及川 大智
顔向き・顔の大きさ変化に強い顔追跡
単眼Webカメラを用いて、撮影した人物の顔を追跡し続ける動画像処理です。顔が真横、真上などになっても顔の追跡が可能です。画像中から顔がなくなったら検出枠はなくなります。フレームレートは24fpsで、精度が94パーセント程です。 特徴には色ヒストグラム、探索手法には人工知能(本手法では、最適解探索手法の遺伝的アルゴリズム)を用いています。動画像処理で最適解探索手法を応用している研究者は少ないかと思います。私の研究では追跡対象を顔としていますが、アピアランス(見え)変化のある物体を追跡対象とすることができます。