「建設従事者を不合理から解放し、可能性を最大化する」というCORDERのミッション。レガシー産業とも呼ばれる建設業を変革していくためには、トップダウンのワンマン経営ではなく、弊社のバリューの1つでもある「ONE TEAM」で取り組むことが必要だと考えています。

そんなミッションを達成するために、「ONE TEAM」含め、弊社には様々なバリューがあります。今回は弊社がどのようにバリューを作成し、どのようにブラッシュアップしているのか、またバリューを浸透させるためにどのような行事や取り組みを行っているのかなど、代表の田邊からご紹介します。

田邊 健人 / CEO

2017年青山学院大学を卒業し、 株式会社ベイカレントコンサルティングに入社。大手金融企業にてIT投資施策支援に従事した後、 ビッグデータ･BI･ERP等、大企業向けのDX推進を行う。 2021年2月、株式会社CORDERを共同創業。

行動指針もバリューも、全員で考え、全員でブラッシュアップ

ーーまずCORDERのバリューを教えてください。

現在、弊社で策定しているバリューは以下の通りです。

• Just Do：可能性を信じて、まずはやってみる
• All-win：みんなをハッピーにする。
• User Origin：ユーザー起点で常に考える。
• One Team：1チームで成し遂げる

社員全員で話し合いを重ね、策定に至りました。また現在も改善を進めています。

ーー具体的には、どのようにしてバリューのブラッシュアップを行っているのでしょうか？

毎週の週次ミーティングで、行動指針となる「やるべきことリスト」「NGリスト」を参照し、それらを抽象化して今のままのバリューでいいかどうかを話し合っています。

やるべきことリスト

NGリスト

「やるべきことリスト」「NGリスト」は、社員全員に随時更新してもらっているものです。社員がリストに追記した項目は、本当に必要なものか、抽象化するとどのバリューに当てはまるものなのか、当てはまらないなら現在のバリューを改善すべきか、もしくは新しいバリューを作るべきか。そのような話し合いを週次ミーティングで行っているイメージです。

現在作成しているバリューも、「やるべきことリスト」「NGリスト」に載っているものを抽象化し、策定しました。

週次MTGの様子

バリューに即した言動を全員で評価し合うボトムアップ型組織

ーーバリュー浸透のために行われている施策は何かありますか？

バリューに沿った評価を社員全員で行うという取り組みをしています。具体的にはSlack上で専用の絵文字スタンプを作っていて、お互いにバリューに即した発言や行動ができたときに押し合うようにしているんです。

また専用の絵文字スタンプが押された投稿は、ひとつのチャンネルに転送されるような仕組みにしており、週次ミーティングで振り返って、スタンプが押された人を讃えるようにしています。

経営陣だけがメンバーの行動を評価するのではなく、みんなで評価し合うことで、ボトムアップで動いていけるチームになるのではないかなと。

実際のslackでのやり取り

ーー社員同士で評価し合えるのはいいですね。

始めた当初は、スタンプを押されるのはいつも同じ人といった状態になってしまっていたのですが、最近になって色々な人がスタンプを押されるようになってきました。またスタンプを押す人も増えてきましたね。バリューが浸透してきた実感があります。

チームの信頼関係を強められた。2周年記念パーティーを実施

ーー周年記念パーティーを先日開催されたと伺っています！

2023年の2月に、弊社は創業2周年を迎えました。普段はリモートワークで働いているメンバーが大半なので、オフラインでコミュニケーションを取り、信頼関係を強くできればなと。また会社の方向性のすり合わせを改めて行い、ひとつの目標に全員で向かっていければという思いから開催しました。

ーーどのような内容を行ったのでしょうか？

私の方から、CORDER創業までの成り立ちとこれまでの沿革、現在の事業実績などについてお話させていただきました。

またお互いの自己紹介。事前にnotionへ略歴や趣味、やりたいことなどをまとめてもらっていて、それを深ぼるような形で実施しました。自己紹介だけで1時間半ぐらいは時間を取っていたと思います。

自己紹介の様子

あとはノベルティでパーカーを制作していたので、それをみんなに配って、記念撮影を行いました！イベント全体で約3時間ほどだったかなと思います。

お揃いのパーカーで撮影しました！

ーー自己紹介がメインだったんですね！

周年記念パーティーというと、経営陣が話して終わりみたいなものも多いと思うのですが、今回はチームの結束力を高めたいという目的が強かったので。全員が話す機会を作りたかったですし、そこに時間をかけたかったんです。

周年記念パーティーを実施してみて、普段の業務の中でもコミュニケーションがより円滑に取れるようになったと感じており、非常に良い機会だったなと思っています。

あとメンバーがサプライズで、豪華なビールを用意してくれていて。それは、とても嬉しかったですね！

思わぬサプライズに喜ぶ経営陣

ーーそれは嬉しいですね！このようなイベントは今後も開きたいと思われますか？

周年記念パーティーは毎年実施していく予定です。またオフラインで集まる機会は、もっと増やしていきたいですね。四半期に一度は実施できればなと。直近ではバーベキューとかできたらいいなと考えています。

ーー最後に3期目の意気込みを教えてください。

2023年の1月からメンバーも増えてきていて、やっとひとつの会社として成り立ってきたかなと感じています。既存のお客様・パートナー様へ価値提供をしっかりと行っていきつつ、再現性のある仕組みを組織内に確立させ、新規顧客・パートナー数を徐々に増やしていければと思っています。今後もONE TEAMで頑張っていきます。