1
/
5

インターン生活動記録:就活生ヒアリング会を開催しました!

今回は、いつもの企業様の採用支援とは異なる活動を報告します!

現在、株式会社アトモニでは人事支援事業の他に、社会貢献活動の一環として就職活動をしている学生に向けて何かサポートできることはないかを模索しています。
その第一歩として、まずは就職活動をしている(もしくは就職活動をしていた)学生の皆さんが、どこに困っているのかヒアリングをする会を設けました!

この会には、インターン生の私と山下さんの他に、友人が合計7人にいいオフィスに来てもらい、1時間半ほどの時間で様々なお話をしました。今就活中の3年生の会、就活中の4年生の会、就活を終えた4年生の会の3回行いましたが、会ごとに特色の出るとても貴重な機会でした!

就活前、就活中、就活後の3つのフェーズに分けて、いつから就活を始めたか、就活を不安に感じる原因、就活の際にどんな媒体を使用していたか、地方で働くことを選択した理由など様々な質問をし、時には就活の相談も含めながら行いました。

会の中で出た意見には以下のようなものがありました。
特に就活生の山下さんやその同級生からは様々なものが出ましたので以下抜粋した内容を3つお伝えします!

1.就活は、使う媒体・始める時期・内定先に行くことなど、自分で決めていく必要があるところに不安を感じる。

これは4年生である私やその同級生からも多く出た意見でした。

大学では必修のキャリアの授業もあったり、希望者にはキャリアアドバイザーによる就活の相談ができたりします。また、就活のナビ媒体やエージェントなどは多く存在し就活をする上では欠かせません。
しかしながら、自分で決められないまま流されるように就活をしていると、結局何からすればいいのか分からず情報をうまく活用しきれていないと感じます。
これまでの高校・大学受験のように選択肢が限られていないからこそ、自分の意思がなければ漠然とした不安を抱えてしまうことがわかりました。


2.就活のプロからアドバイスがもらえる場所が欲しい!

大学のキャリアセンターを利用することが少ないため、就活の相談に乗ってもらうのは大学の教授や先輩・友達、家族がメインと絞られています。そのため、客観的な考えや視野の広い考えをもらえるような、就活のプロなどからのアドバイスがもらえる機会があると助かるという意見も出ました。


3.1・2年生の早めの内からキャリアについて考える機会があればよかった。

自分の将来のことをしっかり考えていたら、大学生のうちにもっと様々な挑戦ができていたのではないかという意見もありました。働き方や生き方が今後もますます多様化していくことから、就活=当たり前、就活=大学3年生からというこれまでの当たり前が変化しつつあります。だからこそ、1・2年生の内から自分のキャリアを真剣に考える習慣をつけ行動していれば、不安や後悔が少なくなったのではという意見がありました。

このようなお悩みは、一度でも自分のキャリアを考えたことがあるみなさんには当てはまるものがあるのではないでしょうか??私はほとんどが当てはまり、会の中で意見を聞くたびグサグサと響いていました(笑)


次に、様々な意見を聞く中で私が就活時を振り返った時に感じたことを3つまとめたいと思います。

1つ目は、私は就活前何も考えていなかったんだなということです。

会の中でも、就活は3年生になったから、みんながやっているから始めたという意見がありましたが、私自身も流れに乗った一人です。
そのせいか、就活を始めてから、そもそも働くとは・就活だけがすべてではないなどと悩む期間がありました。この期間は自己分析の一環ともいえますが、どんどん選考が始まっている時期でもあったためとても焦ったのを覚えています。
だからこそ、そもそも就活を始める前の段階で、働くことに対する理解をしたうえで自分の意志で就活をすることを選んでいれば、就活中に不安になったり悩んだりする頻度が減ったのかなと思っています。

就活の早期化が進んでいますが、だからこそ早いうちから自分の将来を自分で考える時間を作ることがとても重要だと感じました。


2つ目は、就活にかかわる情報を幅広く知る事の重要性です。

今回の会で話を聞いた友人の一人(大学4年生)に、一度東京の会社に内定をもらっていたけれど自分の将来を考えたときに広島で働くことを選んだという方がいました。さらに、この方は就活の時に様々な媒体を利用し、様々な業界の説明会を受けたり面接に進んだりする中で、自分のやりたいことを見つけ就活を終えました。
一方で、自分の興味のある業界に絞って就活をしている方もいます(大学4年生)。その方は、就活初期に興味のあったことが、就活をする中で変わったことから興味のある業界について1から調べることになったそうです。だからこそ、「自分がその時興味のない分野の仕事でもどうたどり着けるかが知りたかった」と言っていました。
この両名の話を聞いて、働く場所、使用する媒体、受ける業界など、就活は初期の段階で全体像を把握することがとても大切だと気付きました。

働いたことがない学生が考える働くイメージは、実際と比較してかけ離れていることが多いと思います。業界でいえば、就活時までに実際に興味のあることに関連して活動を行っているのならば別ですが、イメージだけでしか知らないことについて今自分が知っている範囲だけで業界を絞ることは、自分の可能性を狭めてしまいます。
今自分の興味に沿わなくても幅広く知ることは将来の自分の選択肢を広げるきっかけになると改めて理解できました。


3つ目は、自分ひとりで就活をせずもっと相談や共有できる人が欲しかったということです。

先ほどと似ていますが、就活中様々な情報や勧誘が飛び交う中で、自分ひとりだけで考えることは選択肢を狭めてしまったり、不安に感じてしまう可能性があると考えています。
ただ、相談をする相手が少ないのも事実です。私も就活の相談は親か大学のキャリア相談を利用するかの2択でした。しかし、その機会があったとしても価値観の違いから否定されてしまったり時間制限があったりするなどして自分の本音が言いきれないと感じる時がありました。会の中でも、今回のような、否定も肯定もせず「ただ話を聞いてくれる場所」があったのは初めてだったという意見があり印象に残っています。
就活は自分の将来にかかわることなので、就活中だけでなく就活後も不安になったりします。会では、内定者研修に行ってから働くことをリアルに感じるようになり不安になってきたり、自分で決めた就職先だけど周りの人の意見を聞いて自分の決断がよかったのか不安だという意見がありました。そのような時に、第三者に相談できる機会はとても重要なのだと皆さんと話して実感しました。


この就活会を受けて、アトモニでは今回のような相談会を定期的に実施しようと考えています!(今はまだ企画の段階のため、アクションは4月以降となる予定です。)
今後のアトモニの活動に注目し、ぜひ楽しみに待っていてください!


株式会社アトモニでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社アトモニからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?