―貴社について教えてください。

工藤様：弊社の主な事業はシェアハウスの運営です。名古屋を拠点に、さまざまなコンセプトのシェアハウスを運営しています。

また弊社の強みは、シェアハウスを運営するだけではなく、企画〜運営までを一貫して担っている点です。

通常、シェアハウスの運営というと、ただ管理するだけを指しますが、弊社ではそういったスタイルを取っていません。

―どういった理由からでしょうか？

工藤様：住空間は、人が生活する上でとても大切な場所です。ただ住むだけでもいいですが、せっかく住むなら充実した時間を送ってほしい。

私たちは、シェアハウスを通して、一人暮らしでは感じられない暮らしの付加価値を提供したいと考えています。そこで、空間づくりを意識したシェアハウスを多数生み出し運営しているのです。

―Wantedly Adminの導入前、どのような採用課題がありましたか？

工藤様：もともと、弊社ではリファラルや自社サイトでの採用活動を中心に行っていました。

リファラルでの採用は比較的順調だったのですが、自社サイトでの採用がとても難航していて。というのも、Wantedly Adminの導入を考えた2年前の段階では、名古屋でシェアハウスを運営する企業は少なく、注目度も高くなかったためです。

そもそもの認知を広げなければ、採用は難しいと考えていたんです。

―さまざまな採用サービスがある中で、Wantedly Adminを活用するに至ったのはなぜでしょうか？

工藤様：採用サービスを導入するにあたって、さまざま比較してみたところ、Wantedly Adminのスタンスに興味を抱いたのが始まりですね。まずは試してみようと考えて、トライアルプランから導入しました。

―最初の頃はどのように運用されていたのでしょうか？

工藤様：まずはWantedly Adminで会社説明会の告知記事を掲載しました。 参加者も多く、採用にもつながったんです。

弊社も人の考えや想いを大切に採用活動を行っているので、サービスとしての相性が良かったのだと思います。

―現在はどのようにしてWantedly Adminを運用されていますか？

工藤様：募集やストーリーの制作、公開などの基本的な使い方ですね。 どちらかというと、募集をきっかけに応募いただく方が多いような印象を抱いています。

導入当初は活用方法がわからず戸惑っていたこともあるのですが、営業担当の方がすごく丁寧にアドバイスをくださったんですよ。記事の作り方の基本的なところから、応募をいただいた際の対応方法まで本当に細かく。

―現在はどのようにしてWantedly Adminを運用されていますか？

工藤様：いただいたアドバイスは基本的に試していますね。一番効果が高かったのは、候補者のモチベーションを把握して応対する方法です。

導入初期の頃は、応募があると定型文をお送りしてしまっていたのですが、モチベーションに合わせて面談の機会を設けたり、会社説明会を案内するだけにとどめたりと、だんだん活用がうまくなってきた実感があります。

―Wantedly Adminでの採用状況はいかがですか？

工藤様：導入直後にも関わらず、Wantedly Adminに掲載した記事をSNSでシェアしたところ、反応が良くて一度に3名採用ができました。

私たちは、シェアハウスの運営を行える人材は、人の想いに寄り添えるしなやかさが必要だと考えています。ところが、今まではそういった軸や考えをしっかり発信できていなかったんです。

Wantedly Adminは、募集記事はもちろん、理念も合わせて届けられるプラットフォームです。私たちが出会いたいと思える人材に出会えている実感がありますね。

―最後に、今後Wantedly Adminをどのように活用していきたいか教えてください。

工藤様：今後、弊社ではシェアハウスだけではなく「シェア」をキーワードとしてさまざまな事業を展開したいと考えています。

来たるタイミングに向けて、スペシャリストの採用にも力を入れたいと思っています。今までは7名のみで会社を運営していてジェネラリストの多い職場だったのですが、今後は専門的な能力を持った人材も欲しい。

Wantedly Adminはスペシャリストの採用も行いやすいプラットフォームだと考えているので、今後はまた異なった目的でも活用できたらと考えています。