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【社員コラム】あん肝の季節がきました

こんにちは。最近一気に寒くなり、私の好きなあん肝の時期になりました。

今回はあん肝を家で思うがまま食べたい!という気持ちから、学生時代より鳥居家まるごと、おばあちゃん、友人までいつもお世話になっているマスターにあん肝の作り方を聞いてきました。

※実際に姉と教わった日の写真を撮り忘れてしまったため、今回はマスターが作っているところの写真を使用しています。

【注意】 あん肝はあんこうの肝臓のため、思っていたより写真が内蔵です。内蔵が苦手な方は読むことお控えください。すみません。




さて、それでは実際にあん肝を作っていこうと思います!

あん肝といえば、あのなめらかさが売りですよね。ではそのなめらかさ。どうやって出すのでしょうか。

これが何もしていないあん肝の状態です。真ん中に通っている筋が食べにくそうですよね。なのでまずはこの筋を包丁で取り除きます

取り除いた後、まだ安心できません。あの滑らかさを出すために、このとても見づらいうすーい膜を取ります。ツルツルしていてわかりづらいのですが、これを手でぶちぶちと切り裂いて取り除いていきます。ここらへん、内蔵感がすごいですよね。この際に結構あん肝がぐちゃっとなってしまうのですが、この後筒状に成形するため気にしません。

※マスターは職人なので、ぐちゃっとなりません。私のあん肝は惨劇でした。

こちらが筋、膜を取り除いたものになります。つるんとしていて美味しそうです!そしてここから、酒(50ml)、水(500ml)、塩(15g)を混ぜた溶液にあん肝を40分つけていきます。マスター曰く、浸透圧が関係しているそうです。分量を細かく聞いたのですが、あん肝の量にもよるとのこと。それはそうなんだけどと聞いても感覚でしか教えてくれませんでした。なので今回も正確な分量ではありません。料理が得意な方は調味料を比率で混ぜることを学びました。

こちらが40分つけられたあん肝です。

ただこのままだと私たちが知っているあのきれいな丸にはなりません。そこでなんとこのあん肝たちを、アルミホイル、サランラップを使用して筒状にしてきます!

まずサランラップで軽く円柱状にしたら、その後アルミホイルで巻きます。そして最後にアルミホイルの片側をぎゅっと絞り、下に向けてとんとんとあん肝を上下に振って重さで隙間を無くします。この際に前段階のサランラップをきつく巻きすぎると、うまくとんとんと下にあん肝が落ちてこないので注意です。ここできれいな丸が決まるため、マスターからも熱い指導が入りました。

最後はぷすぷすと穴を12ヶ所(3穴と4ヶ所)あけ蒸し器に入れて40分。その間に私は姪っ子たちとジャンボリミッキーを踊りながら、休憩時間に白子ポン酢を食べます。姉は”西京焼き”をマスターに教わりながら漬けていました。

マスターによる姉に対するレクチャーは”しめ鯖”にまで進みます。しめ鯖って家でもできるんだ…

自分の姉ながら食への探究心がすごいなと思いました。私はまずはあん肝から頑張ろうと思います。

なんだかんだと40分はすぐにすぎ、出来上がったあん肝がこちら!とてもきれいなオレンジです!!出来上がったものは、人生初白子ポン酢を食し終えたばかりの姪っ子たちと食べます。彼女たち曰く、大人の味だそうです。白子の方が良かったみたいです。白子も美味しいですもんね!

さて、どうでしたか?あん肝作りの過程は実はすごくシンプルで、下処理→丸くする→蒸す!これだけなんです。これなら家でもできそうと思わせてくれる料理過程ですね。

あん肝をはじめ、私たちにあらゆる美味しいものを提供してくれるマスターには、いつも感謝しています。ありがとうマスター!

次回は究極の唐揚げ作り、醤油麹作り、白和を教わる予定です。もしレシピ等気になる方がいらっしゃいましたら、いつでもお声かけください!

みなさんもぜひ!あん肝作りやってみてください!

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