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外食産業の海外事業部の立ち上げを経て培った"マネジメント"に対する考えとは?

スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。

今回は2023年11月に、【サポート付きサテライトオフィスINCLU】のエリア責任者として入社しされた天野さんのお話です!発展途上国を商圏とした外食産業の海外事業部で様々な経験をされてきた天野さんがスタートラインに転職した背景と、マネジメントラインとして大切にしていることとは・・・。

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出身:東京都
趣味:音楽鑑賞
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----------本日は改めて、天野さんのことについていろいろと伺っていきたいと思います!まずは前職までのキャリアについてですが、海外ビジネスに携わっていらっしゃったと聞いております。もともと興味をお持ちだったのですか?

 海外旅行が好きでしたし、いつか仕事もしてみたいと考えていましたが、バンコクのレストランで働いたことをきっかけに、東南アジアのビジネスに具体的に興味を持つようになりました。例えば、「発展途上のフェーズだからこそ溢れているエネルギッシュな雰囲気」であったり、「経済が成り上がっていく様や明るさ」であったり、「人と人が支え合って生きている様子(昭和の日本のような雰囲気)」がとても刺激的で好きでした。

 前職では、日本ではある程度名が知れている外食チェーンのベトナム開発事業を担当していました。当時ベトナムに2店舗目を出すタイミングだったのですが、1店舗目は思うような結果が出ていなかったため、その立て直しに参画していく感じです。振り返ってみると、ブランドそのものを日本から輸出をしたままローカライズ出来ていなかったことが要因でした。日本と海外では接客に求めるクオリティや、スタッフの仕事に対する価値観などに違いがあるのですが、順応出来ていなかったんです。


----------日本で受け入れられている考えが、海外では当たり前ではないという事ですね。そこからどのように立て直しを図ったのですか?

 管掌範囲としてはサービス部門からマーケティング部門まで幅広く担当していました。現地の社員とコミュニケーションをとって、お店の運営を下支えしていくような立ち位置です。現地での消費者ニーズの調査や分析を行い、日本とはまったく違う商品企画や価格設定をしたり。現地スタッフの育成を通じて日本の丁寧さやおもてなしの文化を組織に浸透させていくようなことをしていました。コロナ禍ということもあり厳しい環境下でしたが、黒字化を実現する=顧客に選ばれ続れる、そのために何が大切なのかという意識で何でもやっていました。



家族との時間を確保しながら、新しいチャレンジができる環境へ転職

----------とても精力的に活躍されていらっしゃる様子が目に浮かぶのですが、なぜ転職を検討されたのでしょうか?

 前職でも大きなやりがいを感じていましたし、今すぐに転職したい!とは考えていませんでした。ただ、海外事業部という事もあり出張も多く、日本に住む家族と過ごす時間は限られた働き方だったため、見直せたら良いなとは考えていました。あとは、何か新しいことにチャレンジするとしたらそろそろ最後のタイミングかな~とも思っていて、何気なく転職サイトを見ていた時にスタートラインを発見しました。


----------当時、スタートラインの情報を見たときはどんな印象を持ちましたか?

 20代のころに福祉業界で働いた経験があるため、事業内容に興味はありました。ただ、漠然と興味を持っていただけで、具体的な内容については選考プロセスで理解を深めていきました。仕事内容については、例えば、今回打診を受けたマネジメントラインのポジションについては、部長から現状の組織の課題や求めている人物像など親身にお話があり、市場の状況などは良く分からないままでしたが、距離感の近さがとても好印象で、コミュニケーションをとっていく中で入社意思が固まっていきました。

 

----------ありがとうございます。天野さんがマネジメントラインとして意識されていることについて教えていただけますか?

 私自身は、調子の良い性格で胡散臭い性格だと自負しています笑。あと、独特な組織の動かし方をするタイプだと感じています。基本的には人を否定しない。肯定しながら組織を動かしていく事を大切にしています。海外人材のマネジメントでは、チームスタッフに対して"怒ること"はタブーとされているんですよね。怒ったりすると逆切れされたりします。そのような価値観の組織のマネジメントを経験してきたからこそだと思うのですが、"足並みをそろえて、いろんな歩き方をしましょうよ"というようなタイプですね。

人が成長するチャンスを様々な形で提供し続ける、心理的安全性が高い組織を作る

----------おそらく、どんな仕事にも最適解(に近いこと)はあるかと思うのですが、それとのギャップを指摘するのではなくて、そこに向かうまでの皆さんのやり方を尊重して、バックアップをしていくようなイメージでしょうか。

 そうですね。自分の中で答えを持つようにしてはいます。(間違えていることもしょっちゅうありますが・・・)、ただ、自分と同じように同じようにゴールへの向かい方を考えたメンバーもいれば、まったく異なる向かい方を考えたメンバーもいたりする。それぞれが正しい、正しくないという事ではなくて、それぞれにその人の個別性や魅力があると思っています。

 過去、自分とはまったく真逆のタイプの上司がいました。いわゆる、何事も上司が決めたやり方で実行していくスタイルですが、その人の組織の方が、単発的な結果は早いんだろうなと思います。一方で、長い目で見た時に組織が育っていかないとも思います。時には引っ張っていく必要がある局面もあるとは思いますが、課題に対してどのように向き合っていくか、自分自身で考えて実行できる、周囲がそのことそのものを尊重する組織の方が長い目で見た時に強くなっていくんですよね。



----------私たちの仕事は人と関わる=正解が無い課題に直面するからこそ、大切な考えですね。

 人それぞれが多様な角度の成長パターンを持っていて、それぞれの成長曲線を尊重して接することを大切にしています。そこを統一化してしまうと、温かみが無い気がするんですよね。スタートラインは事業会社でありビジネスであるという側面を大事にしつつも、少し遠回りになるかもしれませんが、チームのメンバーには様々な成長機会やパターンを用意していきたいと考えています。


----------天野さんがチームメンバーを尊重し続ける上での、素敵な考えですね。

 働くのって、大変じゃないですか。生きる上で重要な要素ではあるものの、毎日が働きたい日々に溢れているかというとそうでもないこともあると思います。プライベートを充実させたい瞬間があれば、もう少し休みたいタイミングがあったり、など。そんな人の様々な側面を否定しない上司でありたいと思っています。その上でミッションに向かって機能するような心理的安全性の高いチームを皆さんと一緒に作っていきたいと思います。





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