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「習慣の力」と「人事制度」

習慣について

私たちにはそれぞれ、日々活動をしていく中で習慣として行っていることがあります。例えば、

  • 靴紐は右足から結ぶ
  • 困ったことがあったらすぐに誰かに相談する
  • 課題は即座にGitHub Projectsでissue化する
  • vimで定期的に「:w」をタイプする

このような自分の持っている習慣を理解することは、自らの行動を振り返ったり自らのポジションを理解する上でとても有効です。

人事としてはそれぞれのメンバーがどのような習慣を持っているかを発見できるように、サポートしていこうと思っています。

1on1と習慣化

1on1について

現在、DS事業部ではマネージャーまたは上長による隔週の1on1を行っています。また今後、人事による定期面談もはじまっていきます。

1on1はある程度の時間を要するため、メンバーによっては面倒くさく厄介で無駄なものというように感じることもあります。

また、いくら効果について説明されたところで、意義を体感できなければやはりそれは面倒くさくて厄介で無駄なものになってしまいます。

そこで、人事としてまずは行う理由を組織としてしっかりと説明することが必要だと考えています。実施した1on1を効果的に使い、各メンバーに実施している意義を体感してもらえることを重視して行っています。


1on1とリモートワーク

DS事業部では基本的にリモートワークを採用していて、全員が別々の場所で業務を行っています。このリモートワークは、便利な反面「孤独になりやすい」という側面を持っています。

普段通り、いつも通りに働いていたメンバーでも、些細なことをきっかけとして瞬間的に孤立することがあります。

そして、それに周囲のメンバーが気がつかない、という場合も多々起こり得ます。

その状態が長期間継続してしまうと、組織やチーム、メンバーとの間には取り返しがつかない状況がつくられてしまい、そのまま退職に繋がることもあります。

そのような変化に気がつくためにも定期的な1on1を行うことは必須で、これができなければリモートワークはかなり難しいものになります。


1on1を習慣化させる

ここで大切なのは、ちゃんと定期的に1on1を行い、それを習慣として定着させることです。

1on1の実施は、実施される側もそうですが実施する側にも心理的な負荷が生じます。

この心理的な負荷によって、業務が忙しい時には「今回はスキップしてしまおうかな」という誘惑が発生しがちです。

しかし、頑張って実施して習慣化させることによって、実施における心理的な負荷は大きく減少します。

誘惑を振り払って定期的に行っていくことはなかなか難しい場合もありますが、人事としては色々とサポートを行って、習慣に定着させることを促しています。

みんなの習慣について

良い習慣を身に付けていくためには、そもそも自分がどういった習慣を持っているのかを知ることが重要です。そこで、DS事業部のみんなはどんな習慣を持っているのか、を聞いてみました。

考え事をしているときはストレス解消ボールを握ってる。
それまでは指をポキポキ鳴らす癖があったが、ボールを握るようになって指を鳴らさなくなった。
(エンジニア)
- エレベーターの中の匂いが好きで、一人だとめっちゃ嗅いでしまう
    (N2iの入っているビルのエレベーターの匂いも大好き)。
- 学んだことを家族に片っ端から聞いてもらってアウトプットする(たぶん迷惑がっている)。
- 考えていることを絵にしてまとめる(日数がたつと自分でも何を描いたのかよくわからなくなる)。
(採用広報)
- エスカレーターはなるべく使わない
- 仕事前にはコーヒーを必ず入れる
- ターミナルで作業するときとりあえず clear コマンドを実行する
(エンジニア)
1日1回はTDR公式サイトの新着情報を見る(QA)
量販店に行くと買う必要が無くてもどういう商品を売っているかをチェックして回る。(エンジニア)
寝る前に移植した腎臓を触る。寝転がると位置がなんとなく分かるので。(採用)
- 靴紐を結ぶ時に必ず右側から行う。
- 階段の4段目は踏まない。
- 仕事前には必ずコーヒーをいれる。
- コンビニにいくとグミを買ってしまう。
- ブラウザを開くととりあえず「X」に移動してしまう。
- vimでテキストを書いたら流れで「:w」をタイプしてしまう。
(エンジニア)
仕事始める前にコーヒーいれる(エンジニア)
- 仕事前に必ずコーヒー入れる(出社する時は買う)
- 仕事前に必ず一服する
(PM)
毎朝起きたらたくさん水を飲むようにしている。
水分補給のためと眼が覚めるから、一日の始まりとしてやっている。(エンジニア)

まとめ

今回は、DS事業部の人事制度について、習慣の力を用いるという観点からご紹介しました。

今後も、DS事業部の人事制度や社内の雰囲気をお伝えしていきたいと思います。お楽しみに!


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