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リモートワークについて考える ┃ 取締役座談会

こんにちは!セイルボート採用広報です。

全社員がリモートワーク可能+出社制限を設けていない弊社。

今回は、経営陣がリモートワーク制度についてどう考えているか、”ホンネ"を教えてもらいました。

現在のリモートワーク制度については、以下の記事もご覧ください。

オフィスで働く?自宅で働く? 自由設計できるリモートワーク | 株式会社セイルボート
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セイルボート取締役のご紹介

林)本日ファシリテートを務めます、林です!(ド緊張)よろしくお願いします。好きな食べ物と趣味の記入ありがとうございます。西野さん、バイクが趣味なのですね!社員でバイク好きの方も多いですよね。

西野)そうだね、バイク民増えてきたよね。好きな食べ物はやはり地元広島のソウルフードってことでお好み焼きです。

吉村)自分の趣味は車ですね。自家用車は12,3台変えてます。笑 昔から車好きで、自分でエンジン付け替えたりして、サーキットで走るとかもしてましたよ。

藤井)自分は1年半前に古民家を購入しまして、そこの改修するというのが趣味ですね。近所の方の交流も楽しいです。好きな食べ物は昔から「そぼろご飯」です。

林)笑 ありがとうございます!今日は「リモートワーク制度」について皆様がどうお考えか、お話いただければと思います。


リモートワーク制度を導入したのはいつですか、また導入した背景を教えてください

<リモートワーク制度>
・居住地に関わらず、全社員がリモートワーク可能
・週〇回出社などの制限なし

藤井)コロナの初期段階から感染予防としてリモートは随時行い、運用方法は3~4回見直してきました。正式導入したのは、2022年12月です。採用強化・生産性向上という目的と、小さいお子さんがいる社員も増えてきたので働き方の多様性を高めるという目的がありました。

西野)その時期はコロナが落ち着いてきて、多くの会社が出社頻度を増やす等、リモートワーク撤廃の動きが世の中的に出てきたので、「敢えて」全員がリモート可というのに振り切りましたね

吉村)そうでしたね。業務委託の方もほぼフルリモートで参画しているのもあり、既存社員と不公平感が出ないようにというのもありました。

林)そうなのですね。何度も運用方法を見直しながら、現在のリモート制度が出来たのですね。コミュニケーションツールとしてChatwork, Discord, Google meetや感謝ポイントを送り合えるUnipos等ありますが、これらのツールはリモート制度をきっかけに導入されたのでしょうか?

西野)2010年に広島で創業・2014年に東京本部を開設してからは、広島と東京で2拠点体制だったのでコミュニケーションツールは元々あり、リモート導入後も運用はスムーズだったと思います。

林)ポイントを送り合えるUniposや、業務開始後はDiscordでチームの部屋に入ってコミュニケーション取れるなど、入社当時色々なツールが充実しているなという印象はありました。


リモート制度には賛成でしたか?反対でしたか?

西野)導入については賛成でした。ただもちろん懸念点はありました。一度フルリモートをOKとすると元には戻せないと思いましたし、コミュニケーションの希薄化・新しく入社した人のオンボーディングがうまくいくかという懸念はありました。

藤井)そうですね。私も賛成ではありましたが、マネジメント体制がうまくいくかは懸念としてありました。

吉村)開発側としては、これまでリモート制度の運用を数回試行錯誤を経ていたので、業務が滞るのではという心配はなかったです。若手のエンジニアさんが入社した時に組織になじむかという心配はありました。

林)そうなのですね。懸念もある中で、リモートの正式導入を決定されたのですね。

西野)そうですね、リモート制度の正式導入については3人の意見は「賛成」で一致していましたね。

藤井)リモート制度を導入するときは、取締役だけで決定したのではなく、各部署のマネージャー含めて運用方法を決定しました。例えばハワイから仕事するようなワーケーションはNGにしたり、そもそもコミュニケーションが希薄化にならないように社内会議はカメラをONにする等、マネージャーと一緒に決めていきました。

リモート制度を導入したことで、メリットはありましたか

西野)採用強化の目的という点では、わかりやすく効果がありました。今年入社した社員は地方在住の方も多くフルリモートで参画してもらい、東京近郊に住んでいる方も子育て中ということもあり、フルリモートで入社してます。あとリモートを導入することでオフィス拠点を拡大しなくて良い・通勤交通費が浮く等の利益メリットもありますね。

