事業「tamapon Gift(たまぽんギフト)」の開発には一番苦労しました。

これまでECサイトを作った経験もなければ、まともに会議に出た経験もありません。右も左もわからない状態で、アシスタントディレクターとして新事業のECサイト開発を任されたときは、正直荷が重すぎると感じましたね。

tamapon Giftの特徴である「オンライン上でガチャを引く」という特殊なサービスをECで表現するのは、通常のECサイトを作るのとは違った難しさがあります。私は、デザイナーやコーダーに依頼した仕事に対して、会社が目指す方向性を伝える立場でしたが、当初は何を確認したらいいかも分かりませんでした。

ーそのような事態を乗り越えるために、どんな工夫をしましたか?

ECサイト開発に関しては、分からないながらも、とにかく事例を集めて分析しました。

例えば、大手のECプラットフォームやふるさと納税サイト、若者をターゲットにしたデジタルギフトサービスなど、tamapon Giftの参考になりそうなECサイトをひたすら調べました。各サイトを比較して、共通点と相違点を研究することで、作りたいサイトのイメージの解像度を上げていきました。

また、サイト開発をしていく中で、社長とのコミュニケーションも工夫していました。社長の頭の中には常にアイディアや構想がありますが、具現化しなければ他のメンバーには上手く伝わりません。全員が共通のイメージを持ち、プロジェクトをスムーズに進行できるように、社長の考えを具体的なビジュアルや資料に落とし込むようにしていました。

ー反対に、やりがいを感じたことや嬉しかったことはありますか?

新事業のリリースを含め大変なことが多かった反面、自分でできることがとにかく増えました。

現在採用活動にも関わっており、説明会などで学生から「会社に入って成長したこと」について質問を受けることも多いんですよね。入社から3年経って、ふと「今の自分は何ができるようになったんだろう」と思い書き出してみたら、想像していたよりたくさんあったんですよね。

入社前は業界への知識も少なく、丁寧に教えてくれる上司もいませんでした。ですが、そんな環境だったからこそ、まずは自分で調べて挑戦してみるという習慣が、自然と身についたんだと思います。変化が激しい時代でも通用する人材になりたいと、あえて厳しい環境にあるベンチャーを選びましたが、今は日々自分の成長を感じて、それが自信ややりがいに繋がっていますね。

予測不可能な未来を、一緒におもしろがれる人を募集中

ー今後、さしまさんがひかりてらすで挑戦してみたいことを教えてください。

これまで外部の製作会社にお願いしていたデザインやコーディングなどの業務もできるようになりたいです。例えば、コーポレートサイトの作成やSNS投稿用画像のデザインが自分で作れるようになれば、更に仕事の幅も広がると考えています。

デザインも独学で身につけたいと思っているので、街中にあるポスターや広告を見ては、「デザインって奥深いな……」と楽しみながら学んでいる最中です。

ー最後に、どのような方がひかりてらすに向いていると考えていますか?

「何でもおもしろがれる人」が向いていると私は思います。ベンチャー企業なので自由度が高い代わりに、時には自分の能力以上の成果を求められることも出てきます。その際に楽しんでやれる人が強いと思うんです。

もちろん、マニュアル通りやるのが一番安全で、私も元々はマニュアルがなければ前に進めないタイプでした。けれど、ひかりてらすでは、前例がないことにチャレンジする場面が多いので、自分自身で調べてマニュアルを「作る側」にならなければなりません。

「どうせやるなら楽しみたい」。自分自身の成長に貪欲で、何でもおもしろいと感じられる人と一緒に働いてみたいですね。

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