350万人が利用する会社訪問アプリ
福士 岳歩
中学在学中にパソコンに興味を持ち、親に「この先、一生誕生日プレゼントいらないからパソコン買ってくれ」と頼み、中2の誕生日にNECのPC98を買ってもらいました。(その先本当に何も買ってくれませんでした) 買ってもらったパソコンでしばらく「信長の野望」ばかりやっていましたが、パズルトピアというゲームをプレイしたことを機にプログラミングに興味を持ち、独学でプログラムを勉強しました。 この時初めて、人間が解決困難な実社会の問題をプログラミングが強力に支援できることを実感し、これが自分の生きる道だと思いました。 大学在学中は大手学習塾でチューターや講師のアルバイトをしていましたが、毎週座席表を手書きで書いていたり、成績管理ソフトと名簿ソフトが連動していなかったりするのがあまりに気になり、結局、座席管理システム、成績管理システムを自分で設計、実装することになりました。 勉強しながら作った拙いシステムですが、いまだに使われていて、たまに電話がかかってきて呼び出されます(笑) ミレニアム騒ぎの2000年当時話題になっていた、「インターネットとテレビの融合」に自分も携わりたくて、2000年にソニー株式会社に入社しました。 配属されたA3研究所(基礎技術研究所)では画像、音声の信号処理、機器制御の研究開発などに従事し、楽しい独身時代を過ごしました。 特許も多数出願し、 ・音声圧縮時にマスキングされるスペクトラムの入れ替えを利用した情報埋め込み技術 ・エッジ検出を応用した物体存在領域推定技術 ・AIを利用したテレビ視聴支援システム ・メールアドレスを自動で変更し続けることによるスパムメール防止技術 など10本以上が登録になりました。 そんな中、体調を崩したのをきっかけに、2008年に電子おくすり手帳harmo(ハルモ)を発案しました。 プロトタイピング、フィールド交渉、社内チームビルディングなど数年間にわたる社内外の調整を経て、2011年10月に川崎市にて社会実験を開始しました。 2013年9月にソニー株式会社としての正式事業に認定され。現在は利用者35万人を超えるサービスに成長しました。 2019年6月に事業をシミックグループに承継し、harmoで実現できることを拡げるためTechLabを創設しました。 【好きな食べ物】まぐろ、すいか
浪川 由美
2000年にシミック株式会社に入社し、臨床開発の品質管理を担当してきました。 主に、医療機関で治験を実施する際に発生する「必須文書」の点検、保管管理業務をしてまいりました。 これ以外に、 ・文書管理システムの開発 ・Vendorを使用した治験薬配送プロセスの構築 に携わってきました。 2011年から管理職に就き、2018年からは品質管理本部の本部長を務めました。 2019年からは、シミックホールディングス株式会社TechLabに所属しています。