1
/
5

アラヤで働く⑦ 新規プロダクトを生み出す!流体解析エンジニア

今回は、新規事業開発部 流体解析エンジニア 福本さんにお話を伺って来ました!



アラヤ以前の経歴を簡単に教えてください。

大学・大学院では、コンピュータを使って流れを予測する数値流体力学(Computational Fluid Dynamics: CFD)を専攻していました。

修士課程修了後に一度自動車会社に就職したのですが、最先端の技術にずっと触れていたいとの思いから3年で退職し、博士後期課程へと進学しました。

博士後期課程修了後は研究開発法人で研究職に就いています。

博士後期課程くらいから様々な機会をいただきはじめ、流体力学と機械学習の融合や設計工学と機械学習の融合に関する研究開発を行ってきました。


アラヤに入社した理由は?

機械学習あるいは人工知能/人工意識に関する興味は小さい頃から持っていて、いつかは従事してみたいと思っていました。

興味をもったきっかけは、ドラえもん火の鳥です。特に小学生の時に読んだ火の鳥のAIには、人間とは何か、知性とは何かについて幼いながらも考えさせられ、そこから興味を持ちはじめました。あとはアイアンマンのJ.A.R.V.I.S.のかっこよさに惹かれたというのもあります笑

前職の研究開発法人でのプロジェクトが一段落して、これからのキャリアについて考える機会があったのですが、これからも流体力学を専門として研究をしていくのか、それともずっとやりたかった人工知能に専門をシフトしていくのかということを考えていました。

そのようなことを考えていたタイミングで転職エージェントの方からアラヤを紹介いただきました。

アラヤは金井社長が人工意識で著名な方であることや、社風が研究室のような雰囲気であることなど、自分のやりたかったことがやりたいようにやれそうな環境であることを魅力に感じ入社を決意しました。

アラヤ入社後は人工意識プロジェクトの打ち合わせに参加させていただくなど、やりたいことをやらせていただいています。


現在の仕事内容を簡単に教えてください。

新規事業開発部にてCFD×機械学習のプロダクト「NeumaticAI」の開発リードをしています。NeumaticAIでは実際にCFDアルゴリズムをそのまま内部に実装しているので、これまでの自分の専門を活かしつつ業務を行えています。


現在の仕事のやりがいや魅力は?

新規事業開発部ならではのやりがいだと考えているのですが、新規プロダクトの立ち上げに参画できることだと思います。

新規事業開発部では企業様のR&D支援も行っているので、はじめプロダクトのアイデアが何もなかったとしても、R&D支援を通じて対象ドメインへの解像度を高めていくことで的確なプロダクト案を出すことができるようになるような流れがあります。

新規プロダクトの立ち上げに参画することで、エンジニアとしての視点からプロダクトマネジメントスキルを身につけることができ、プロダクトの成功に向けた戦略的なアプローチとリーダーシップの重要性などに気づくことができました。このような機会を通じて、将来のキャリアパスの可能性を広げられることも魅力の一つだと思います。


今後アラヤで挑戦してみたいことは?

最近、機械学習の世界では基盤モデルが重要な立場を占めるようになってきていますが、CFD×機械学習における基盤モデルが作れれば、学術界と産業界の両方にインパクトを与えることができるので挑戦してみたいと考えています。


座右の銘は?

ソクラテスの「無知の知」、あるいはルソーの「私たちは無知によって道に迷うことはない。自分が知っていると信じることによって迷うのだ。」。

自分が何を知らないか/分かっていないかをちゃんと把握することの重要性を日々論文を読む中で感じています。

ちなみにITエンジニア界にはチュートリアルを終えただけで「完全に理解した」と言うネタがあるようなのですが、自分には恐れ多すぎて冗談でも言えない...


お仕事からは離れますが、趣味を教えてください

コロナと子育てとでアクティブな趣味ができていないので、最近はインディー音楽の発掘が一番の趣味になっています。

コーディング中はずっと音楽をかけているのですが、確実にテンションが上がるお気に入りのアーティストをかけるか、低確率でテンションが爆上がりするようなアーティストをいつもと違うチャネルで探すかのexploration-exploitationジレンマにいつも悩んでいます笑(機械学習ネタです)

ちなみに2023年はフジロックに最推しのアーティストが来てくれたので観に行きました!


一緒に働きたいと思う人はどんな人?

リーダーシップを発揮したいという意欲がある方だと嬉しいです。アラヤは数十年後を見据えたプロジェクトがいくつも進行している会社です。

リーディングに強みを持った方にジョインいただくことで、プロジェクトの推進スピードがアップすると考えています。そのため、周囲を巻き込みながら目標に向けて行動していける方を求めています!


Araya Inc.では一緒に働く仲間を募集しています
6 いいね!
6 いいね!
今週のランキング
Araya Inc.からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?