藤井)確かに、採用でのアプローチが全国に広がったというのは間違いないですね。

吉村)開発観点では、プログラミングに集中して作業ができるというメリットがあったと思います。1つのことに集中できる、注力できる没入感はありますよね。

西野)生産性が上がったかどうか、というのはホンネを言うと定量的には図りづらいというのがあると思います。個人ベースで生産性が上がったと感じている人は多いと思いますが。

林)生産性に関しては定量的に図るのは難しいですよね。通勤時間が減る分、仕事に対するエネルギーの掛け方は個人的にはいい方向に変わっている気がします。

藤井)そうですね。個人的にはリモートにしてからチャットの量は増えましたよね。オフィスにいれば一言で確認できることがチャットでラリーが増えた印象はありますね。

吉村)確かにチャットは増えましたが、やり取りのエビデンスが残せるという点・二者間だけの共有で留まらず、他の人へも共有できるという点、チャットにすることでのメリットもあると思います。


リモートワーク制度を撤廃する、もしくは週数回出社を義務付ける会社もありますが、どのようにお考えですか

吉村)リモート/出社はチームや個人の判断で良いと思っています。出社なのかリモートなのかというのは「手段」に過ぎないので、その時の目的によって適切に使い分けるというのが大切じゃないかなと思います。

西野)確かに。正直、リモートワークについては適している人と適していない人がいる気がします。膨大な事務処理や作業が多い方は別として、指示を待つタイプでなく積極的に自分から発言・提案が出来る人がリモートでも生産性持って仕事ができると思いますね。

吉村)開発側でいうと、チームの性質やプロジェクトの進行状況によっても最適解は変わると思っています。プロジェクトがキックオフしたばかりで熱量・一体感を早急に作る必要があるときは出社の手段の方が良いですし、開発の仕様が固まってきて集中が必要なタイミングではリモートの手段の方がいいと思います。チームの性質やプロジェクトの進行状況によって、適切にバランスを取る方が結果的に生産性とか価値のアウトプットが高まると思います。

林)全員がリモート可能、といえど目標やその時のチーム・プロジェクトの状況によってフレキシブルに考えていった方がよいという感じですね。

西野)もちろん地方でフルリモートしていて物理的に出社が難しい人もいるので、リモート制度は継続予定ですが、オフィス出社可能圏内の人については、「目標を達成するためにどの勤務手段を選ぶか」をフレキシブルに考えられる人がセイルボートには合っていると思いますね。


現在リモートワーク制度の課題・解決策はありますか

藤井)労務管理という観点で、退勤後に働いているケースがないか、稼働時間の可視化は検討していきたいと思っています。また業務管理のところでは、この半年間マネージャー向けの研修を強化してきたので、メンバーのモチベーションアップやチームをうまく稼働させるための1on1など、今後も継続してやっていきたいと思います。

吉村)今年から360°フィードバックが始まり、概ね好評ですよね。リモートが基本だと、お互いの仕事風景を見ることに限界はあるかもしれないですが、積極的に自分から成果をアピールしたり、誰もが分かりやすい定量的な目標を共有していくと、うまく運用していくと思います。

西野)導入時からの課題ですが、「コミュニケーション・エンゲージメントの希薄化」という部分ですね。年に数回、リアルで集まる場は作りたいなとは思っています。

藤井)そうですよね。自分は東京オフィス出社しているので基本リモートの方がたまに出社してくれると嬉しいですよ。オフィスで顔を合わせて雑談するというのは見えないところで大事な文化を作っていくのかなと思いますね。

吉村)リアルのコミュニケーションの場も作りつつ、リモートも「深化の余地」がたくさんあると思います。リモートで生産性を上げる方法も色々と議論していきたいですね。

林)私も地方在住組なので、リモートでも他部署とのランチ会や飲み会とかあると嬉しいですね。

吉村)今回取締役での座談会でしたが、出社/リモートどちらも経験したメンバーに実際どちらが働きやすいのか、聞いてみたいですね。


以上、リモートワークについて取締役3名の座談会をお届けしました。
皆様ありがとうございました。
リモートワーク制度は運用方法を試行錯誤して検討してきたこと、今後も出社/リモートをうまく使い分けてそれぞれのメリットを活かして働けるように考えているという点、お話いただきとても参考になりました。

実際に地方在住でフルリモートで働く社員の方のインタビュー記事も公開してますので、こちらも是非ご覧ください。

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