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【KEPPLE CREATORS LAB】リモートワークでコミュニケーションを推進するための取り組み

こんにちは! ケップルのプロダクト開発組織 KEPPLE CREATORS LAB (以下ラボ)でマネジメントとエンジニアをしている石野です。

皆さんはリモートワークをされていますか?リモートワークは、仕事と私生活のバランスがとれたり、遠方からでも業務が行えたりなど、いろいろとメリットを感じている方は多いのではないでしょうか。

一方で、リモートワークの難しさも感じているはずです。特に従来のオフィス環境と比べてコミュニケーションの難易度は増しているのではないでしょうか。たとえば「気軽に話す機会が減ったので、質問に対する心理的障壁が高くなった」といったリモートワーク特有の課題があると思います。実際にラボでも実装の悩みを1人で抱える傾向になってしまい、同じような課題を感じていました。

そこで、今回はラボでコミュニケーションを推進するために実施している施策をご紹介します。

エンジニア雑談会

最初にご紹介するのは「エンジニア雑談会」です。名前の通り、ラボの中でもエンジニアのみが行なっています。リモートワークで技術的な質問がしづらいと感じているメンバーもおり、試験的に取り組んでおります。

目的と概要

エンジニア雑談会は、エンジニアリングの話だけでなく、さまざまな話題についてざっくばらんに話す場として機能しています。週に2回、30分間実施していて、特定のテーマは設けられていません。

具体的な内容

エンジニア雑談会では、具体的に以下のような話題がよく取り上げられています。

  • 真面目な設計や実装に関する相談
  • 「なんかよくわからない」などのラフな相談
  • 最近見たおすすめ記事の共有
  • 仕事以外の話題の共有

デイリースクラムの導入も検討しましたが、エンジニア全員との話し合いの結果、よりラフに話題を共有できるこの取り組みを採用することにしました。

効果

エンジニア雑談会の導入により、以前よりエンジニア間での会話・相談が活発になっています。これにより、質問に対する心理的な障壁が低減し、より開発が進めやすくなっているように感じています。

1on1ミーティング

続いて「1on1ミーティング」の取り組みについてご紹介します。こちらもエンジニアと私との間で進めている内容になります。定期的な振り返りや、メンバーの状況理解を目的として設けられているものです。

目的と概要

1on1ミーティングでは、"KPT"というフレームワークを用いて各メンバーと行なっています。KPTとは「Keep(続けるべきこと)」「Problem(問題点)」「Try(試してみること)」の頭文字で、効率的な振り返りと改善を促すものです。詳細については、Google先生が詳しく解説しているのでこちらでは割愛します。

具体的な内容

私たちは、FigJamで作成したテンプレートを用いて以下のような流れでミーティングを進めています。

  1. “Try”(試してみること)の状況を確認
    前回のミーティングで決めた"Try"が上手く実施できたか、振り返りを行います。
  2. “Keep”(良かったこと)を話し合う
    一週間で良かったと思う事を見つけ、なぜ良かったのか振り返りを行います。
    例:プロジェクトの進め方の指摘を積極的にすることができた
  3. “Problem”(悪かったこと)を話し合う
    一週間で悪かったと思う事を見つけ、なぜ悪かったのか振り返りを行います
    例:Slack通知を未読にして忘れがち
  4. 次の"Try"を話し合う
    これまでの振り返りを踏まえ、次に試してみるべき事を話し合います。
    例:Slackのあとで機能を試してみる


▲KPTのテンプレート

効果

1on1ミーティングの導入により、エンジアリング以外の悩みや組織に対する課題などに対しても、互いに話し合い、継続的な改善を行うことができるようになりました。また、リモートワークにおいては気付きづらいメンバーの状況変化や潜在的な問題に対して、より早期に気付き対応することが可能となりました。

バーチャル空間オフィス

最後に「バーチャル空間オフィス」の取り組みについてご紹介します。ラボでは2ヶ月前から「Metalife」というコミュニケーションツールを試験的に利用しています。


▲ある日の朝会

目的と概要

バーチャル空間オフィスを導入した主な理由は以下です。

  • リモートでも気軽に会話できる環境を整備
  • お互いの状況の透明性を高める

具体的な内容

Metalifeは主に次のような場面で利用しています。

  • 朝会
    ラボの全員が一堂に会して、一日のやることを共有するのに利用しています。
  • 可視化された働き方
    基本的に業務中はログインするようにしています。弊社はフレックス制度を採用しているので、誰が業務中なのかMetalifeを見ることで把握できます。
  • 気軽な会話
    「ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」というときに、Metalifeで相手を見つけ、気軽に話しています。

効果

バーチャルオフィスの導入により、手間がかかって遠慮しがちな短い会話がメンバー間で増えたと思います。また、誰が業務中か把握できるのでいちいちSlackで確認する手間も減っています。一方でMetalifeかGoogle Meetなのか迷うこともあり、一定の利用ルールは必要そうです。今後も模索しながらより良い活用方法を見つけていきたいと思います。

最後に

リモートワークにおけるコミュニケーションを推進する取り組みをご紹介しました。まだまだ試験的な部分が多くありますが、引き続きより良い環境を構築していきたいと考えています。今回ご紹介した内容が少しでもご参考になれば幸いです。

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