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女性社外取締役インタビュー 松井しのぶさん「ビジネス成長と社会的意義の両立」という難しい挑戦に伴走していきたい

こんにちは。ユニファPR&採用チームです。ユニファが日頃お世話になっている社外取締役の方をご紹介します。シリーズ1回目は、2021年に社外取締役として就任されたユーザベースの松井しのぶさんです。ユニファを知ったきっかけやユニファに期待することなどを伺いました。じっくりご覧ください。

プロフィール

松井しのぶさん 株式会社ユーザベース 執行役員CHRO

公認会計士。国内大手監査法人を経て、PwC税理士法人で国際税務のコンサルティングマネージャーに従事。2014年ユーザベースに参画しグループ全体の人事、組織設計、法務、コーポレート・ガバナンス、総務、情報セキュリティ、海外管理、広報ブランディングなどを所管。2018年に執行役員就任。2020年に取締役就任。2022年から現職。2021年6月よりユニファ株式会社の社外取締役に就任。また、パナソニックホールディングス株式会社の社外取締役も務める


「迷ったら挑戦する道を選ぶ」。転機となった3つの新しい挑戦

-ユニファとの最初の接点やオファーを受けようと思った理由を教えてください。

 最初にユニファを知ったのは、ICCサミットで取締役CFOの星さんとお会いしたのがきっかけでした。共通の知り合いがいたこともあり、名刺交換しながら色々とお話ししていたんですよね。会話をするなかで、星さんから監査等委員に入ってもらえないかといった趣旨の打診をいただきました。

 それまで私は社外取締役は未経験。そして、実は同じタイミングでパナソニックホールディングスからも社外取締役のお話をいただいていました。また、所属するユーザベースの取締役にも就任したばかりと、私にとって3つの新しい挑戦が一気にやってきたという状況でした。 ユーザベースが掲げる7つのバリューの1つに「迷ったら挑戦する道を選ぶ」というのがあり、個人的にも大切にしているのですが、この言葉に背中を押される思いでした。

 ユニファからのオファーを受けようと思った背景には、私の体験とこれまでの経験を通じて貢献できることがあるかもしれないと思ったからです。ユニファは、保育者の方々や保育の現場で起きている"ペイン”を解消する会社ですよね。私自身子どもが2人いて、保育園にはとてもお世話になりました。ユニファは、保育者へ向けた素晴らしいサービスを提供し、素敵なパーパスも掲げている。土岐さんにもお会いし、お人柄やビジネスを通じて実現したい想いを共有してもらいました。ユニファのビジネスが大きくなることで、お世話になった保育業界へ間接的にでも恩返しになるのではないかと思いました。

 また、私はユーザベースが70名の時に入社して、200名になったタイミングでIPOを迎えました。上場準備プロジェクトにも携わりましたし、コーポレートアクションをこれまでリードしてきており、また、1,000名を越えた現在もCHROとして人と組織の課題に日々向き合っています。30名、100名と組織規模が拡大するフェーズで起こる問題は共通していることが多いんですね。自分がこれまで経験してきたことを通じて、ユニファが向き合う人と組織の課題に対してもお役に立てることがあるかもしれないと思いました。

優秀な個の力の掛け算で社会を変えていけるポテンシャルがある

-日々の接点を通じて感じるユニファの魅力を教えてください。

 現在は定期的に開催される取締役会への出席と、月に1回監査等委員会があるので、経営陣からの相談ごとやそのタイミングであるアジェンダに関して対話しています。それ以外でも、土岐さんや星さんからの相談ごとがあると不定期にミーティングなどしていますね。

 ユニファの魅力は、まず「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」というパーパスが素敵ですよね。そこに共感する人達が多く集まるというのも納得です。そして、一人一人が優秀で真面目な方が多いと思います。未上場の段階からマテリアリティ(重要課題)を特定したり、コーポレート基盤もとてもしっかりしていますので、ソーシャルインパクトを出せる会社だと思っています。

 一方で、あらゆるスタートアップが直面するハードシングスの1つだと思いますが、もう一段の飛躍的成長を実現するためにはまだまだ課題があるのも事実。ここから社会をどのように変えていくか、そこに向かって優秀な個の力を掛け算にしながら組織全体として一枚岩になれるのか。変化が激しいなかで全員が共通のゴールに向かって切磋琢磨していけるか、そこが試されているタイミングだと思います。

 スタートアップはリソースも限られていますので、ここだというフォーカスポイントをしっかり考え、皆で議論しながら全員が納得してそこに向かって集中していくという状態を作っていくことが大切なのではないかと思っています。

ビジネス成長と保育業界の不の解消の両立。そんな世界を一緒に創っていきたい

-ユニファで働くことに向いている人はどのような人だと思いますか。

 自分の仕事が社会的意義につながる実感を得られる領域ですので、自身のスキルアップよりも、より社会貢献実感を求め、大事にされる方にとってユニファは最良な環境だと思います。一方で、CSR活動ではなく、ユニファは営利企業としてしっかりとビジネス成長も求められますので、時に厳しくビジネスジャッジする必要もあります。社会的意義とビジネス成長の2つをバランスよく両立できる方が向いているのではないでしょうか。

 私は自分の体験から、保育者や保育現場のペインを解消する保育DXの意義を感じていて、それをユニファのビジネスを通じて解消することで"家族の幸せ”を実現していきたいと思っています。簡単な挑戦ではないと思いますが、ユニファの皆様となら一緒に実現できると思っています。ぜひ一緒に頑張っていきましょう。









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