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働くプレママって実際こんな感じ。2児の母になろうとしてる今、産休前と復帰後のリアルを語ります

今回は会社のPRではありません

人事部広報を担当しWantedlyライターでもある田中はTAPP創業メンバーで初めての産休・約1年の育休を取得し時短社員として復帰をしました。そして今回第二子を妊娠中、来月より2回目の産休に入ろうとしています。産育休制度と一口にいっても経験してみないと分からないことだらけですよね。初めてのことで不安な気持ちを抱える本人はもちろんのこと、自身が経験していない中で妊娠した部下にどんなサポートや気遣いをしていいのか分からない・・といった上司・同僚の思いもあるかと思います。そんな皆さんがこの記事にたどり着いたとき少しでもお役に立てたら嬉しいです!田中や田中のまわりの人に起きた経験ベースからリアルを書いただけの記事を発信します

妊娠発覚、いつ誰に伝えた?

1人目を妊娠したときはバリバリの営業マン。授かったことはとっても嬉しかったものの、その時の生活といえば仕事にかなり時間を割いていたので漠然と ”会社にはどのタイミングで何て報告するのが正しいんだろう” という気持ちがありGoogle先生に聞きまくっていたのを覚えています(笑)

わたしの場合は妊娠が発覚したころ食べ悪阻があり何かを常に二日酔いのような体調に・・朝の通勤もデスクワークもお客様対応中もずっと気持ちが悪かったです。あるとき朝礼で立っているのも辛く途中無言でオフィスを出てトイレに駆け込むこともありました。創業メンバーで女性は私しかいない中相談する相手を悩みましたが、これは自分の体を守るためにも理解して頂くことが必要だと感じ妊娠3か月のころ営業部の男性上長に報告をしました。

2人目は時短社員としての勤務でしたが、1人目の乳幼児を育てながら家事もしながら仕事もしながら悪阻もあり・・といった毎日カオスな生活を送っていたので(笑)心拍が確認できたタイミングですぐに上長に報告しました。

実際報告のタイミングってどうだった?

妊娠5カ月までは妊娠継続できるかのリスクが伴う為に『安定期に入るまでは報告を控えたい』と考えている方もいるかと思いますが、私は上長には報告して良かったと思います。体調が悪い中で1人で仕事を抱えたり急な欠勤や早退で仕事をあけてしまうのも返って心配をお掛けしてしまうし心苦しいもの。絶対的な理解まではいかなくても、 ”状況を把握している人” が1人でもいるといざというときに安心です。『男性しかいない』『まわりに産休を経験した同僚がいない』という方も気にせず報告してくださいね。本来、喜ばしいことなのですから!

部下や同僚の妊娠で動揺していないですか?

『自分の妻は』『自分のときは』など何事も経験ベースで理解することはできますが、その経験をしていない社員も会社によっては多いかと思います。『どこまで配慮すべきか』『どんな言葉をかけてあげたらいいのか?』など妊娠を報告された側も正解が分からずに戸惑うこともありますよね。過度に心配をしすぎる必要はないですが、ずっとパソコンに集中しているときやトイレから帰ってきたタイミングなどで『体調は大丈夫?』『休憩してね』と時々声を掛けてもらえるととても嬉しいものです。

報告を受けた皆さんに大事にして頂きたいのは

『業務の引継ぎや仕事に滞りが無いようにするためにはどうしよう』と1番考えているのは本人。そして報告をした時の反応は誰もが気にするもの。『仕事どうしようと考えることもあると思うけど、まずは体を大事にして!』というスタンスでいて欲しいです。そして、なかなかそこまでの言葉が出ない方が多いのですが『おめでとう!!』とお祝いの言葉を言ってくださる方は人として本当に素敵なメンバーだと思います。大事な案件や業務を任され責任感のある方であれば『こんなに休んで大丈夫なのか・・』と思う申し訳なさの中で仕事をしていることがほとんど。せっかく望んだ幸せな妊娠のはずなのになあ、と複雑な気持ちになるのも良くあることです。これから楽しみが増えますね♪ と一緒に喜んであげて欲しいです。

部下の妊娠公表について

安定期に入るまで言いたくないという方もいればそうでない方もいますし自分で言いたい!という方もいれば上司から報告してほしいという方も。ただ『大々的に公表するものではない』と他人に決めつけられるのは”悪いことをしているのではないのに・・”と当人にとってあまりいい気持ちではありません。本人の希望を聞いたうえで業務引継ぎのために関わるメンバーに少しづつ報告していくのがベストかと思います。

妊婦の仕事のしづらさ

まず、妊娠初期恐ろしいのが悪阻。朝の満員電車は気分が悪くなるたびに何度も下車してしまいますし酷い方は入院を伴うケースもあります・・田中は1人目が食べ悪阻だったので常に胃の中がムカムカしていました(涙)2人目は全く逆で吐き悪阻。会社のトイレに何度駆け込んだか分かりません・・どっちも本当に辛かったですよ。そして言いづらい話ですが、正直死ぬほど眠いです。(笑)

1人目は32wで産休に入り今回は34wまで勤務の予定ですが、後期に入るととにかくお腹が重く歩くのがしんどい・・駅から会社までの道のりも今までスタスタ歩けていたのが亀のようにのろのろ(笑) 極力階段は使いたくないですし危ないのでエスカレーターを歩くこともできません!今までのように余裕を持って出勤することは全然できなくなります。
特に2人目はお腹が大きくなるのが早く32wの現在は重い恥骨痛で歩くのが困難な日も・・人事のオフィス勤務でも来客対応の立ったり座ったりが辛く配達やお茶出しなどを代わってもらうこともありました。

会社としての対応は?

