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長期インターン体験記「自分の気持ちと向き合えた」

高校生のときにだっぴのイベントに参加したことをきっかけに、大学生になってからボランティアスタッフ(キャスト)として活動し始めた小山萌さん。
その後、大学を休学して1年間、広報インターン生としてだっぴにインターンしました。ここからの文章は、小山さんが自分でまとめた振り返り記録です。

はじめてのだっぴ

初めてだっぴに参加したのは高校生の時。同じくだっぴに参加していた大学生たちがキラキラしていのが印象的でした。「もしも岡山の大学に進学したら、だっぴに関わろう」と、この時に思ったんです。

学部がすごく閉鎖的な環境で、このままだったらちょっと4年間なんかこのコミュニティしかいれないなって思っちゃって。違う分野の人とか色んな人に会いたいなと思って

その後、岡山の大学に進学。もっといろんな人に会いたいと思い、だっぴの新歓イベントに参加しました。でも、だっぴのキャストが持つ「キラキラ」に劣等感を覚えてしまったんです。「なんか関われないや」と思ってしまって。そこからだっぴとは距離を置くようになりました。

楽しくて、どんどんだっぴにハマった

大学1年生の冬のこと。再びだっぴに関わるようになりました。

鳥取にいるだっぴメンバーとの交流会企画を任されたことをきっかけに、だっぴがとても楽しくなってしまって。どんどんはまっていきました(笑)。

「◯◯(Aさん)に任せるね」って。任されて、それが嬉しくて。

お願いされると期待に応えたいと思ってしまうタイプなので、任された時はとても嬉しかったです。単純ですけど、頑張ろう!って思いました。

2年生になってもだっぴへの想いは強く、1日限定のカフェにてだっぴのイベントを開催。高校生の頃から自分の理想のカフェを作るのが夢だったこともあり、ずっと「カフェ」に関心がありました。

トークテーマは「食」。中高生だっぴのごとく、グループを作ってだっぴトークを実施。それに加えて、自分たちで作った料理を食べられるようにもしました。

カフェだっぴの他には、だっぴ50×50の企画運営にも携わりました。

準備を進めはじめた初期段階では、チームメンバーに心を開くことができず、本音で話せませんでした。でも進めていくうちに、チームメンバーのことがどんどん好きになり。

もちろんチームメンバーと意見がぶつかることもあったのですが、ちゃんとぶつかることができたのは本当によかったと思っています。本気だからこそ、できたことだから。当日のことを思い返すと涙が出てきそうになるほど、満たされた時間でした。

だっぴは居場所じゃなくて、通過点のひとつ

2年生が終わる時期になり、大学を休学してだっぴのインターンに挑戦しようと決意。

自分の居場所をずっと探しているような感じがあり、「自分と誰かの居場所を作る」ことに挑戦してみたいと思っていました。自分にとって居心地の良い場所が、他の誰かのためにもなったらいいな、と。でも、「だっぴは居場所じゃなくて、通過点のひとつ」なんだとインターンを通して気付きました。だっぴに関わっている大学生たちは、学びを終えたら卒業していく。とても流動的だな、とそのときに思いました。

インターンは、自分の気持ちを整理し、自分が大切にしていることを改めて考え直す上で大切な期間だったと思います。
インターンとしてだっぴに携わった半年間は、とても濃い時間でした。

自分にとってだっぴとは

だっぴをすることがゴールじゃなくて、だっぴが居場所なわけでもなくて。
成長し続ける場所みたいな。

ぴったりの言葉がなかなか思い浮かばず、また、冷たい言葉になってしまうかもしれないけれど。自分にとってのだっぴは、やっぱり「通過点」。

通過点である以上、ここから次どうするかが大事なのではないかな、と。
だっぴにはいろんな人が関わっている。いろんな価値観に触れて終わりではなく、そこからどうするかを考える場なのかなと思います。

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