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広い視野と高度な専門知識で「管理部門から会社を動かす」人材を目指す/経理リーダーインタビュー

オンラインビジネス英会話「Bizmates」をはじめ、さまざまなサービスを提供しているビズメイツでは、多彩なキャリアを持つメンバーが活躍しています。

今回は、法人営業から経理へと転身し、事業会社2社の経理部門でも経験を積んだ後にビズメイツに入社した、根本さんにインタビュー。これまでのキャリアや現在の仕事、今後の目標について聞きました。

■プロフィール

経営管理グループ 経理チーム リーダー:根本 祐喜

空調設備を販売する商社に新卒入社し、営業を担当していたが「より経営に近い領域で仕事がしたい」との思いから、会計・経理領域へキャリアチェンジし、会計事務所にて7年半勤務。その後、建設会社、ITコンサルティング会社の経理部門を経て、2024年1月よりビズメイツに入社。

「会社経営」への興味から経理・会計の道へ

 ——大学卒業後から、これまでの経歴について教えてください。

新卒入社した商社で、営業職としてファーストキャリアをスタートしました。しかし次第に「経営に近いポジションで仕事がしたい」と考え始めたことが、経理に携わるきっかけでした。

当時の私は「経営コンサルタント」という響きに憧れていたものの、知識は皆無。そこで公認会計士の資格取得に挑戦し、経営に欠かせない財務や会計の知識をつけるべく、勉強を始めたのです。

残念ながら、公認会計士試験の合格には至らなかったのですが、業務内容が公認会計士と隣接している税理士の仕事に興味を持つように。そこから会計事務所に就職し、実務経験を積む日々が始まりました。

業務には十分にやりがいがありましたが、7年ほど同じ仕事を続けていくうちに「もっと挑戦したい」と思い始めたんです。会計事務所が担当する業務はどうしても「税務」に限定されがちで、当初の目標だった経営に関する業務には、なかなか踏み込めないもどかしさもありました。

そこで、次は事業会社の経理部門へと転職。これまでに建設会社とITコンサルティング会社の2社で経理業務を担当しました。

——ビズメイツに入社した経緯についても、教えてもらえますか?

事業会社の経理業務を経験したことで「さらに“マクロ視点”に立って、会社経営全体に携わりたい」「これまでメインで担当することがなかった連結決算や開示業務などにも取り組んでいきたい」という思いが強まっていったんです。その目標を叶えられる場所がビズメイツだと考え、入社を決めました。

——「挑戦したいことが実現できる場だ」と感じられたんですね。

はい。ビズメイツの経理部門は、まさに私が求めていた環境でした。

当社は2023年にグロース市場に上場したばかりで、組織や事業規模を拡大している最中です。発展途上にある環境で新たな領域に取り組むことは、自分自身の成長にもつながると思い、迷わず入社しました。

入社後すぐに任された「連結決算」。信頼される喜びを実感

——現在の担当業務について教えてください。

現在は経理チームのリーダーを務めています。構成メンバー3名の小規模なチームで、経理業務全般に携わっている状況です。

具体的な業務には、月ごとの売上高や財政状況を把握して経営管理に役立てる「月次決算」や、3ヶ月おきに公表する「四半期決算」への対応があります。さらに株主総会を開催するための準備や資料作成、チームメンバーが作成した書類のダブルチェックなども私の担当業務です。

新しい業務に挑戦する中で、より専門性の高い知識が必要だと再認識しており、自ら積極的に学んでいく姿勢を大切にしながら、日々の業務に取り組んでいます。

また、会計処理においては会社ごとに細部のルールが異なることも多々ありますから、他部署も含め、周囲と連携しながら現状を把握することにも注力しています。

——入社前に期待されていた「新たな領域への挑戦」が始まったわけですが、手応えはいかがですか?

「今までの知識・スキルを活かしながら、さらに専門性を高め、経営視点を持って業務経験を積みたい」という、希望どおりのキャリアがスタートできたと思います。しかも予想以上に早いタイミングで、挑戦したかった仕事を任せてもらえたことが嬉しかったです。

入社後すぐに、フィリピンにある子会社「Bizmates Philippines, Inc.」との連結決算を担当することが決まった際は、スピード感に驚きました。

——目標としていた仕事を実際に体験してみて、どのように感じましたか?

グループ全体の財務諸表を作成し、本社と子会社の両方の決算資料を俯瞰で見ながら経営状況を把握していく中では、初めての経験も多く、当然ながら難しさもありました。

しかしそれ以上に感じていたのは、大きなやりがいです。「目指していた仕事を、まさに今、信頼して任せてもらえている」という実感がありましたね。

そもそも連結決算業務に携われるのは、グループ会社がある企業の経理部門のみ。そのため私にとっては「特別感」がある仕事です。挑戦できる喜びもひとしおでした。

これからの挑戦になりますが、開示業務に携われることも楽しみにしています。主に投資家に向けた業績や財務などの情報開示は、上場企業にのみ義務付けられたもの。連結決算と同様に、私にとって非常に「特別感」のある業務なんです。

開示業務で作成する資料は種類が多く、それぞれに異なる知識が必要です。会社全体の事業に関する記載が求められるため、他部署との連携も欠かせません。

事業と会計、両面の幅広い知識が必要になりますが、そのぶんチャレンジのしがいがありそうで、今からワクワクしています。

「攻めの経理」で組織の原動力に

——根本さんが経理の仕事をする上で、大切にしていることは何でしょうか?

私は経理業務において非常に重要なのが「コミュニケーション」だと考えています。

会社全体の現状を理解し、各部署の収支計算をするには、多くの人の協力が必要です。ですから、ひとりよがりにならないよう、周囲と合意をとりながら丁寧に進めることが求められます。

そのためにも、説明資料を分かりやすく作ることや、他者の意見にもしっかりと耳を傾けて柔軟に対応することなど「仕事の基本」を大切にしています。

一緒に働く人たちとの日々のコミュニケーションが円滑であれば、経理業務もスムーズになっていくもの。報告される“数字”だけを見るのではなく、相手の立場や背景も知ろうとする努力を、今後も続けていきたいです。

 ——最後に、これからの目標について教えてください。

「管理部門から会社を動かす」存在になるのが目標です。一般的には「経理=守りの部門」のイメージがありますが、意外と「攻めの部門」としての役割も大きいんです。

例えば「会社をどのように構築するべきか」を数値から読み解き、次の戦略に向けた提言を行うことも、経理業務の延長線上にあります。

ビズメイツは設立から11年ほどの比較的若い会社です。だからこそ今後の成長拡大のために、私たち経理の視点からも、積極的に意見を述べることが期待されていると思います。

私としても、キャリアチェンジにあたって希望していた「経営に近い場所で仕事がしたい」思いを、ぜひビズメイツで叶えたいので、発信にも力を入れていく予定です。

これからさらに視野を広げながら、専門知識を活かして「経営に貢献できる人材」を目指していきたいと考えています。

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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