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学んだのはビジネスの”イロハ”。退職者視点で語るGiobaiの内と外

早川 健星/ ライター

大学を卒業後、新卒で消防士として1年半従事する。その後Webビジネスを学ぶためGiobaiへ入社。退職後は代筆屋として独立するかたわら岡山県へ移住し、地方創生プロジェクトに参画しレモン農家として3年間活動する。現在は代筆屋としてフリーランス活動を続ける。

消防士→マーケター→代筆業。唯一無二の異色な経歴

- 簡単に経歴を教えてください。

 大学を卒業後消防士になり、1年半ほど従事したのがファーストキャリアです。その後Giobaiに入社した後に、代筆屋として独立と同時に岡山へ移住して、地方創生事業の一環でレモン農家として農業を行い、現在はフリーランスの代筆業として活動しています。

- 様々な職種を経験されているのですね。

 そうですね。消防士は小さい頃からの夢でした。もう少し長く続けようかとも思っていたのですが、大学在学中に出会った「代筆業」という職業に抱く憧れが日に日に強くなり、代筆屋になるためにWebを勉強したいという思いが大きくなってきたので、思い切って挑戦しようと消防士を辞めてWebの世界へ飛び込みました。

- 代筆業というのはどういう仕事なのでしょうか?

 ざっくりいうと、依頼主に代わって手紙を書く仕事です。一番多いのは「復縁するための手紙を書いてほしい」というものです。大学在学中に読んだ小説に心を打たれて、これを仕事にしたいという思いを持つようになりました。

 とはいえ代筆屋として食べていくためにはWebビジネスの知識が必要だと考え、独立する前に経験を積みたいと選んだのがGiobaiでした。
 Giobaiには短い在籍期間でしたが、マーケティング全般を経験できて非常に凝縮された時間でしたね。

 その後、代筆屋としての独立を決め退職しました。それがちょうど新型コロナ感染症が流行し始めたタイミングで、地方移住の誘致や地方創生事業が盛んになっていたのもあって、思い切って岡山県へ移住し、レモン農家としても活動を始めました。

 そこからの3年間はレモン農家のかたわら代筆業としての仕事を開拓しようと試行錯誤する日々でしたね。
 独立といえば聞こえはいいですが、依頼がなければほとんどニートと変わらないので、とにかく記事を書いたりWebで情報発信したりして、なんとか地盤を築いていきました。

Giobaiで学んだのはビジネスの”イロハ”

- Giobaiでの経験についてお聞かせください。

 Giobaiに入社した時は消防士の経験しかなかったので、タイピングすらままならない、名刺の渡し方も分からないような状態でした。
 毎日が初めてのことばかりだったので、自分もとにかく毎日必死でしたが、教える側の宮下さんも大変だったと思います(笑)

 代筆屋やライターとしての経験値を積むことが目的ではありましたが、ライティング自体は業務の一部で、基本的にはWebマーケティング全般を経験しました。

 具体的には、インフルエンサーマーケティング、運用型広告、アフィリエイトに加えてクリエイティブ作成や新商品開発のOEM先との打ち合わせなどです。
 会社としても今より規模が小さくて、4人目としての入社だったので全員が一丸となって何でもやるという雰囲気があったように思います。

- 中でも印象に残っているミッションや仕事などはありますか?

 入社初日に「新商品をインフルエンサーマーケティングを通じて月に100個売る」というミッションをもらったことですかね。

 最初、手当たり次第にインフルエンサーにDMを送ったのですがなしのつぶてで、途方に暮れて「どうすればいいでしょうか?」と宮下さんに相談したら「どうしたらいいと思う?」と返され、自分で考えないと意味がないんだと気付かされたのを覚えています。

 宮下さんからヒントももらいつつ、自分なりに考え・改善するというサイクルを繰り返したことで、結果を残すために自分で考えて行動に移すことが習慣づいていったように思います。

 上記のインフルエンサーマーケティングの開拓もしつつ、カスタマーサービスのSV(スーパーバイザー)の役割も任せられるようになっていきました。
 そこでは新人教育、フォローアップ、スクリプト作成、ノウハウ共有、エスカレーション対応などを行い、継続率をあげるために日々チームで頑張っていました。

重要なのは経験値よりも「結果を残す」という信念

- Giobaiでの経験で得たものはありますか?

 いろいろあるのですが、一番はビジネスの”イロハ”を身につけられたことですかね。

 言われたことをただやるのではなく、まずは全体像を描いた上でどこまで到達すれば良いのかを見極め、そこから逆算してタスクに分解していくとか。
 ただ報告するだけではなく、必ず手元にある情報から自分なりの仮説や意見を組み立てた上で相談を仰ぐとか。

 例えば先述の「インフルエンサーマーケティングを通じて月に100個売り上げる」というミッションを例に出すと、ミッション達成のためにとりあえず手を動かし始めると、あれもこれもとやらないといけないことが後から後から出てきて対応に追われる、という経験をしました。

 その経験から、最初から達成までのマイルストーンを敷くなど全体像を把握できていれば、やらなければならないことを洗い出しやすく効率的に行動に移していけますし、PDCAを回してブラッシュアップすればより高い目標を追いやすくなるということに気づきました。

 当たり前と言えば当たり前の仕事のやり方なのですが、だからこそ代筆業やレモン農家などGiobaiとは全く違う職種へ転向してからもブレない軸として身についていると感じます。

- Giobai在籍時を振り返っていかがですか?

 精神と時の部屋みたいな感じでしたね(笑)少ない時間ではありましたが、多くのことを経験させてもらいましたし、毎日頭がパンパンで、正直しんどい部分もありましたが、大きく成長させてもらえたと感じています。

 何よりも宮下さんとの出会いは財産だと思っています。Giobaiを離れた今でも尊敬していますし、厳しい言葉もたくさんもらいましたが、Giobaiの事業を大きくしていくタイミングで宮下さんと一緒に働けて良かったです。

- 最後に、Giobaiで活躍できる人ってどんな人だと思いますか?

 「なんとしてでも結果を残したい」という気持ちを持っている人だと思います。

 これは少し自戒も込めてですが、 「挑戦したい」という気持ちだけだと正直不十分で、挑戦した先で何かしら結果を残す・やり切るという信念を持っているかどうかは大きな分かれ目だと思います。

 Giobaiはそれまでの経験よりも、どちらかというと素直さや地頭の良さを重視した採用をする傾向にあると思うので、未経験でも「結果を出したい」という強い気持ちを持っている人はぜひチャレンジしてほしいと思います。

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