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【理念】さくっと1,000文字で会社のHPを作ってみる。①

「SAKIYOMIって、会社ページないですよね?」

「………!?」

先日入社したばかりのSAKIYOMIメンバーにそう言われてハッとしたんですが、確かにSAKIYOMIはサービスサイトはあれど、まさかの会社のHPがないんですよね。盲点でした。

しかも、SAKIYOMIを検索していくと「株式会社Radix」のHPが現れて、「これはどういうことだ…?」というさらなる疑問を産んでしまうという負の連鎖。

とはいうものの、会社のHPは今日明日で作れるほど簡単なものでもないとわかっているので、致し方ない。ちょっくら久しぶりに筆を取るかと思い、25歳人事責任者(今年で26歳ですが)、久しぶりにつらつらと文字を連ねていこうかと思います。

ということで、ここから何回かに分けて、「普通の会社」の「普通のHP」に記載されているような内容を手抜きとはわかりつつも、Wantedlyのストーリー記事に書き認めていきます。

記念すべき第1回目は「理念」について。1,000文字くらいでサクッと終わらせる予定ですので、もしお暇であれば最後までお付き合いくださいませ。

仕事を通じて人間として成長し、自分と周りの人を幸せにする。

見出しにあるものがSAKIYOMIの理念。「仕事を通じて人間として成長し」と「自分と周りの人を幸せにする」の、ざっくりと2部構成に分かれているイメージです。

僕がSAKIYOMIに入社した2018年頃、実はちょっと違った理念を掲げていました。変わったのは2021年3月とかだったかな。元々は「Radixに属する人間とその周りの人を幸せにする」という、現在の理念の後段に当たるものだけが理念として設定されていました。

そもそもRadixってなんだよ、SAKIYOMIってなんだよって話だとは思うんですが、これは本題と外れてしまうのでまた別のストーリー記事で記載するとして。

前段と後段とでどういった想いが込められているのかを考えていきましょう。

「仕事を通じて人間として成長し」

これもまあ、そのままと言えばそのままなんですが、「仕事をすることで、自らの人間性に磨きをかけていきましょう」という意味でございます。

(これは完全に僕の解釈になるんですが)なんでこんな当たり前のことを理念に入れているのかと言えば、自戒。なぜ我々が日々仕事に取り組むのかと問われると、それは自らの人間性を豊かにするためであり、己の人間性に磨きをかけていくことにより、自分も含めた誰かを幸せにすることができる、という考えがSAKIYOMIには根付いているわけで、それを理念にまで昇華しておくことによって、ある種の自戒の意を込めたのではなかろうかと。

世で働く大半の人は「仕事はお金を稼ぐための手段にしか過ぎない」と考えているでしょうが、そもそもこれほど豊かになった現代に生きる我々が、生きるために金を稼ぐ意味なんてないわけです。もちろん、お金がないと生活をしていくことが苦しくなるわけですし、より幸福度を高めていく1つの手段としてお金は位置しているわけですが、それが最上位に来るという時代はとうの昔に過ぎ去ってしまっています。

昨今話題に上がっているChatGPTも然りでしょうが、AIが台頭する以前より「ブルシットジョブ」なんて言葉も生まれているわけで、本当の意味で生きるために仕事をすることは不要な時代になっているのです。

それでもなぜ人は仕事をするのかと問われたら、生きがいを感じるためでしょうし、より高次の幸福感や欲求を満たしていくためにも自らの人間性を豊かにする必要があり、その己を研磨するための手段として仕事なるものが存在しているとしか、現時点だと考えようがないわけです。

実はこのシンプルな考えを忘れ去ってしまっている人が実に多く、だからこそ理念に昇華してまでSAKIYOMIの中では重要視しているということなんですね。

「自分と周りの人を幸せにする」

これまた人間として至極真っ当なことを理念に設定しておりますが、これも意としてはそのままで「自分もそうだし、身の回りの人もしっかりと幸せにできる組織であろうね」ということでございます。

SAKIYOMIとしては幸せというものを4つの要素に分解しているので、それも今回はご紹介。

・働く時間に縛られない

・働く場所に縛られない

・人間関係が良好である

・生活をする上で十分な給与を得られている

この4つの要素が得られている状態こそ人は幸せであると、SAKIYOMIは定義しており、その状態に向かってみんなで頑張ろうねということを指し示しているのが理念なのです。

まあ究極言ってしまえば、そもそも幸せの定義いは人それぞれ違うでしょうし、それぞれがそれぞれなりの幸せの形を追い求めていけば良いだけの話ですので、何もこの定義が正解だとは不正解だとかは議論の余地にございませんが、各々が幸せというものとしっかりと向き合い、そこに向かって研磨しあえている状態を作れたら良いのではないかと(これは僕の意見ですが)思っているわけです。

なぜSAKIYOMIにおける幸せの定義がこれなのかなどは、代表の石川の創業ストーリーに依存してしまいますので今回は割愛しますが、何かしらみなさんが「自分にとっての幸せ」とはなんなのかを考えるきっかけになったら幸いです。(あえて自分にとっての、としていることも重要なポイントですよ)

理念ってSAKIYOMIにとってなんなんだろうか?

ここまで書いてふと思うのが、なんでHPの第1弾として選んだテーマが「理念」だったんだろうか、ということ。まあでもやはり、SAKIYOMIという会社にとって無くてはならない存在だからなんだろうなと感じています、僕は。

正直、他の会社と比較しても、これほど理念というものを大切に扱い、神聖視し、社内に浸透させようとしているところはまずないでしょうし、現に体現し切ろうとしていることもかなり稀だと思います。SAKIYOMIで働いている大抵のメンバーが理念を唱えられるでしょうし、人事責任者の僕としてはそうであってもらいたいと強く願ってもいます(全員が言えるかなと心配になったので断言はしないですが)

きっとSAKIYOMIにとっての理念とは「SAKIYOMIに所属する上での絶対真理」だと言えますし、「何よりも曲げてはいけない価値観」だと捉えています。SAKIYOMIの中で意思決定される全ての物事は理念に即していないといけませんし、理念から反く行動をとっていることはSAKIYOMIにおいて断じて許容されない行為だと言っても過言ではありません。

宗教かよ。

そう思われる方もきっと世の中にはいらっしゃるんでしょうが、それでもそれが当たり前になってしまっている以上、これを曲げることはどうしてもできないのです。逆に言えば、仕事を通じて人間として成長すること、自分と周りの人を幸せにすること、それを日々当たり前のように体現し、それに忠実に行動できている人の方が、僕としては素敵だなとも思えるわけです。

何人の人がこれに共感し、明日のSAKIYOMIへの門を叩いてくれるのかはわかりませんが、僕たちはこんな会社です。いま文字数を数えてみたら3,000文字だったのでタイトル詐欺になってしまいましたが、それもまたご愛嬌。

こんな形でちょっとずつストーリー記事でHPを構成していき、いつか本物の会社のHPを作っておきましょうかね。終わり!

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