妊婦健診のための平日休みを取得できるのはもちろん、体調不良での急な欠勤や早退などにも随時対応して頂いてました。1人目のときはBtoC営業だったのもありお客様とお会いするのが平日定時後であったり休みの日になるケースがほとんど。報告してすぐ体調や精神面を考慮していただき営業を外れバックオフィスである営業企画としての仕事を提案して頂きました。もちろんそれまでにお付き合い頂いたお客様のアフターサポート業務は行っていましたが、かなり体への負担は減ったように思います。実際友人には悪阻や諸症状で入院している人もいますし、その時の会社の雰囲気や風潮に耐えられず退職する妊婦さんも少なくありません。今人事部の立場として思うのは会社もいつでも業務補填・フォローできる体制でいなくてはいけないということですね。

母性健康管理指導事項連絡カードを知っていますか?

妊婦さんが産院から受け取るいわば ”診断書” のようなものです!

通勤緩和やまとまった休業などが必要な場合に取得できる書類です。書類提出があった場合、企業は直ちに対応しなくてはなりません。妊婦さんでも知らない方が多くてわたし自身も吐き悪阻が酷かった2回目の妊娠で産院に教えてもらい知りました!わたしの場合は特に提出せず困ったときに助けて頂くような状況でしたが、自身の会社が口頭で折り合いがつかないと感じた場合は医療機関に相談してこういった書面を提出するのもいいと思います。

産休前と育休中に社長と打ち合わせしたこと

当時は社長にとっても私にとっても初めての産休でお互いの気持ちや意向のすり合わせを何度も行いました。ただベンチャー企業だったのもあり復帰後の会社規模がどれほど成長しているかというのが定かではなかったために、確実なポジションを確定して産休に入るということは正直会社としては難しい状況にあったのも事実。復帰できる日が決まったら改めて話し合おうということになりました。

復帰希望の連絡のあとは

無事に保育園の内定が出てすぐに復帰のご連絡をしました!今後のポジションや会社の現状を話しておきたいと言ってくださり子供を連れて会社へ行き打ち合わせをしました。わたしの中で時短社員での勤務は決めていたのでその中でできる業務などを考えたときに総務系の事務仕事を希望していたのですが、会社として採用媒体に力を入れていきたいとのことで人事部採用広報のコーポレート業務を提案していただきました!自分でそのポジションは視野にも頭にも無かったのですが、今思えば総務労務の仕事よりも向いてたなと思います(笑) TAPPはわたしよりもわたしのこと分かってますよね(笑)

産育休を取得し復帰してみて思う ”理解のある会社”とは

妊娠に際して、体調不良に関して、会社側から『察してくれるだろう』『勝手に気遣ってくれるだろう』というのは大きな間違いでまずは自分から発信していくことが大切です。その中で、丁寧に対応してくださる同僚・上司の方がいたり、そういったことが相談しやすい人間関係にあることで初めて ”理解のある会社” だと考えています。復帰した後も、まだ免疫力の無い子供の体調不良や入院などでまるまる1週間あけてしまうことも。病児保育にも登録していますが、当日定員がいっぱいで入れないことも多いですし最近ではコロナウイルスの影響でそもそも閉鎖していたり・・そして病気で辛い思いをしてる子供とは一緒にいてあげたいのが現実なんですよね。もしまわりに同じような方がいたら心苦しい中で仕事をしているということを理解してあげて欲しいなあと思います。私の場合、TAPPの環境には感謝感謝でした!

いかがでしたか?わたし自身産休まであと少しなので、一旦何か爪痕を残そうと思って今回この記事を書くと決めました(笑)制度が整っていたとしても実際の風潮や対応などは会社によって、上司によって、様々かと思います。ニュアンス的なものになるので悩んでいる方にふわっと伝われば嬉しいです!
そして産休に入る後輩ができたとき全面的にサポートしてあげたいと思っています。

この記事をラストに2度目の産休に入ります!復帰後の会社の成長が楽しみです♪ このSNSからも他の媒体でもTAPPにエントリーして面接に来てくださる方がWantedlyの記事を見ました、共感しました、というお声を頂くことがありとってもやりがいを感じていました♥ありがとうございます!!

引き続き、株式会社TAPPを宜しくお願いいたします。それではまた会う日まで~!!

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