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【CTO・事業部長インタビュー】大手企業を退職し、創業メンバーとして過ごした5年間

本日は、当社の創業メンバーとして会社を育て、支えてきたSellCa事業本部長兼CTOの山下に事業にインタビューしてきました。是非最後までご覧ください(^^) 

◆自己紹介 山下恭一 /1991年、神奈川県生まれ 明治大学卒。学生時代は集団授業の塾講師に力を注いでいました。日本大手のERPパッケージベンダーであるワークスアプリケーションズにシステムエンジニアとして入社。2018年2月に同社退社、2018年2月SellCa株式会社に入社。 趣味は釣り。東京と神戸にて2拠点生活をしています。

当社事業について

■中古車オークション領域のCtoBプラットフォーム『SellCa』
中古車流通における、複数業者が間に入り手数料がかかる旧来の流通フローを破壊し、車を高く売りたい個人とバイヤーのWinWinの関係を実現
■車販売業者の流通を共通化するBtoBプラットフォーム『Quick×Quick』
車販売店の中古車在庫を共有在庫化することで、車を買いたい業者の要望に幅広く応えることが可能になり、かつ販売店側の販売機会損失防止、在庫コスト削減を実現

大手ITベンダーを退職して、SellCa創業メンバーになることを選んだ理由

現在のクイックネットワーク社代表の田畑と初めて会ったときに、「この人と一緒に行ったら凄いことになりそう」という直感的なカリスマ性を感じたのが理由ですね。

就活時にワークスアプリケーションズのCEOであった牧野さんにもカリスマ性を感じていて、2番目にそれを感じたのが代表の田畑だった訳です。

ワークスアプリケーションズで働きながら、日々の業務に慣れてきて少しだけ退屈だと感じてきていたのもありますし、大人の事情でみんながハッピーになる仕事を出来ていないなと少し感じていたのもあり、元々転職願望は少しありました。元々将来的に独立してみたいという願望もあり、スタートアップに携われる事は自分にとってとても価値のあることなんじゃないかという思いもありました。

そんなときに田畑に出会い、声をかけてもらい、スタートアップで声を掛けられる機会なんて恐らく人生の中で2度と無いかもしれないとも思い、思い切って飛び込みました。

現在の職務内容を教えてください

◆CTOとして

様々な部門から上がってくる要件や要望の優先順位付け、それに基づいた週次と月次の開発計画を設計し、自身でコードも書いています。

◆SellCa事業本部長 として

SellCaの事業全体の推進、企画を担当しています。今年5月に事業企画室が出来るまでは、営業戦略を考えたり、現状の課題に対する体制、仕組みづくりをしたり、営業企画的な業務も担当していました。

立場的にもですが、今も以前も事業だけでなく会社経営にあたる全領域が自分の業務領域だと思って日々仕事をしています。

↑全社総会の企画で腕相撲をする山下。いつでも全力です。

SellCaに入社してからの5年間はどんな5年でしたか?

ワークスアプリケーションズには約4年在籍し、当社に入社してからは5年少し経ちましたが、間違いなく成長曲線が違う日々だったと思います。ちなみに働いている時間は前職の方が長かったです(笑)

当社にいるときの方が、1つの物事に対する判断と実行のスピードが圧倒的に速いです。例えば前職では2カ月くらいかかってたものが当社では最短1日で判断、実行していたりとか。

コロナが日本でも流行りだした頃は、開発を進めつつ、営業の現場のマネジメントもさせていただいていたのですが、当時は営業は得意領域ではない営業の組織をマネジメントして、結果も求められる。

その時は大変で辛かったですが、今となっては良い経験だったと心から思いますし、当時のメンバーには心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

エンジニアメンバーに日々伝えていることはありますか?

「開発だけの目線にならない」ということはよく口にしています。組織としての全体最適、組織が目指していることに対しての行動をしていくことを大切にしています。

開発業務に専念しすぎると、周りが見えなくなって、目的を見失うことがあります。

すると本来は同じ方向を向いてそれぞれの業務を進めるはずの開発メンバーと営業メンバーが対立したりしてしまう。

なので、ほかの部署も含めて皆がどんな業務(立場によってはどんな視野で)をやっていて、組織として何を目標としているのかを再確認することを大切にしています。

具体的には、日々営業数字を事業部の朝会で共有しているのですが、その数値も開発チームのMTGで解説したりしています。開発メンバーには開発業務だけでなく、より上のレイヤーでの視点を持ってもらいたいと思っています。

あとは、基本的にはメンバー自身のやりたいことをやってほしいし、本人の成長が1番大事だと思っているのですが、それだけだと会社として回らないので、そこを埋めるコミュニケーションも大切にしています。

SellCaをどんなサービスにしていきたいですか?

まずは、中古車を売買したいと思ったときに車を売る人も買う人も、SellCaを使えば間違いないと思って利用いただけるサービスにしたいですね。そのために、ユーザーの煩わしい書類対応をもっと簡単にして手軽に車を売買できるようにしたり、自社の車の検査員がもっとクオリティを担保しつつ、検査の効率化ができるようにしたりして、まずは実績をもっと作っていきたいです。

そして、現在はCtoB中古車オークションのサービスとして”車”に特化していますが、今後は車以外のものも取り扱えるような多角的な領域のプラットフォームにしていきたいです。

Amazonが、当初は書籍を売っていた企業だったけど、今やネットショッピングをしたり、映画や音楽を楽しむ娯楽になったりしているように、当社も、まずはQuick×Quickも含め、クイックネットワークとして1つのプラットフォームを確立させて、もっと当社が提供できる価値の幅、顧客の幅を広げていきたいです。

クイックネットワークをどんな会社にしていきたいですか?

今いる社員に対しては、「この会社とつくったのは自分たちだ」と誇れる会社にしたいですね。すでに上場した企業や組織としてできあがった企業に今入社する人と、それらの企業をつくり上げてきた人は経験の幅、会社に対する愛着心や誇りが全然違うと思うんです。

だからこそ社員とって自身の成長ができる会社、働き甲斐があると思える会社にしていきたいです。

クイックネットワークの魅力と現在の課題

魅力も課題も、まだまだ整っていないことだと思います。

すでにできあがった組織で経験することは難しいであろう困難や修羅場が、今の当社では、圧倒的にその数が多いと思います。

今後2~3年で当社はかなり整ってくる(整える)と思うのですが、現状は整っていないからこそ売上も組織も自分たちでつくっていけるフェーズです。すでに組織として出来上がった企業ではなかなか経験できないことだと思います。私個人としては課題がないと面白くないと思う派なので、これから入社頂く方は面白い経験ができるのではないかなと思います。

社員、メンバーに対して思うこと

組織が違うと、ついそれぞれの役割、ミッションに固執してしまい、何のためにやっているのか、今の自分の行動は何に繋がるのか分からなくなることがあるかと思います。

ただ、組織は違えど目指していることは同じなので、「日本を代表するプラットフォームを作ること」「グローバルマーケットプレイスになること」を目標に持って、同じ方向を向いて頑張っていきたいですね。

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