ホテル経営 売上増加PJ
ホテルの経営、特に売上増加にフォーカスを当ててPJを行った。 現状分析から問題点を抽出し、今改善すべき点を経営からの視点、クライアント(宿泊客)からの視点それぞれから考慮しQCDを考えた時にベストな改善点を提言した。 (当時PJ対象のホテルの問題点でQCDの観点からベストな改善点が外国人のクライアントに対する対応であると判断した。) そのことを経営者会議にて提言し、PMとなったが最初はPJが上手く回らず苦戦するも、PMO(project management office )の概念と出会い全社共通意識を持たせることを目的とし社員全員に対して地道な作業ではあるが1人1人に対し理解をしてもらい行動してもらった。最終的にはERP(Enterprise Resource Planning)を導入するところまで行いたかったが時間の制約もあり断念した。 (外国人の対応の1番の問題点は、外国人のインバウンドがかなり増加しているのに、それに反して英語を話せないスタッフが8割いたことであり、グループ全体でも75%の社員が母国語のみしか話せなかった) 具体的内容としては、シフト制であったためその組み方から改善(空いている人を適当に振り分けるのではなく、なるべく英語に対応できる人と一緒に仕事するシフトを組む方法)、ホテルコンシェルジェとしてワンランク上のサービスの提供(ガイドにはないスポット紹介)、英語が話せないスタッフのためのコミュニケーションツール(マッピングなど)を行った。 グループ全体にまで自らのPJを浸透させることはできなかったが、結果的にPJを行った支店では外国人が泊まりたいホテルのエリアランクを圏外からTOP3まで持ち上げた。